A DAY IN THE NEXT LIFE

デジカメを中心とした機器の話。

K-01の先鋭度

2012-04-08 | Weblog

以前自分のBLOGで少々書いたK-01の先鋭度が
高い件ですが矢張りローパスフィルタが弱かった
ようです。

(プロカメラマン田中さんのBLOGより)

その記事を書いた前後にK-01とローパスと検索しても
その点について書かれた記事が無くて、勘違いかな?
とも思いましたが一安心です。

ただ以前にも書きましたがK-01の先鋭度の高さは
ローパスフィルタの効きが弱かった点だけに依存しているのでは
無くAFの機構や画像処理の違い等を含め実現されたのだと
思います。

WEBで見ていると、どうもローパスフィルタレス=解像感が高い
という話が一人歩きしているように思えますが、そればかりでは
ないと思っています。木を見て森を見ずって奴ですね・・・。

まぁ、どちらにしろ空間周波数の高い領域が多く
記録できるのは悪い事では無いと思っています。
マイルドな画像が欲しければぼかしをかければいいのですから。
逆に最初から無い物は作り出す事は出来ませんからね・・・。
(ある程度、周波数の分布をみて補間処理は出来るでしょうが、
やはり作り出した物は不自然さが付きまといますから)

ペンタックスが、その点を大々的にあらわさないのは
製品を対極的に評価して欲しいからかな?と個人的には
思っています。世の中シャープな画像だけが好きな人ばかり
ではないし、モアレが嫌いな人も多いと思います。
(まぁ、製品自体軽めのユーザー向きなので技術の
話をしてもそれほど反応しないとも思ったのでしょう)

恐らくそこらへんのバランスを取って、軽い効きのローパスで
残りは画像処理で処理しているのかな?と思っています。
事実、完全ローパスレスのGXR_A16_24-85mmではモアレが
写っている画像を発見しましたから。(だから悪いと言っている
訳じゃない。結局、ここの機器の評価なんて個々人にゆだねられる
物だから。僕は画質も重要だけど、その他の点も重要と思っています。)

因みにK-5とK-01ではRAWデータでは2BITの差があるのですが
そのあたりの差異は僕にはわかりませんでした。大した眼力じゃ
ありませんね・・・(恐らくJPGに展開する際、欠損する部分が
多いのでしょう。JPG以外のフォーマットで印刷すれば鈍い僕にも
判るかもしれません)

画像はK-7&タム90mmマクロ。昨日は尾根緑道に今日は相模原に
桜見物でしたが、かなり咲き方が違っていました。

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