諏訪山岳会公式ブログ

諏訪地域の山好き、クライミング好きが集まって、ウラヤマからヒマラヤまで四季を通じてオールラウンドに活動しています。

神宮川濁川/笹ノ沢~アレ沢

2017年08月25日 | 沢登り
山行日:2017/8/20
メンバー:nami、S本(お試し)、I原

予報がいまいちなので近場ですまそうと、以前から物色していたサントリー工場裏の笹ノ沢へ。花崗岩と白砂床の綺麗な沢でした。

<多段35m滝>
6:30/林道ゲート前~7:00/笹ノ沢出会(入渓)~9:30/アレ沢出会~11:00/1685m稜線~13:40/雨乞岳登山口


神宮川沿いの林道を辿り、堰堤手前の左岸に10m滝が見えるところが笹ノ沢出合です。装備を整え入渓、まずは10m滝の右壁を巻き上がり笹ノ沢へ。前夜に激しく降ったこともあり水量は多目です。


末広12mは左の水線を。続く25mは右岸をややもどってから高巻きます。巻の足場は緩んでいるので慎重に。多段35m、上段は水線際をいけるとのことでしたが、水量が多く近づく気になれず全部巻きました。


これでひと段落となるので、ここからは初めて沢をご一緒するS本さんに前を任せました。流石に経験豊富、特にルート判断が的確で安心感がありました。
2条8mは真ん中から右の水線をトラバース、頭から被ります・・・がこの時期なので気持ちよく。


この辺りから綺麗な砂床と小滝の快適な区間が続きます。魚影もこのあたりから何度も、アレ沢にはいっても続きました。釣山行できてもいいかも。


ゴルジュも問題なく突破して1250mの枝沢分岐。その先、フィックスロープのある右岸を高巻き1280m、左岸から見事な30m滝が入るところで2本目。


ここから1340mの黒津沢までは大高巻き。30m滝直下から左岸を上がり、何度かラインを替えながら延々トラバースを続けます。最後は優しい下りになり、黒津沢出合に上手に降りられました。(巻き始めから20分程度)
本流は再び砂床の優しい遡行から二俣へ、右のアレ沢に入ります。難しいところもなく、支流にかかる滝を楽しみながら遡行。


徐々に傾斜が増していき、1500m過ぎからは沢までせり出したあざみのチクチクに耐え。。。それが終わると最後は開けた詰め。ザレて足元がちょっと悪いものの、藪漕ぎもなく1685mの稜線へ簡単にでれました。



装備解除して水晶ナギと言われる展望地に一登りですが、生憎のガスで視界ゼロ。そこから2時間かけて雨乞岳の登山口まで下り無事終了。途中きのこがたくさんでしたが、我々には判断できず・・・残念。


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