スコとyuwataの部屋

スコティッシュフォールドのスコとyuwataのブログです。

官能小説

2018年12月05日 08時38分35秒 | 書籍

を2冊読んでみた。

 

 

エロい。

 

 

 

松坂桃李主演の映画化された原作である。

映画の方はまだ観ていない。

性癖というものは誰も持っているものである。

私にも固有のものがある。

生まれて備わっているものなので、これはどうしようもない。

ロリコンはダメよ。

下手に隠しておくと、犯罪の温床になる。

インドなどはそれを発散する場が無いので、レイプなどが頻発している。

日本はそれ緩衝地帯があってまだいいのではないだろうか?

すべてを封印、抹殺することは出来ない。

結婚というものが少なくなった現代では尚更である。


震える牛

2018年12月04日 06時43分15秒 | 書籍

 

 

これは以前wowowドラマで観た。

二人の殺人事件の未解決事件捜査が主である。

BSE(狂牛病)が殺人に絡んでいるが、

背景には、アメリカの要求に屈し、昭和48年に施行された大規模小売店舗立地法

による大手スーパー、家電量販店等の台頭、それらによる地方商店街の疲弊(日本全国、本町通りはシャッター通りになる)

を孕(はら)み、その現状、問題を切実に訴えかけている。

その実態で家族財産をも失った方もいるだろう?

昔は良かった。

今より不便で貧しかったが、人々が活き活きと暮らしていた。

少ないながらもお金を稼ぎ、幸いのある生活を送っていたと思う。

便利になればなるほど人間の心、モラルはすさむ。

を儲けることが主流になってしまった今であることは間違いはない。

食生活の素材は安ければ安いほど売れる。

しかし、食材、出来物に何をされているかもわからないのが現状だ。

病気になればなったで医者、薬屋が儲かる。

自分自身が生きる源である食生活は、本当に大切にしなければならないと思った。


怒り

2018年12月02日 06時45分11秒 | 書籍

 

これは映画で一度観ている。

考えさせられる映画である。

坂本龍一のこの作品の映画音楽はamazonでダウンロードし、今まで何度も聴いている。

当然のことながら、原作(小説)は映画では語られないことや詳細が克明に伺える。

逆に映画でしか表現できないこともあるのは事実だ。

映画先観てると、登場人物(役者)や風景が脳裏から離れられずに、簡単に目に浮かぶことや、

逆にそれが先入観になって障害になることもある。

まあ、退院したらまたこの映画を観てみよう。

今度は音楽とリンクするかもしれない。

 

人類は何千年もの間、この『怒り』の感情に支配されてきた。

この『怒り』の無い人生を送りたいが、そうは簡単には出来ない。

今の人類が滅亡し、新しい生き物が現れない限り、払拭は出来ないと思う。

他人から受ける『怒り』や、自分に対しての『怒り』。

それは『人間の幸せ』とは表裏一体のものである。

信頼』が失われた時にそれは最大限の表情を表してしまう。

出来れば、それに遭遇したくはないが、自分の理性適切な判断力でそれを制御するしかない。

それが実状である・・・・。


ダンス・ダンス・ダンス

2018年11月28日 18時43分54秒 | 書籍

ご存知、村上春樹2,099ページにも及ぶ長編小説である。

昨日、今日の2日かけて電子書籍(iPhone)で読んだ。

片手でペラペラこりゃ便利。

単行本の字も良く見えない。(老眼)(笑)

読んでいるとのめり込んで、読むのを休んでいても、

時間が経たない内に、また読まずにはいられなくなる。

村上春樹の魅力であろうか?

村上春樹の文章は句読点が適切で、難しい内容もあるがメルヘンチックで読みやすい。

自分の持っている共感できる心情をハイセンスな文章で表現してくれる。

お馴染み、今回はロックミュージック蘊蓄(うんちく)が炸裂する。 

 

風の歌を聴け』『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』と

主人公が一緒で、考えてみたら名前がない。

それらはその前、この前の入院時とその後に読んだ。

本書は完結編と言ってもいい。

資本主義の高度発展への社会批判、主人公の空虚感孤独感とつかみようのないが表現されている。

 

 

 

1Q84(以前単行本を買ったが、読まないうちに無くなった)も読みたいのだが、電子書籍は英訳しかない。

映画はちょっと観る勇気がないので、また読書で入院の暇をつぶすしかない。


車輪の上

2018年10月11日 17時38分59秒 | 書籍

 

僕も2級の障害者手帳を持っている障害者である。

バスに乗ると半額になる。(手帳を見せると)

先天性の障害を持っている乙武氏は何故あんなにバイタリティーがあるのか?

以前から不思議に思っていた。

僕にはとても出来ない。

この本を読む前に彼の著書『自分を愛する力』を読んでみた。

どうやら本当に彼は、自分の障害についてネガティブな思いがないのだ。

何1つ辛くはなかったという背景には、自分の性格もあるのだが、

親から与えられた多大な愛、育んできたがある。

揺るぎない自己肯定感があったと記している。

愛されてる自己肯定感

自分を否定する自分がとても恥ずかしいと思った。


小児麻痺で脚が動かせない、車椅子で生活をしている青年『シゲノブ』(源氏名)。

彼は『ホスト』という職業の中で、自分自身を更に強く成長させる。

LGBT問題にも深くふれている。

障害者健常者にはなれないが、健常者障害者になってしまうことがある。

その視点を少しでも観て欲しい。

それと、障害があろうとなかろうと誰しもなんらかの壁にぶち当たる時が必ず来る。

そんな時少しでも、さりげなく手を貸す余裕のある人になりたい。

そんな人になりたいな。


『国境の南、太陽の西』

2018年10月09日 07時27分40秒 | 書籍

ダンス・ダンス・ダンス』をサンプルで読んでいたが、長そうだったので・・・・。

この本を読むには今の僕には酷すぎた・・・・が、数時間で読んでしまった。

ノルウェイの森』に少し近い作品。


人間は皆不完全な状態で生まれ、育つ。

様々なことを学習し、喜怒哀楽し、日々暮らしながら成長をしている。

恋愛もそうであるが、その人と人との相性などは幼少期で決まることもある。(生まれ持ったもの)

一生のうちに自分に合った相手はそういるわけではない。

その人と一緒にいられるとしても、長くは続かない恋愛もある。

当然、人を幸せにしてくれる愛もあるし、

人を傷け、痛めつける愛もある。

自分一人ではたもてないもの。

永遠に続く幸せを感ずる愛を想像したい。

愛は様々な色彩を持っている。

だから人間を幸せな気持ちにさせ、不安、苦悩させ、そして成長させるのだと思う。

 

 

例の如く、様々な音楽、車の、彼の知識が垣間見れる。


コーヒーが冷めないうちに

2018年09月29日 16時13分32秒 | 書籍

僕はコーヒーがとても好きである。

また美味い熱いコーヒーの飲める季節になった。

僕も冷めたコーヒーは嫌である。

だが、いつもコーヒーを入れて熱いうちに飲もうとするが、

知らないうちに冷めたコーヒーを飲んでいる。

休憩中と言うことではなく、何か熱中している時に飲んでることが多いからだと思う。

仕事が一区切りついた時が多いが、またきっと何かに集中するのだろう?

だからいつも冷めたコーヒーを飲むことが多い。

 

これiPhoneブックで買った。

最初にこれが出てたからだ。

映画になっているのをようつべでチラッと見ていて、題名はわかっていた。

前のアンドロイドと同じで、老眼が始まった僕には文章が非常に読み易い。

字が大きく出来るし、バックの色も変えられる。

なにせ、片手で操作出来るのが一番使い易く、幸いである。

 

まだ2話しか読んでないが、ようつべの映画の内容も再度見たので、古臭い喫茶店で展開される物語は予想がついた。

1話は恋人同士の話だが、確かに納得した。

涙した。

2話は『夫婦

僕は本当の夫婦に憧れる。

涙した。

後の2話が楽しみである。

尚、映画の方は多少脚色してあるそうである。 

 

 

 

あの日に戻れたら、貴方は誰に会いに行きますか?


スケッチ

2018年06月07日 17時45分04秒 | 書籍

小説ではないし、エッセイでもない。

彼のスケッチなのだ。

しかしこれは、彼の小説には欠かせない肥やしなのだとわかる。

彼の知人の話、知人から聞いた話なのだが、これも小説とは違い、肩の力が抜けて読める。

 長編小説『羊をめぐる冒険』の後で読んだ。

 


ピアノ

2018年03月30日 06時26分05秒 | 書籍

僕は『Let it be』と『Imagine』が弾けたくらい。

後、ツェぺッリンの『All My Love』のシンセソロ。

いくつか他の曲もコピーしてみたが、もう弾けないし、忘れた。

楽譜は読めない。

でも、弾くピアノに憧れる。

でも、聴くピアノも好きである。

あの音色がたまらない。

僕が好きなのは、坂本龍一をはじめ、キース・ジャレットハービー・ハンコックなど・・・・

最近はクラシックピアノも聴いている。

その演奏も、ピアノの音の素晴らしさも言うまでもない。

 

 

これはピアノの調律師の物語である。

調律は原点であるとともに、楽器として一番重要なもの。

ギターもチューニングには気を遣う。

この小説には、女子高校生の双子のピア二ストが出てくるが、

僕の子供の双子にもピアノを習わせていた。

ピアノ教室の演奏会にも良く行った。

楽しみだった。(親バカ)

今は弾いているだろうか?

調律師は確かに半年に1回は来てくれた。

その頃は何とも思はなかったのが、僕の無知であったのだろう?

 

ピアノの音を追及することは、彼(主人公)にとって森に入り、森の音を聴くことである。

 

 

ここで蘊蓄(うんちく)を一つ。

ベートーベンの『月光、第一楽章』は当初チェンバロ(ピアノの前身)の曲だった。

第二楽章から八十八鍵のピアノになったらしい。


意味がなければスイングはない

2018年03月27日 14時30分41秒 | 書籍

「言い訳するのではないが、音楽を文章のかたちにするのは、容易なことではない・・・・」

 

 

村上春樹の小説を読んでいると、必ずと言っていいほど、あらゆる音楽の話が出てくる。

このエッセイを読んで納得した。

ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンからシューベルト

ジャズのシダー・ウォルトンスタン・ゲッツウィントン・マルサリス

クラシックピアニストのゼルキンルービンシュタイン

はたまたブルース・スプリングスティーンからスガシカオ・・・・そしてウディー・ガスリー

多種多才にわたる。

音楽に対しても、膨大な知識と理解力を持っている。

そのすべてを鋭い考察力で分解し、咀嚼をし、再構成して自分なりの彼らの音楽の概念をたたき出している。

一言で感嘆である。

 

僕はビーチボーイズブルース・スプリングスティーンスガシカオは聴かないが、

彼の音楽評論には説得力がある。

 

 

演奏:レイフ・オヴェ・アンスネス



ああ、スマホがあると、エッセイに出てくるミュージシャンの音楽が、その場で瞬時に聴けるのもいい。


コンビ二人間

2016年10月19日 08時40分22秒 | 書籍

芥川賞というと、お堅い糞真面目な文章の作品を想像するが、

この作品はそうでもない。

2時間くらいで、すらすら読めた。

 

日常使っているコンビ二エンス・ストアーは、もはや僕たちにはなくてはならない存在である。

だから、僕たちも何気なく良く見ている。

コンビニの従業員側だったら尚更なのは、言うほどでもない。

 

ここがあれば、最悪一人でも食っていける。(お金があればね)

そこにしか生きれない人間・・・・・・。

販売する側も購入する側も、そうなのかもしれない。

 

 

 

 

 

 【コンビ二あるある

お母さんと小学校2年生くらいの息子がコンビニを訪れていた。

お母さんはちょっとトイレに行きたくなり、正面窓際の端にあるトイレに入った。

息子はトイレの前で待っていた。

丁度、そこには子供に見せたくない、いかがわしい本がたくさん置いてある。

息子は暇なので当然見てしまう。

お母さんがトイレから出てきた。

お母さん、なかだしって何?


Kindle Unlimited

2016年08月05日 07時42分12秒 | 書籍

Amazonキンドルがとりあえず10万冊の書籍を月額¥980のサービスを出した。

それに入れば、30日間は無料である。

しかし、だっまっていると継続されちゃうぞ。

その時点で解約が必要だ。

僕もいくつか入っているが、この手のサービスはみんなそうである。

解約をしにくくする。

 

僕は本を読む・・・・・。ヾ(´ε `;)ゝ

 

床屋へ行った時にひろやからこの書籍を薦められた。

探したら、このサービスであった。

面白そうだ。

僕たちは、今まで間違った歴史を学ばされて来たのではないだろうか?

最近特にそう思ってる。

 

 

最低、月に1冊は本を読もう。


寓話

2016年03月01日 11時50分26秒 | 書籍

 

 

この人の書く小説ってストレートすぎるんだよなぁ?

もうちょっと一捻りも二捻りもあった方がいいと思う。

まぁ、捻りがあったから寓話になったのか?

理解出来ない人に読ませようという魂胆は解るんだけれども・・・・

今のこの国じゃ敵をつくるだけ。

理解してる人にはちょっとだなぁ?

皮肉たっぷりで失笑・・・・。

ただ、メディアは取り上げないだろうなぁ〜?・・・とくに朝日とかは。(o^-^o) ウフッ

 

ネコカエル食うかなぁ?