づれづれ気儘日記です

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学生寮

2018年05月31日 21時34分50秒 | 日記

 夕方、いつも見ているニュースの特集を見ていた。(毎日放送)

昔、学生寮だったところが、今は独居老人の住居として

うまく活用されている、という現代社会の問題を取り上げていた。

孤独死の心配もなく、和気あいあいと老人たちがコミュニティを

作って、楽しく生活している様子を流していた。


 しかし、見ていると、見覚えがある・・・。

吹田市・・・。大学、校門・・・。


 なんと40年以上前、2年間住んでいたところではないか。

今もまだ建っていたのか、と途中から食い入るように確認して見入った。

風呂や階段、部屋の中、玄関横の管理人室、、、

昔の面影が至る所にあふれていた。間違いなく当時住んでいた寮だ。


 懐かしい思い出が、ついこの間の出来事のようによみがえる。

3回生の頃、学校から離れたアパートに引っ越ししてその寮から離れたが、

大学生活の最初はそこから始まった。

今、横で寝ているばあさんと付き合い始めて、離れた寮。

ばあさんもそこを知っている。


 つい先週、一緒にその寮に住んでいた同級生と電話で話をしたところだった。

こちらも同じように年齢を重ね、まさか今老人が住んでいるとは思いもせず、

そのご老人たちとそんなに変わらない年齢になっている。

そして、夕方のニュースで、その様子を考えさせられながら見ている。

なんか不思議な感じがした。



 40年以上も前に住んでいたその寮も来月取り壊しになると、

ニュースでは伝えていた。

近いうちに一度見に行ってみようか、と

夕食を取りながら、ばあさんと思い出話に花が咲いた。






夫婦なのに

2018年05月29日 22時19分29秒 | 日記

 先週末から、ばあさんの体調が悪くて、

昨日、胸が痛い、苦しいと言うので、近所のクリニックに行った。

珍しく自分で行ったので、相当辛かったんだろう。

もともと血圧が高かったので、家でも測ってみたら、

上が150、下が100あった。高血圧かな、と思っていたら、

案の定、高血圧で、クリニックで測ったら、上が180あったらしい。

とはいっても、すぐにどうのこうのはないらしく、

しばらく様子を見るということで、帰ってきた。


 痩せないといけない、塩分や油っぽい食事も避けて、気をつけていたのに、

と、本人は少し意気消沈している。

しかし、取り敢えずは、そんなに酷くなかったので、胸をなでおろした。



 で、フっと我が身を振り返ると、このところなんとなくの不調。

もしかすると、血圧かな、と思い出して、ついでに測ってみる。

先週末、上が97、下が67。それから3日続けて、上が100いかず。

下が50から60。

あっちゃー、また低血圧が戻っている。

1年くらい医者から処方されたドロキシドパカプセルを毎食後服用して、

なんとか低血圧を克服したと思って、喜んでたのに・・・。

血圧を下げる薬はあるけど、上げる薬はほとんどないそうだ。

この薬は、パーキンソン病の薬だそうだが、そんなにきつくなくて、

血圧を上げる効果が期待される薬。

一年以上、毎日服用してようやく血圧が正常になってきて、喜んでいたのに・・・。

再発、ということなんだろう。けど、一体原因は何なんだろう。



 同じ夫婦。

全く同じ食事、というわけではないけど、ほぼ40年近く、同じ生活をしている。

なのに、かたや高血圧で、こちとら低血圧。

こんなこと、あるんだろうか。

不可思議やな。同じ人間やのに。



 とはいえ、低血圧で死ぬことはない、と医者は案外軽く扱う。

しかし、本人は、結構つらい。

目の奥辺りの血の気がフーっと失せて、ふらついて意識が飛びそうになったり、

急に動くとそれだけで気を失いそうになる。

気分的にも行動が億劫になって、身体がふらつく。

なので、医者からは、動くとき、倒れないように気を付けるように、きつく言われている。

医者からすると、こけた時のケガに注意するくらいで、

大したことのない病気なんだろうけど、これはこれでしんどいのだ。

低血圧の人には分かってもらえるだろうが。


 やっぱり健康が一番ええなぁ。




     満開の栗の花。
     





小満

2018年05月23日 14時33分54秒 | 日記

 昨日は、二十四節気の小満だったそうだ。

あまり聞き慣れない名前の節気だと思うが、

散歩道の気配が少し変わってきたせいか、覚えそうな気がする。


 もうすぐアジサイが咲きそうだが、はしりのこの時期、

カシワバアジサイが先陣を切って、咲き始めた。

    

 今日の雨で、また少し季節が進むのかな。

このところ肌寒かったり、暑かったりで、ちょっと体調が乱れ気味だ。

風邪をひいてるのかどうか、自分でもわからなかったりする。

血圧が低かったり、のぼせたりすると、なかなか元に戻らなくて、

自分自身の体調がいいんだかどうだか、分からない時がある。

まぁ、倒れたりすることもないので、病気ということでもない。

適当に生身の体とうまく付き合っていかないと、と思う。



 アジサイ以外でも、家のビワの実が黄色くなってきた。

今年は食べれるかどうか、分からないが、実の大きさはまずまずのような感じ。

多分実に紙を掛けたりして守ったりはしないので、

鳥たちがかじる前に収穫できるかどうかにかかっている。

美味しかった長崎のビワの種から育てただけに、愛着はある。

できれば今年も食べたい。

     



 季節は少しずつ、夏に向かって進んでいる。

一年で一番いい季節なんだろうな。




新聞の切り抜き

2018年05月21日 16時52分32秒 | 日記

 まだ続いている新聞の切り抜き。

ブログと同じで、気ままにやってみよう、かと、

なんやかやで2冊目も終わりそう。


 これといった基準もなく、自分が気になる内容の記事を切り抜く。

気ままに、とはいってもやっぱり傾向がでる。


 歳を重ねるということや、生き方のこととか、

家族のことや人間関係のこと・・・。

そして、戦争のこと。


 結局そういう内容の切り抜き記事が多くなっている。

 それにしても、読んで、泣いてしまうことがなんと多いことだろう。

涙腺が壊れてるんじゃなかろうかと、我がことながら驚く。

 一般の方のコラムや経験談、様々な人生の出来事を

ただ読んでいるだけで、涙が溢れてくる。

なので、新聞を読むのは一人のとき、と決めている。


 特に戦争についての体験談や人生の変遷を読むと、

言葉の持つ重さや辛さ、切なさが心の中に広がってくる。

 そして、涙を流すことで、心にふっと降りてくるものが

共有、共感に近く、気持ちに寄り添い、折り合いが得られるかも、

と手前勝手に思ったりしている。

・・・涙が鎮魂になることはないんだろうけど。

理不尽なことばかりの、戦争という暴力。

様々な人の人生に、苦しく辛い爪痕を残して、決して消えない。

許し難い悪の所業だと思う。


 平和にどっぷりと浸かって、平和ボケになってしまっては、

戦禍の犠牲になった方々の尊い命に申し訳が立たない。

そこには正気を保って居続けたいな、と思う。



 新聞の切り抜きで、何かの役に立つということはないけど、

せめて自分の矜持として、しばらく続けていきたいなと思っている。

          





タイサンボク

2018年05月17日 22時07分30秒 | 日記

 毎年、地味に咲くタイサンボク。

日本的には、泰山木、大山木。高さは数メートルにはなる。

つやのある濃い緑色の葉っぱの樹木。旧家の庭木に多いかな。

ハナミズキやオリーブ、サルスベリ、シマトネリコとかのように

存在感を主張する木ではない。

クロガネモチやキンモクセイ、サザンカのように

庭木として、目立たずにそっと佇んでいる感じの樹木。

その木に花が咲くのがなんとも不思議な感じがして、毎年気になる。

葉が立派な分、花があまり目立たず、うっかりすると見過ごしてしまうほど。


 今年は昨日、近所で花が開いてるのを見た。

大きめの立派な緑緑した葉っぱに隠れて、花は目立たない。

そして、雨が降ったりすると、白い花が錆色に変わって花があっという間に汚くなる。

花が落ちるのも早い。なんとなく仏教的な花の感じがして、有難みがあるんだが、

その分潔いのか、気づくと根性なく、花弁が地面に落ちてたりする。

庭木として葉が綺麗についているので、それで十分役割を果たしているんだろうけど、

せっかくの短い間の白い花、愛でてあげたいなと思う。

    

 気が付かなかっただけかもしれないが、

去年はこのタイサンボクの花を見た記憶がない。

咲かなかったのか、あるいは気づかなかったのか、

気が付かなかったわけはないと思うんだが、、、。

咲いたのを気づかない、そんな年もあるのかもしれへんな。



 山野草も目立たずにそっと咲いているこの時期。

アップにして写真を撮ると、案外綺麗で、趣があって癒される。

名前が分からなくても、しばらく立ち止まって見るのもいいかも。