づれづれ気儘日記です

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医学の進歩? その2

2014年05月20日 09時18分28秒 | 日記

 この数カ月、お母ちゃんが腰痛で苦しんでいる。

整形外科を3カ所変えて、いいと思った今の病院に通院している。

診察によると、第3だか4だかの2カ所の腰椎すべり症、ということらしい。

とはいっても、毎回の治療、リハビリは、電気治療と腰のけん引、

それと理学療法士のマッサージ。

 しかし、一向に良くならない。

それどころか、数週間前、たまらない痛さで、

とうとう別の整骨院で整体をしてもらった。

 最初は、昔から行っていた鍼灸院に行こうとしたのだが、

その鍼灸院、いまや有名になり過ぎたのか、予約制になっていて、

その日には診療ができないと言われて、

仕方なくはじめての整骨院に飛び込んだらしい。

そこの治療で、そこそこ痛みが和らいで、数日間その整骨院に通って、

その痛みからは解放された。


 そして、そのあと、整形外科に行って、そのことを言うと、

今度はMRIを撮ってみようということになって、先週撮ったようだ。

診察は先なので、結果はどういう風になるのかはわからないのだが、

ネットで見ると、

MRIでの診察で、腰痛は改善しない、という内容のものが出ていた。

う~~ん、医者も信用できんのかな~~。


 それから、どうも腰痛持ちの人は、

整形外科と整骨院か鍼灸院を掛け持ちで使っている人が多いらしい。

整形外科ではほとんどけん引が主。

で、痛みがひどいと、整骨院で整体、そうか鍼治療を受けてしのぐ。

それが腰痛持ちの人の対処法のようだ。なんという効率の悪さだろう。



 そこで思い出したのが、3月に観たテレビ。

録画して、消さずにいたので再度見てみた。

紹介されていたのは、AKA博田法という施術。

腰痛の痛みの多くは、仙腸関節を動かしてあげると治療できる、ということらしい。

テレビで見た内容があまりにも衝撃的だったので、消さずにおいたのが良かった。

・・・消していたら、きっと名前も忘れ去っていたと思う・・・


 というわけで、大阪でその施術を受けられる整形外科医院をネットで探して、

電話をしてみた。

(どういう訳か、大阪の北部には全くなくて、すべて南部のみ。
 うちは北部なので、距離的には随分遠いのだが・・・。
 ・・・そんなこと言っておられない。)

 すると、土曜日にしか行けないこともあって、予約は出来たのだが、

な、な、なんと半年も先・・・・・。11月の下旬の予約がなんとかとれた。


 そんな混み具合でも、腰痛に悩んでいる人からすると、藁をもすがる様な思いで、

きっと予約を入れているんだろうと思う。



 ただ、そんな状況で思ったのは、

なんでその治療法がもっと広がらないんだろうか、ということ。

 技術的にかなり難しい施術だというのは、テレビに出ていた先生が

『もう20年以上やっていますが、まだまだです・・・。』といっていたので、

きっとそうなんだろう、と思うのだが、

もしその施術で『仙腸関節』の動きをよく出来て、腰痛が治るのであれば、

もっとすそ野を広げて、世に広げられないのだろうか、と。

 30年程前に始められた施術なので、

これからもっともっと広がっていくのかもしれないが、

これまでの広まり方が、なんとなく不十分な気がしてならない・・・。

もしかして、何か問題のある施術なのだろうか、と変に詮索してしまうし・・・。

医学の進歩、って一体何なんだろう。



 とはいえ、半年後、この施術を受けて腰痛が良くなったら、

これ以上の喜びはない。首を長~くしてその日を待つしかない。




医学の進歩?

2014年05月20日 08時37分33秒 | 日記

 息子のお嫁さん、もう妊娠7カ月に入った。

あと3カ月ほどで初孫の誕生とあいなる・・・・・。


 このあいだの母の日、4人で昼食を食べたとき、

おなかの中の子の4Dエコーの写真を見せてもらった。
・・・写真で見るのだから、『4D』というのはおかしいのかもしれないが・・・

 最近のエコーの写真はすごいものだと感心した。

顔の表情とか、何をしているのか、とかがクッキリとよく分かる。

息子夫婦は、結構それで盛り上がっているようなのだが、

実際はた目で見れば、そんなに感動的なものでもない・・・。
(って、ジジィになる者が言うことでもないかもしれないが^^)

しかし、冷たい目で突き放すわけにもいかず、

『最近の医学は進歩してるなぁ。』と話の流れに合わせた。


 すでに女の子と分かっているので、

今は名前を考えるのに必死の息子。

食事をしながら、あーでもない、こうでもない、といろんな候補とその理由を話していた。

こっちも将来呼ぶ名前でもあるし、真剣に聞いてあげていたのだが、

二人の様子を見ていると、最終的にはお嫁さんの選択した名前で決定しそうな気がした。

なんとなく・・・。まぁ、それはそれでいいと思う。

ただ、キラキラネームには絶対しない、という言葉を聞いて、

それだけでジジババは、安心している。


 今の出産事情は、昔と比べて大きく変わっているようだ。

昔の経験なんて、ほとんど参考にもならないので、

こっちから口を出すことはなくなっている。

立ち会い出産だとか、無痛分娩だとか、おむつも今は布ではないし、

オンブひもの違いやチャイルドシート、、、、。

30年前とは隔世の感がある。


とはいえ、子育てという意味では、相変わらず人間の成長上、

変わらないことも多い。

出産、育児の技術的なことには口出しせず、なにかあった時に話をしてあげればいいと、

老夫婦は二人で話し合っている。



 ・・・この世に自分とつながりのある人間が生まれてくる。

それもそんなに責任を持たずに済む存在・・・。だから、余計に可愛い、と思うようだな。

果たしてご多分に洩れず、我が家もそうなるのだろうか・・・。

今の処、うちにはかわいい愛犬たちが居て、この上なく愛おしい。

・・・この愛おしさを超えることは、まずない、と思っているのだが。


 と言いながら、

この週末は、赤ちゃん用品を息子夫婦と共に買い揃えに行く予定になっている。

お母ちゃんは、ネットでどんなものがあるのか、結構一生懸命に見ていた。

・・・こういう時、じじぃはあまりすることがないような気がしている・・・


     

         




溢れる生命力

2014年05月09日 09時48分26秒 | 日記

 風薫る五月。

木々は日に日に緑を色濃くし、いろんな花が咲き乱れ、

毎日散歩していても、昨日との違いが分かるくらい、植物の成長を実感する。


 生命力の凄さを感じると、ちょっと我が身の弱々しさをかえりみて、

自然の力に圧倒されて、つぶれてしまいそうになる。

 所詮人間の成長力なんてこの時季の自然の成長にかなうはずもない、

と冷静になって考えれば分かることなんだが、若干ネガティブになる自分が居る・・・。

五月病は、こんな感じで陥るのかもしれない。・・・などと、散歩しながら思っている。


 とはいえ、この時季の散歩は、身体も気持ちも自然に全面的にゆだねていると、

思いっ切り、気持ちがよくて、快適なのだ。

木々の緑がまるで輝いているかのようで、そして青い空に揺れている光景。

借景のお庭や路傍の空き地、花壇にはいろんな花が咲いている。

気分は、そんな景色の中で軽~くなっていく。

          

     

          

     

          

     

          

     


 そして、うちの庭にある実のなる木々たち。今年も小さな実が生りはじめた。

  

        

  

        

 今年は、どのくらい収穫できるのか、食べることができるのか、、、

期待し過ぎは禁物だが、この素敵な開放感あふれる季節のせいか、

気持ちはどうしても期待感が優ってしまう。



 今日みたいな日には、家中の窓を開け放って、緑の空気を取り入れてみよう。

そして、そんな気分が五月病をふっとばしていくのかもしれない。




変わらないこと

2014年05月08日 21時45分41秒 | 日記

 三月にみた山田洋二監督の『東京家族』。

その延長と言っては少し重たいんだが、小津安二郎監督の『東京物語』をみた。

数週間前にようやくみたのだが、印象が強くて、いまだに頭にこびりついている。

・・・白黒の映画で、今どきの映像と比べれば、画質も悪くて、

観るだけでも結構疲れるのだが、相当完成度が高い作品なんだろう・・・。


 みて思ったのは、『東京家族』は、かなり忠実に『東京物語』をリメイクしていること。

あらすじはほぼ同じで、シナリオもかなり同じ部分があるように思う。

山田洋二監督の思い入れが相当あるんだろう。


 それにしても『東京物語』は、昭和28年の作品。

その作品のリメイクが今の時代にも十分通用するという驚き。

・・・・・これはすごい。

親子の関係、情感というものはいつの時代にも変わらないもの、と

あらためて考えさせられる。


 小津安二郎監督の凄さを今更どうのこうのと言うつもりはないが、

変わらないことの重たさ、大切さを思い知らされた気がする。

親子・・・いつの時代でも、その関係性は変わらない。

・・・それぞれの思いが重なることはないんだなぁ、と。

親は親の思いがあるのに、子はその思いに気付くのは親の歳になってから。

そんなことは百も承知、と言いたいところだが、やっぱり自分もそうだった・・・。

映画の内容と、それぞれの家庭では状況が違うのは当たり前だが、

親子の思いのズレは、どこの家庭でも似たようなものなんだろうと思う。

それは、ほぼいつの時代も同じ。まるで公式・・・。


 そして、リメイクされても十分通用することで、

あらためて小津安二郎という人の凄さを感じさせられた。

もう少しこの人の作品を観てみようかな、と思う。


 それにしても、小津ワールド。カメラのアングル、画面の構図、俳優の単調な表情・・・。

観ているときはさほど思わなかったのに、見終わった後、

映像のイメージが頭の中で時間が経てば経つ程、染み込んでくる感じがする。

・・・なんとも不思議な感覚だ。白黒の映画が、まるでカラー映画になったような・・・。



 あまり関係のない話だが、

この作品にも出ている”永遠の処女”と言われている『原節子』さん。

小津安二郎監督の逝去後、女優を引退、未だに隠遁生活を送っていることは有名だ。

小津監督の終の棲家がある、鎌倉で生活しているとされている。

・・・当年、93歳になられるそうだが、

どんな人なのか、興味が湧いてしようがない。