大黒茂谷 遡行
日:2017年5月14日(日)
メンバー:リーダーI原、Y田(お試し)、N原
多摩川の源流、泉水谷の大黒茂谷を遡行しました。
今回はお試し登録初参加のY田さんが加わり、リーダーI原さん、沢登り2回目N原(記録)のメンバー三人。
僅かでも危険な場所では練習を兼ねてロープを出し丁寧に登りました。

I原さん、N原が茅野を早朝5時に出発、国道を411号を逸れ三条新橋を渡った駐車場で東京からくるY田さんと7時に合流しました。
10台以上駐められそうな駐車場には既に6台が駐車、ほとんどは渓流釣りの人です。駐車場には漁協の監視員もいました。
後でわかった事ですが、このうちの一台は前日より行方のわからなくなっていた横浜の登山者の車とおもわれます。
午前7時すぎ駐車場を出発。すぐに車止めのゲートを過ぎ、泉水谷沿いの舗装された林道を約一時間入渓点まで歩きます。
8:05入渓点到着、装備を整え腹ごしらえをして8:25に出発。川は林道のすぐそば、容易に入れました。

沢は、前日の雨の影響もほとんどなく、やや多めで適度な水量です。
河原の石は、ぬれていて滑りやすく慎重に歩をすすめます。
出合からすぐ上流には巨大な岩が立ちはだかり、これを右から回り込み進みます。
巨岩地帯はすぐに終わりしばらくは穏やかな幅の広い河原をさかのぼります。

9時前に堰堤に到着、左岸を巻きます。ここの登りと下りもロープを出しました。
その後も滝が現れる都度ロープを出し、今日は終始リーダーI原さんがリードし二人はそれに続きます。
初心者には万全のサポートを得て安全安心に遡行は続きました。
途中、渓流釣りをする二人組と遭遇。沢もやる人との事で登山者への理解がある優しい釣り人たちでした。


11時過ぎに階段状の滝、12時過ぎには二俣に到着しました。二俣では進む方向の左の沢は涸れていて、ややもすると流れのある右の沢に入ってしまいそうです。
二俣から上の三つの滝をすぎ、その上のフカフカの苔に覆われた滝で遡行は終了。13時半でした。



ここから上には抜けず、練習を兼ねて、途中には懸垂下降を交えながら沢を下り、最初に山道と交差する地点で装備を解きました。
14時半に山道を下山開始し、15:40に入渓点、16:40には駐車場に帰ってきました。
晴れの予報が出ていた日ですが、終日曇り空。沢を挟む両尾根は終始霧に覆われ、時々霧雨がさっと降る天気でしたが、瑞々しいブナの新緑としっとりとした苔が美しい良い日でした。
沢の中では十分に時間をかけて遡行技術のレクチャーを受ける事ができ、初心者二人には大変充実した一日になりました。
リーダー、ありがとうございました。
※ 林道の帰り道、途中で山梨県警の車両二台が駐車し、救助隊員が装備を解いているところに出くわしました。
後で調べたところ、一本東の小室川で遭難救助中の事故があり死者もあったとの事、ご冥福をお祈りいたします。※
日:2017年5月14日(日)
メンバー:リーダーI原、Y田(お試し)、N原
多摩川の源流、泉水谷の大黒茂谷を遡行しました。
今回はお試し登録初参加のY田さんが加わり、リーダーI原さん、沢登り2回目N原(記録)のメンバー三人。
僅かでも危険な場所では練習を兼ねてロープを出し丁寧に登りました。

I原さん、N原が茅野を早朝5時に出発、国道を411号を逸れ三条新橋を渡った駐車場で東京からくるY田さんと7時に合流しました。
10台以上駐められそうな駐車場には既に6台が駐車、ほとんどは渓流釣りの人です。駐車場には漁協の監視員もいました。
後でわかった事ですが、このうちの一台は前日より行方のわからなくなっていた横浜の登山者の車とおもわれます。
午前7時すぎ駐車場を出発。すぐに車止めのゲートを過ぎ、泉水谷沿いの舗装された林道を約一時間入渓点まで歩きます。
8:05入渓点到着、装備を整え腹ごしらえをして8:25に出発。川は林道のすぐそば、容易に入れました。

沢は、前日の雨の影響もほとんどなく、やや多めで適度な水量です。
河原の石は、ぬれていて滑りやすく慎重に歩をすすめます。
出合からすぐ上流には巨大な岩が立ちはだかり、これを右から回り込み進みます。
巨岩地帯はすぐに終わりしばらくは穏やかな幅の広い河原をさかのぼります。

9時前に堰堤に到着、左岸を巻きます。ここの登りと下りもロープを出しました。
その後も滝が現れる都度ロープを出し、今日は終始リーダーI原さんがリードし二人はそれに続きます。
初心者には万全のサポートを得て安全安心に遡行は続きました。
途中、渓流釣りをする二人組と遭遇。沢もやる人との事で登山者への理解がある優しい釣り人たちでした。


11時過ぎに階段状の滝、12時過ぎには二俣に到着しました。二俣では進む方向の左の沢は涸れていて、ややもすると流れのある右の沢に入ってしまいそうです。
二俣から上の三つの滝をすぎ、その上のフカフカの苔に覆われた滝で遡行は終了。13時半でした。



ここから上には抜けず、練習を兼ねて、途中には懸垂下降を交えながら沢を下り、最初に山道と交差する地点で装備を解きました。
14時半に山道を下山開始し、15:40に入渓点、16:40には駐車場に帰ってきました。
晴れの予報が出ていた日ですが、終日曇り空。沢を挟む両尾根は終始霧に覆われ、時々霧雨がさっと降る天気でしたが、瑞々しいブナの新緑としっとりとした苔が美しい良い日でした。
沢の中では十分に時間をかけて遡行技術のレクチャーを受ける事ができ、初心者二人には大変充実した一日になりました。
リーダー、ありがとうございました。
※ 林道の帰り道、途中で山梨県警の車両二台が駐車し、救助隊員が装備を解いているところに出くわしました。
後で調べたところ、一本東の小室川で遭難救助中の事故があり死者もあったとの事、ご冥福をお祈りいたします。※
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