10/13-14 井戸小屋沢右俣
10/13(曇) 吾策新道登山口~万太郎本谷入渓~井戸小屋沢出合~小障子沢出合(幕営)
10/14(晴) 幕営地~井戸小屋沢遡行~右俣から稜線~吾策新道登山口
メンバー:nami、S原、I原
先月の例会山行で、天気が悪く諦めた、上越の井戸小屋沢へ行って来ました。日帰りでも抜けられる沢なので、初日の入渓は10時過ぎ。
入渓点の堰堤でいきなり腰まで浸かりましたが、その後はなだらかなで快適に歩けます。
この特徴的な2条滝がオキドウキョウ沢出合、入渓から2時間弱です。
その直後のオキドウキョウは泳ぎの名所。濡れたくないとS原さんは左のへつりを試しますが装備の重さで断念。
それを見てI原は最初から泳ぎで挑みますが・・・
小滝のかなり手前から体がうき、寒さと水流もあって戦意喪失。左壁で眺めていた、二人の足元まで泳いで引き返し一言。
「巻きましょう!」
結局私だけずぶ濡れ損でした。。。
井戸小屋沢出合で二度目の休憩、井戸小屋沢に入ると沢の様相も随分変わります。小難しい小滝の連続で、シャワーやへつりを嫌って小さく高巻いたり。
ガイドブックの快適な小滝の連続ってのは、どうやら僕らのレベルには合致しないようです。それでも幕営予定地の小障子沢出合へは、想定内の14時着でした。増水にはとても耐えられない場所ですが、脱出用のフィックスを張って幕営。
(3人テントなら2張ほどは場所があったかと)
薪はそれなりに確保できました。着火に苦労しつつも、16時には焚き火と宴会のスタート。お酒と焚き火メニューは皆さん抜かりなく、楽しい宴は21時近くまで続きました。
2日目 晴れ
まずは幕営地からも確認できる3m滝。右をへつってバンドに乗り上げるまでが厄介です。S原さんが軽身で登り、全員のザックを引き上げました。その後、確保されながらI原もなんとか突破。namiさんは朝一から1ドボン披露してクリア。(さむそ~)
この後も小難しい小滝の連続です。途中シャワークライムを避けた高巻きにハマり、草付きのトラバースでロープを。最後は懸垂で落ち口へ。ここに限らず草付きは全般足場が緩く、バイルを打ち込みながらという事が多々ありました。
最初の支流を過ぎた当たりからは、割と快適に登れる滝が続きます。20m大滝はこのルート一番の高度感ですが、問題なくノーザイルで。
しかし、二股を過ぎてからは嫌らしい登攀の滝が続きました。特に1本めの8m滝はロープを出すべきだったと一同反省です。。。
(左:8m滝、乾いた右壁を 中:ロープを出し水流の中を 右:水流際の左壁を)
この3本の滝を超えると水流は細くなりますが、まだまだ油断できない小滝がいくつかありました。最後の詰めは足元が悪く、バイルを打ちながらの藪漕ぎでしたが、これは割と短時間でおわり、稜線へ到達。
傾斜のきつい登山道を下って15時前に全員下山。湯沢の温泉で汗を流し、帰り道、namiさんおすすめの蕎麦屋で、へぎそばをお腹いっぱい食べて諏訪へ戻りました。
自分には想定よりも難しい沢でしたが、先日の訓練のおかげもあって、最後まで楽しめました。焚き火の楽しさも含め、今期最後の沢登りとして、とても満足度の高い遡行となりました。
来期は春からどんどん沢へ行きたいです。
お二人とも、またよろしく
10/13(曇) 吾策新道登山口~万太郎本谷入渓~井戸小屋沢出合~小障子沢出合(幕営)
10/14(晴) 幕営地~井戸小屋沢遡行~右俣から稜線~吾策新道登山口
メンバー:nami、S原、I原
先月の例会山行で、天気が悪く諦めた、上越の井戸小屋沢へ行って来ました。日帰りでも抜けられる沢なので、初日の入渓は10時過ぎ。
入渓点の堰堤でいきなり腰まで浸かりましたが、その後はなだらかなで快適に歩けます。
この特徴的な2条滝がオキドウキョウ沢出合、入渓から2時間弱です。
その直後のオキドウキョウは泳ぎの名所。濡れたくないとS原さんは左のへつりを試しますが装備の重さで断念。
それを見てI原は最初から泳ぎで挑みますが・・・
小滝のかなり手前から体がうき、寒さと水流もあって戦意喪失。左壁で眺めていた、二人の足元まで泳いで引き返し一言。
「巻きましょう!」
結局私だけずぶ濡れ損でした。。。
井戸小屋沢出合で二度目の休憩、井戸小屋沢に入ると沢の様相も随分変わります。小難しい小滝の連続で、シャワーやへつりを嫌って小さく高巻いたり。
ガイドブックの快適な小滝の連続ってのは、どうやら僕らのレベルには合致しないようです。それでも幕営予定地の小障子沢出合へは、想定内の14時着でした。増水にはとても耐えられない場所ですが、脱出用のフィックスを張って幕営。
(3人テントなら2張ほどは場所があったかと)
薪はそれなりに確保できました。着火に苦労しつつも、16時には焚き火と宴会のスタート。お酒と焚き火メニューは皆さん抜かりなく、楽しい宴は21時近くまで続きました。
2日目 晴れ
まずは幕営地からも確認できる3m滝。右をへつってバンドに乗り上げるまでが厄介です。S原さんが軽身で登り、全員のザックを引き上げました。その後、確保されながらI原もなんとか突破。namiさんは朝一から1ドボン披露してクリア。(さむそ~)
この後も小難しい小滝の連続です。途中シャワークライムを避けた高巻きにハマり、草付きのトラバースでロープを。最後は懸垂で落ち口へ。ここに限らず草付きは全般足場が緩く、バイルを打ち込みながらという事が多々ありました。
最初の支流を過ぎた当たりからは、割と快適に登れる滝が続きます。20m大滝はこのルート一番の高度感ですが、問題なくノーザイルで。
しかし、二股を過ぎてからは嫌らしい登攀の滝が続きました。特に1本めの8m滝はロープを出すべきだったと一同反省です。。。
(左:8m滝、乾いた右壁を 中:ロープを出し水流の中を 右:水流際の左壁を)
この3本の滝を超えると水流は細くなりますが、まだまだ油断できない小滝がいくつかありました。最後の詰めは足元が悪く、バイルを打ちながらの藪漕ぎでしたが、これは割と短時間でおわり、稜線へ到達。
傾斜のきつい登山道を下って15時前に全員下山。湯沢の温泉で汗を流し、帰り道、namiさんおすすめの蕎麦屋で、へぎそばをお腹いっぱい食べて諏訪へ戻りました。
自分には想定よりも難しい沢でしたが、先日の訓練のおかげもあって、最後まで楽しめました。焚き火の楽しさも含め、今期最後の沢登りとして、とても満足度の高い遡行となりました。
来期は春からどんどん沢へ行きたいです。
お二人とも、またよろしく
以前から新潟県の沢はガイド本のグレードより1ランクレベルが高いと思っていましたが、今回も気の抜けない部分が多く、その思いを新たにしました。