諏訪山岳会公式ブログ

諏訪地域の山好き、クライミング好きが集まって、ウラヤマからヒマラヤまで四季を通じてオールラウンドに活動しています。

葛野川深入沢

2017年04月25日 | 沢登り
山行日:2017/4/23
メンバー:O石、N原、nami、I原


今年の沢は大菩薩エリアの深入沢からスタート。N原さんの沢デビューとなりました。

<綺麗なナメの続く沢です>
8時、深城橋脇の作業階段から下降します。どうにか降りられる斜面でしたが、懸垂を1回。今日は初心者のN原さんがいるので、丁寧にロープを出すこと。その中で慣れたメンバーも、沢登り向けのシステム理解を深めるという目的を持って臨みました。


入渓は8:40、この日は気温が低めでしたが、水温は問題なく、足元はすぐになれる程度です。最初の6m滝は右岸を巻きました。そこから小滝をいくつか通過。淵に差し掛かるところで一瞬腰まで浸かり、慌てて引き返す。。。まだ上半身を濡らすのはためらう時期、手足突っ張りで回避しました。


10m滝を前に一本、沢床にも陽射しが入ってきました。沢デビューのN原さんも、楽しめているようで何より。10m滝は直登は無理で右壁から左上バンドをロープを引いて。スタンスは落ち葉がぎっしり、支点が取れないので丁寧に払いながら登りました。


この後はフリーで登れる小滝、綺麗なナメ滝が次々と、気持ちよい遡行が続きました。


10X12m滝は右水線を。I原がフリーで登りましたが、後半がやや渋かった。残り3人はO石さんにリードを指示、後続は確保して登りました。


このあとも、小滝が絶え間なく続くという感じ。ただ、初めから沢幅が狭く景観の変化がないなぁ・・・とも感じました。12mは右岸巻き、15mは左岸を楽に登れますが、中段までは水線通しも容易でした。





12:40に1000mの分岐。ここまでで目的のロープワークもこなせており、遡行も充分満足。ここで切り上げ左岸尾根に詰めあげることに。ただ、早々に靴を履き替えたことで、取り付き点が限られ、最初のグズグズの急登で念のためロープを出すことに。その後は藪漕ぎもなく下山用の尾根に乗り上げ装備解除。下りは足早に下って15時前に深城ダムへ。


今年最初の沢登り、気温が低くて心配しましたが、寒いということはなく陽射しもあってまずまずな一日でした。
皆さんお疲れ様、実践したロープワークは、今後の沢でもスムーズにできるよう各自復習をお願いします。


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