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プロ野球選手会が不可解

2012年07月21日 11時58分19秒 | 日記

 WBC、選手会が不参加表明…。

この決定がよく分からない。

 そして、各ニュースの解説も今一つ歯切れが悪い。

日本プロ野球の将来の為という趣旨で、その配分、スポンサーとかについて、

選手会は難色、そして不参加と決めたようだが・・・。


 ほぼ毎日、メジャーリーグをテレビ観戦している者として、

メジャー側との調整はまだまだ可能だと思う。

 そして、敢えて苦言を呈すれば、、、日本のプロ野球選手のレベルは、

そこまで言える段階には、ない・・・と。


 毎日メジャーを見ているが故に、言えることがある。

メジャーの試合を見た後、日本のプロ野球を見ると、まるで高校野球の試合なのだ。


 これまでWBCで2連覇しているが、これが本当の実力だとでも思っているのだろうか・・・。

それは、おごり以外なにものでもない。

もし機会があれば、日本シリーズで優勝したチームを

次の年、メジャーリーグにそっくり持っていって戦ってみたらいい。

 そういうことは不可能なので、決定的なことは言えないが、

野球は、長くやることが実力、魅力を証明できる大きな術なのだ。

 短期間なら、投手数人で乗り切れる。勢いでも勝てる・・・。

ところが、一年連戦をすれば、実力の差が歴然としてくる。

独立リーグ、ルーキーリーグから3Aまでの下部組織、

そして、外国人制限のない選手構成。

カナダ、オランダ、イタリア、オーストラリア、、、、選手たちは這い上がってくる。

実力の世界なのだ。ちやほやされて、人気だけでオールスターに出ることが出来る日本とは大違いなのだ。




 そして、この会見を選手会会長の新井選手が説明するのもなんとなく皮肉な気がしている・・・。

私は元タイガースファンなのだが、これほど打撃の穴が大きい選手は珍しい。

いまだにタイガースの主軸を張っている事実、、、元、とはいえ、一度は好きだった球団、

悪口になるが、ひどすぎる・・・。何故こんな選手が、選手会の会長なんだ・・・。

 もしかしたら、日本プロ野球のひずみが、こういうところにも現れているのかもしれない。




 大局で見れば、『野球』というスポーツは、『サッカー』と較べて、極めてマイナーなスポーツだ。

まだまだ、世界に広げていかないとオリンピック競技にもなれず、世界大会も名ばかりになる。

野球という競技を広げていく、そうすることこそ将来の野球の為ではないのだろうか。

 今回の選手会の意見は、あまりにも夢がない、、、。そして、狭隘なモノの見方すぎる。

年俸の高騰や一部球団の裏金問題、女性問題等々、不祥事のことに言及せず、

野球を愛する子供たちのことを本当に考えているのか、

甚だ、疑問が残る不参加表明だ。

 もう少し謙虚さを持って、足元を見つめてほしいと思う。