午前中に何気なくBSを見てみたら、3チャンネルでスイスの時計師のドキュメンタリーをやっていた。
観ているうちに自分はのめり込んでいた。
1980年代に日本のクオーツ時計にやられ、瀕死の状態になったスイス時計。
しかし、また機械時計の魅力が見直されスイス時計は巻き返した。
今まで全く腕時計には興味が無かった自分。
携帯電話が出てからはなおさらだった。
時間が解ればいいという存在。
しかし、この番組を観ているうちに時計の魅力を理解してきた。
『直径30mmの小宇宙』と言わせるほど、緻密で繊細でなおかつ頑丈な腕時計。
とても夢がある。
これは前の結婚(次の結婚はまだしていないが・・・・( ̄▽ ̄))10年の祝いにペアで買った『Tag Heuer』である。
番組を観終わった後、寝室の机の上のペン立ての中から引っ張り出してきた。
本来、利き腕が右だと左腕に付けるが、付けにくいので右腕に付けた。
確かにいい時計をすると、少しリッチな気分にさせてくれる。

この時計がだんだん愛おしくなってきた。
見てみると、約4、5年出してなかったが、時は1分と狂ってなかった。
僕はもう左手には付けられない。
番組でも言っていたが、僕が死んでも生き続けるこの時計。
買った時の本来の意味は無くなってしまったが、時を刻み続けるこの時計を大事に使おう。
もし次の結婚が出来て生きていたなら、10年目の結婚記念に新しいペアの時計を買うつもりだ。
うん、ささやかな目標が出来た・・・・・(#^.^#)