諏訪山岳会公式ブログ

諏訪地域の山好き、クライミング好きが集まって、ウラヤマからヒマラヤまで四季を通じてオールラウンドに活動しています。

秋の早月尾根

2020年10月12日 | 縦走・ピークハント
2020年10月3~4日    参加者:S原、N原、O石、(お試し)F井、K嶋

久々に早月尾根に行って来ました。
天気はいまいちでしたが、紅葉もあり楽しい山でした。


3日 曇り一時晴れ 
茅野5時―馬場島9時~早月小屋14時
馬場島のキャンプ場駐車場は満車で、手前の駐車場に止める。たくさんの車が止まってるが、キャンプ場には人影もなく、皆さんどこへ行ったのか?キノコ採りか、早月尾根か?今回はコロナ対策として各自テントと水を担ぎ上げ、営業していない早月小屋前で幕営、二日目に頂上往復し下山する日程。
テント場が余裕があるか?が最大の関心事。日帰り組が10数組下山するのとすれ違う。
色づき始めた周囲の山肌を眺めながら淡々と急登をこなし、小屋まで行くと幸い、数張のテントしかなく、場所は十分にありました。

  

天気もまずまずで、テント前にたむろし、一杯やるうちに夕日に染まる小窓尾根がなかなか綺麗でした。

 

4日 曇り~ガス一時小雨
早月小屋5時―剣岳8時―10時半―馬場島14時―上市アルプスの湯―茅野20時45分
暗いうちに出発、荷物も軽く高度を稼ぐ。

  

夜が明けると残念ながら稜線はガスの中で、2800近辺の鎖場を越えると別山尾根との分岐へ。30年前から立っていた分岐道標のプレートが外れ、ポールだけになっていたのが時の流れを感じさせた。
頂上はガスガスで霰も落ちてくる状況だったが、それなりに別山尾根からの登山者が入れ替わり来て賑やか。小休後、下山。2600m付近まで降りるとガスも切れてきたが、稜線は最後までガスの中、色づいたナナカマドの赤が印象的だった。

  

小屋で撤収後、小雨が降り出したが直ぐに止み、汗をかきながら馬場島へ。上市のアルプスの湯で汗を流し、帰途についた。

*****
今回、往路茅野から大町・糸魚川経由で馬場島まで3時間半、往路も上市から茅野まで同程度の時間で移動できる事が分かった。
S原以外は全員早月尾根は初めてで、次は雪のある時期に行きたい、という参加者の声もあり、頼もしく感じました。



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