むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

上条信山 書の世界展...(東鶴)

2011-05-03 | 書道

「吉祥寺に生きた文化功労者 上条信山 書の世界展」 が吉祥寺美術館で開催されます。

5月21日(土)から6月13日(月)までの期間です。

 

5月21日(土)は午前9時半から吉祥寺美術館入り口でオープニングセレモニーがあります。

むさしの墨友会の諸兄・諸姉はぜひご出席ください!!(全員集合!!)

上条信山先生のご長男、上条節夫さんや書象会の方々がお見えになります。

なので、武蔵野市の側も、できれば多くのホストを揃えてお迎えしたいと思います。

 

 

 

昨年2月に松本城を訪れた時、入口の石碑「国宝松本城天主」を見て、

迫力あるすごい字だなーと感心し、

碑陰を見たら上条信山書とあったのを思い出します。



上条先生は長野師範学校3年、4年に在学中、信濃毎日新聞と長野県が主催した県展で

連続して最高賞に選定され、特に4年生の時の審査員比田井天来先生から「信山」という

雅号をいただいたとWikipediaに記載されていました。

墨華書道研究会とも比田井天来先生つながりなのかも知れませんね。

 

また、今から15年ほど前、私が障害者福祉実行委員会の事務局を担っていた時、

画家や書家の先生から色紙をいただいて、バザーに出して運営資金に充てていたのですが

上条先生のご自宅に色紙を頂戴しに参った時、書斎に私を通してくださり、いかにも高そうな筆に

驚く私に、いろいろと気さくにお話してくださったやさしいお人柄を思い出します。

 

 

今回は武蔵野文化事業団理事の田中節山先生のお口添えで開催の運びとなりました。

田中節山先生の主宰されている書象会の第50回記念書象展も同じような時期に

開催されますので、ぜひそちらにも足をお運びください。

 



春爛漫の五月...(東鶴)

2011-05-02 | 書道

今年は寒かったせいか長野は春が一気にやってきているようです。

咲き乱れるれんぎょうと桜

 

桜は今が満開です。

 

 

道に目を落とすとすみれが...

 

そしてふきのとうも

 

いつもの春は、ふきのとうが出てからわらびが採れ出すのですが、

今年はタラの芽も出始めているので、三種類の山菜が同時に見られます。

遅い春を迎えた長野の五月です。


風薫る五月...(東鶴)

2011-05-01 | 書道

風薫る五月...長野ではレンギョウの花もようやく咲きだしました。

 

タラの芽二態

まだ固そうですね。

 

 そろそろ摘みごろ、食べごろかな?

 

ちなみに、こちらは「はりぎり」といってタラの芽と同じウコギ科の仲間です。

食べられるのですが、私はまだ食べたことはありません...。

 

さて、佐久の草笛にはこんなものが掲載されていました。

「第十回そばの花文学賞」とあります。

草笛の店主さんは筆の立つお人らしく、さまざまな墨蹟が店のそこかしこに見られます。

第一席の句は「戦いなき空の広さよ 蕎麦の花」でした。

自分もタラの芽の写真ばかり取っていないで筆をとろーっと。

とりあえず、集王聖教序から始めることにいたしました。

そして本日は、一度東京に戻ることにいたします。