隆起性病変 粘膜下腫瘍 2014年09月03日 | 胃X線読影 粘膜下腫瘍と上皮性腫瘍の違いをちょっとわかりやすくした絵なのですが、 文字どおり粘膜下腫瘍は粘膜の下からできた腫瘍のため、粘膜自体は正常であり、隆起の境界は正面像ではぼけてみえます。粘膜下腫瘍に多いのは、山田のⅠ型です。 一方、上皮性腫瘍ですが、のちほど提示しますが、これは名前のとおり上皮からできている腫瘍であり、粘膜の異常として現れるため、隆起の境界をしっかり追うことができます。山田の分類で言うと、ⅡからⅣ型にあてはまります。