これはフィクションか?とも思わせる、あの『廃用身』と同じ医師作家の力作である。
一気にこれも読んでしまった。
これから更に爆発的に増える高齢化社会問題、医療裁判、尊厳死問題を投げかける内容である。
私は何故か厚労省幹部・佐久間の考え方、方法を応援してしまった。
自分は超高齢者にも体力的に及ばぬ障害者である。
障害者の前も嫌いであった自分、そして老人以下の機能の自分を抹殺したいからである。
それは、この社会ではもちろん危険な信念、考え方である。
で、あるべきからでこそ本気で考えるべきではなかろうか?
ただ、最後の佐久間の扱いに恐怖を覚える。
あそこまですることはないのでは・・・・・
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