づれづれ気儘日記です

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ユキちゃん

2014年08月31日 07時48分40秒 | 日記

 この頃散歩で会う『ユキちゃん』。

 週末の散歩では、ユキちゃんに会えるかどうかで散歩の満足度が左右されるほど。

ユキちゃんに会えると、なんとなく幸せな気分になるのだ。なんか得した感じ、かな。


 ユキちゃんは、秋田犬の5歳。女の子。体重24キロの大型犬。


 うちの愛犬たちは、案外好き嫌いがあって、

会った瞬間に、相手が大きかろうが小さかろうが、気に入らないと吠えまくる。

確率的にみると、半分くらいだろうか。なにがそうさせるのかよく分からないが。



 ユキちゃんは、初めて見る秋田犬。

初対面では、吠えもせずに、近づいて匂いを確認し合っていた。

どうも相性が良かったようだ。


 ところで、知らなかったのだが、秋田犬は、天然記念物だそうで、

飼うのには少し規制もある様だ。

しかし、それよりなにより、ユキちゃんは保護犬だったということ。


 保護犬というのは、いわゆる殺処分される前の犬のことで、

今はいろいろな団体が保護犬をなんとかしようと活動している。

映画「ひまわりと子犬の7日間」を観るとよく分かるが、

勝手な理由で飼えなくなった動物や破綻したペットショップなどから、

保護犬が出現する。

・・・でも、「ひまわりと子犬の7日間」の映画のおかげで随分減ったらしい。

 以前は10万頭くらいが殺処分されていたのが、今は5万頭くらいに減ったそうだ。


 ユキちゃんの飼い主さんは、保護犬はユキちゃんで2頭目になる。

保護犬は、当然赤ちゃんの頃から飼えるわけもなく、

いろいろな悪い癖がついていたりするらしい。

飼われている間、虐待や食事を与えられなかったり、ひどい扱いを受けたりして、

極度の人間不信になっていたりすることも多いらしい。

 そして、結果、吠え癖、噛み癖、そしてなかなかなつかなかったり、

育てるのにたいそう時間がかかるのだそうだ。

 うちで以前飼っていた愛犬は、捨て犬で、生涯孤高の犬、

他の犬とは全くじゃれあうことのない犬だった。

ある意味、捨てられた後のトラウマがそういう性格にさせたのかもしれないな、と

保護犬の話をしていると、ふとそう思いだした。



 ユキちゃんの飼い主さんは、ご夫婦とも古希手前で、悠々自適の生活をされている。

そして、何より、すっごくお元気だ。

 大型犬は、飼うだけでも大変。雨が降ろうが槍が降ろうが、朝晩の散歩は欠かせないし、

大きくても健康面では弱いところもあるので、ケアが大変だし、

しつけもちゃんとしないといけない。つまり、中途半端な覚悟では飼えない。

 ユキちゃんの飼い主さんは、そういう面でもお話を聞いていると、参考になるし、

頭の下がることが多い。



 そして、ユキちゃんの今の可愛さとゆったりしたしぐさを見ると、

ホントにいい飼い主さんと巡り会ってよかったね、と思う。

そして、たまに会ううちら夫婦までも、

気分良く、幸せな気持ちにさせてくれる存在にもなってくれて、ありがたい限りだ。


 うちの愛犬たち同様、少しでも長生きして頂戴ね、と心から思う。^^

年に数回は遠くまで一緒に車で旅行をするというユキちゃん。

 うちの愛犬たちも、たまには遠くに旅行に連れて行ってあげないといけないな、

とユキちゃんをみて、ちょっぴり反省した。


 以下、ユキちゃんの姿。



  

       

       



    

 尻尾は、なんとなくライオンカットに・・・^^
    


 それに比べ、わが愛犬たちは、、、