諏訪山岳会公式ブログ

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柳川北沢/山の神、王岩ルンゼ アイスクライミング

2018年01月27日 | 八ヶ岳 沢・アイス
柳川北沢/山の神、王岩ルンゼ アイスクライミング

日時:2018年1月20日(土)

メンバー:U山、N園、I田、T嬢、O石、他4名



八ヶ岳の柳川北沢のアイスクライミングに行って参りました。
午後に計画されている長山協ウィンターミーティング@行者小屋のタイミングに合わせて、同門の大町山の会メンバーとの親睦も兼ねて行って参りました。


美濃戸から北沢を進みます。

堰堤を過ぎて400m程進み、右岸に渡渉すると現れる山の神近辺のアイスを探りましたが、発達が悪く、水流もあり、足場も悪いのでここはパス。

もう少し進んで王岩ルンゼの氷柱を目指しました。

こちらもやや発達途上で、何とか登れそうな様子でしたが、メンバーの技量、人数を考えて、手前の5m程の棚付バーチカル斜面で練習することにしました。

まずはN園さんと大町山の会のSさんが、夫々トップロープを1本づつセットして練習開始です。


今シーズン初めてのアイスというメンバーもいるので、まずは基本ムーブから足慣らししていきました。

他パーティーもいないので、我々9人で、夫々テーマを決めてじっくり練習しました。

今回最も有意義に感じたのは1アックス登攀でした。
N園さんの指導でやってみました。

一本なので、アックスなしの手はフリークライミングのように氷の僅かな凹凸を探って、きっかけ程度ながら体を安定させるように添えます。両足にしっかりと体重を載せないと次のアックスを振れません。かかとを落としてクランポンの前刃に乗るよい練習になりました。
おかげで、その後の登攀がスムーズにできるようになった気がします。

一方、T嬢さんはアイスクライミングの支点づくりの練習をしていました。

始めて手にするアイススクリューの操作やアバラコフの作り方に精を出していました。
リードできるように奮闘中!

その後、N園講師による練習が続きます。

トラバースの練習ではダイアゴナルによる体軸の使い方やアックスの位置、足の位置にポイント絞って、また、氷を労り崩壊させないようなアックスの置き方(フッキング)など
幅の広い練習を通じて、応用の効くスキルアップに努めました。

午後2時には切り上げてウィンターミーティングに向けて次の行動開始です。
U山さんとI田さんはここでお別れして下山しました。
N 園さん、T 嬢、O石は大町山の会の皆さんと共に、会場となる行者小屋を目指します。

行者小屋に4時半に到着。

総勢40名を超える長山協メンバーによる懇親会から、翌日のプログラムへと続くのでありました。

快晴の中、短時間ではありましたが親睦と技術向上に有意義な一日でした。

こんなコンパクトなアイスクライミングができるのも地元ならではのメリットですね。

お疲れ様でした。


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