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デジカメを中心とした機器の話。

オランダでタリスに乗った話と公共交通

2023-09-10 | Weblog
もう1か月も前の話になりましたが、オランダでタリスに乗った話と公共交通など。

タリス(仏: Thalys)は、ヨーロッパのフランス・ベルギー・オランダ・ドイツの4カ国を結ぶ高速列車。ユーロスターと同様、フランスのTGVを基本にしており、電化方式の異なる区間を走行するため、様々な工夫が施されている。最高速度は300km/h。(出展:wiki)

そもそも何でタリスに乗ろうと思ったかというと、オランダだけではあまり見るところも無さそうなので近隣で何か見るものが無いかな?と考えたときにベルギーのアントワープ(現在はアントウェルペンと書くらしい)が思いつきました。

昭和40年代の世代ならフランダースの犬の最終回は結構知っている人も多いと思います。教会で昇天しちゃうんですが、その教会にルーベンスの絵があるという事なのでタリスを利用しました。

アムステルダムよりアントウェルペンまではタリスで1時間半ぐらい。料金は早割や日時によって変動するのでアムステルダムに行くことが決まり速攻で決めました。行きは比較的早い時間だったので食事付きのシングルシートで。帰りは普通のボックスシートで。

調べるのが面倒なのでおおよその記憶ですが行きは食事付きで110ユーロぐらい帰りは50ユーロ位と記憶しています。新幹線に比べれば高いですね。

車内はごく普通の電車、新幹線よりは幅が狭い気がしました。乗り心地や振動騒音は気持ち新幹線より劣る程度。USBのポートなんかが席についていましたが電圧が変動するのか壊れていたのか充電できませんでした。

予約は公式サイトで予約しスマホの専用アプリで切符の代わりにQRコードで乗る感じ。切符は発行されません。アムステルダムはQRコードを表示し改札でかざすと構内に入れます。電車の乗り降りの際は確認なしで車内では確認があるのでQRコードを見せるだけ。

アントウェルペンでは改札も無く(ヨーロッパは改札が無いところが多い)車内でも確認はありませんでした。また国境を越えますがチェックもありませんでした。(大昔に国境を越えるタリス以外の電車車内で確認があった)

またタリスは数年前、車内で乱射事件がありセキュリティが強化されているとの事でしたが、アムス⇔アントウェルペンでは乗車時のセキュリティチェックもありませんでした。

変ってアムステルダムの公共交通ですがバス、トラム、地下鉄、鉄道などありますが今回使用したバス、トラム、電車すべてでタッチ(コンタクトレス)の日本国内発行のビザカードで乗車できました。

当初、スキポール空港から市内までバスを利用し、勝手がわからなかったのでバスのチケット代理予約サイトで手数料を払ってチケットを買いましたが、心配は無用でした。本当に乗り方は簡単でただ乗車時にクレカをリーダーにタッチするだけでリーダーが緑に点灯すれば乗車できます。

バスに限らずトラムも電車も同様でした。ただアムステルダム駅の改札はスイカに比べ反応が遅かったです。また注意点としてアムステルダム駅では改札があり、リーダーにカードを翳しますが降りるときは(到着駅では)改札が無くリーダーだけあるのでカードをしっかりかざして下さい。

電車ではないのですがトラムで間違えて一駅前で降りようと思いリーダーにクレカをかざし降りられず、次の駅で(アムステルダム中央駅)もう一度誤ってカードをかざして降りたところ、次の日の乗車でエラーになってしまいました。

これは恐らく乗車しただけの情報が残っていたらしく、運転手さんの好意でトラムには乗れましたが料金はどのようになったかは調べていないので不明です。ただ下車時にクレカはリーダーにかざしたので次からは問題は発生しませんでした。

アムステルダムでは事前に聞いてはいましたが99%以上の店でクレカがタッチ決済ができて快適でした。

画像はタリスの朝食。

追記:欧州に限らず世界的にタッチレス(コンタクトレス)のカードが普及して使えるようになっています。VISAとmasterのカード2枚を持っていけば困る事はないと思います。現金が使えない店もあるくらいですから。
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