気ままな遍路人

人生いろいろ…徒然な日記

陸路が好き!

2007-10-22 23:29:23 | 日記

飛行機が嫌いな私は四国遍路に行く時は陸路に徹します。


前回は北斗星(札幌---上野)を利用しましたが、今回は空席がないため日本海側回りのトワイライトエクスプレス(札幌---大阪)を利用します。新大阪で下車後、新幹線(のぞみ)で岡山に行き岡山から特急で高松に入り、高松からJR高徳線で徳島に到着する予定です。長旅ですが私にとっては苦ではありません。この長旅の間も身体のリフレッシュになるのです。


それから、約1ヶ月から1ヶ月半の予定で四国88ヶ所・高野山・那智の滝・伊勢神宮と巡る予定です。


四国遍路は今回で3度目となりますが、行く度に色々な人との出会いがあり、今回もどのような人と出会えるか楽しみです。遍路の先々で色んなことを学び、遍路情報を交換し合いながら巡る旅は貴重な財産となります。


俗世の色々な欲が洗い流されていくのが実感できるのも遍路の魅力です。体を丸ごと洗濯しているようなものです。


皆さんも機会があれば、どうぞ四国遍路を体験してみて下さい。


信仰心ある?ない?

2007-10-20 22:03:05 | 日記

自分の御先祖様の宗派が何か皆さんは周知してますか?


自分の家の宗派が何であるか知らない人も多いのではないでしょうか?


どの宗教・宗派が良いということではなく、自分の家の代々伝わる宗派を把握しておいても良いのではないでしょうか。信仰心のある人・信仰心のない人問わず、今の自分の存在は先祖があってこそなので、宗派も解らず墓前に手をあわせるよりも、宗派を解って手をあわせる方が御先祖様も喜ぶのではないでしょうか。


お墓参りをする人は信仰心のある方が多いと思うので宗派くらいは把握されていると思います。そういう方は更に菩提寺(歴史など)について勉強するのも良いのではないでしょうか。


「神様なんてどこにいるんだ。仏は、ほっとけ。」なんていう人もたまには見かけますが、私はこういう人は自らの存在を否定している事に気づいてもらいたいと思います。その内、自分も仏になるのです。その時、残された人はこういう人の子孫ですから、同じような扱いをするんじゃないかと思います。もし、そうであればとても悲しいことだと思います。


私は宗教家ではありませんが、目を覆いたくなるような事件・犯罪が多い世の中、今一度御先祖様を敬う気持ちを持たれる事を節に願います。


音楽療法。

2007-10-18 23:20:55 | 日記

このブログを読まれている方の中には「何だか気分が冴えないなぁ」とか「理由がわからないけどイライラするなぁ」などの経験がある方がいると思います。やけに落ち込んだり、やけに気分が高揚したりとその日によって体調が変化する方もいると思います。


症状が進み病院に行くと心療内科や精神科を紹介されるケースも多々あると思います。私は医者ではないので、あくまでも参考にですが下記に紹介する本を手元においてみてはどうでしょうか。


     第五の医学 音楽療法

       医学博士  田中多聞(たなか・たもん)著    定価2500円

       ㈱ 人間と歴史社   03-5282-7181


体のバランスが崩れているなぁと思うときでも役に立つと思いますので興味のある方は読んでみてはどうでしょうか。


遍路に向けて

2007-10-17 15:01:51 | 遍路旅

今回の四国遍路は主に精神修行を目的として歩いてこようと思っています。


現状における自分自身の物事の考え方や捉え方に満足することなく、もっと適切な簡潔な思考力を身につけたいと思っています。


自分自身のレベル(人間の質)のボーダーラインをどこに設定するかは、各々自由なことだと思いますが、「この位でいいんじゃないか。」と決めれる人は余裕があるからだと思います。私は自分の限界がどこまでなのか自分自身のボーダーラインを身体で体験してみたいのです。


勝手な考え方かも知れませんが、人としての質というものは、自分で評価するものじゃなく第三者に評価されてこそ、価値のあるものだと思うのです。自分のこれまでの生き方を自分で納得して得意げに話すことに価値はなく、それはただの自慢話に過ぎないのです。


自分にできる事は他の人にもできると勝手に思い込んでいる人もいますが、その方法では人を成長させることはできません。人を会話で傷つけることは簡単に誰でも出来ますが、人に会話で優しさや癒しを与えることはとても難しいことなのです。


私は今回の四国遍路を体験することによって自分自身の質の向上と精神力を磨いてきたいと思います。


自己愛着の改革

2007-10-15 23:56:01 | 日記

「この世で苦しんでいる人々は全て自利をはかったためである。この世で楽を得ている人々は全て利他を望んだためである。」「多くをいう必要がどこにあろう。自利を求める愚者と利他を行う聖者(仏陀)の違いを見るべきである。」


私が過去に読んだ本の中の私の好きな言葉ですが、常にこの言葉を心にとめ日々精進しようと努力しています。


自己愛着が強ければ強いほど悩みや人との衝突が多く、その状況から脱するのに時間がかかります。でも、実生活において人は無意識に自己を愛し自己を主張します。利他を優先するにはかなりの精進が必要です。


そんな私も自身の体調回復を優先しようとしています。これも自己愛着の一つです。


自己愛着から利他愛への転換が幸せな人生を送る最大のテーマです。



参考文献   チベット密教 心の修行

         ゲシェー・ソナム・ギャルツェン・ゴンタ 著
         藤 田 省 吾  訳者
         ㈱宝蔵館   075-343-5656    定価 2800円