今年の5月末に高野山に参詣したときの不思議体験です。
この日は朝から、どしゃ降りの状態で参拝客もまばらでした。大げさのようですが、前方が霞むくらいの大雨でお店の軒下で、どうしたものか困ってしまいました。
でも、いつまでもこうしてはいられないと思い、ポンチョを被り奥の院(全長約2km)へ歩きだしました。いつもなら、左右にある各大名のお墓を観察しながら、ゆっくりと歩を進めるのですが、あまりのどしゃ降りに先を急ぎました。
やっとの思いで灯籠堂に着き、一息つかせていただいた後、灯籠堂の裏手にある弘法大師様の御廟へ出向き、一心不乱に般若心経を唱えさせていただきました。
すると、信じられない現象が起こりました。
その時は、私の他に御廟前の石畳を使いお百度参りをされてる白衣姿の女性の二人だけの状態でした。辺り一面霞むほどの雨が、御廟の上空だけ徐々に青空が射し始め、最終的に御廟周辺の上空だけ晴天となってしまったのです。
私は何が起こったのか解らず呆然としていると白衣姿の女性も足を止め、その晴れた上空を見上げてました。次に自然と顔を見合わせ同時に首を傾げました。
時間にしてあくまでも自分の感覚ですが、2~3分の出来事でした。
次の瞬間、ザァーと雨が滝の如く、降り始め元の状態に戻りました。
自分勝手な解釈ですが、弘法大師様に「良く、遠方から参詣にきたな。」と言っていただいたような気がしました。
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