いつもの散歩道に5本くらいのサクランボの木がある。
毎年この時期、実がなって、徐々に紅くなっていくのを見るのが楽しみになっている。
4本は、生長点を切っているので、高さ、1,2メートル。
1本は4メートルを超えるくらいの大きな木。果樹園みたい。
赤い点々が今日のサクランボの状態。もう食べごろかも。
わずか30分くらいの散歩道だが、
案外実のなる木が好きなおうちが多い。
自分と好みが似ているな、とほくそ笑む。
今日くらいが近所のサクランボの実の端境のようで、
二日前 今日
見事に鳥に食べられていた。
実はうちも一時サクランボの木を植えていたのだが、
ある年、ヒヨドリに一気に食べられて、そのあと枯れてしまった。
自然に生きている鳥は、食べごろを熟知して、その感覚はすごい。
それ以来ヒヨドリが嫌いになったものの、
最近は、毎日つがいでやってくるヒヨドリに癒されて、それも薄れてきている。
人間って勝手なものだ。
それにしても、実のなる木が好きな人、案外多いようで、嬉しくなる。
うちの実のなる木は、リンゴ、ビワ、ウメ、桃、ブルーベリー。
リンゴとウメは今こんな感じ。
実のなる木が好きなのは、きっと僕みたいなジジィが多いのかな、
と勝手に想像している。
一言付け加えると、
紅くなっていくサクランボの実、
透き通った色合いがなんとも綺麗で、見とれてしまう。
こういう果実の新鮮な美しさは、自然が種を残すために
一生懸命進化した形じゃないかな、と思っている。
自然の生命力は素晴らしい。