9/6 中ノ岐沢小渕沢
メンバー:F倉、nami、I間、I原
9月例会山行、尾瀬のソフトクリームを食べに・・・じゃなくて沢登りしてきました。
前夜に諏訪を発ち、4時間かけての遠征。大清水の駐車場にテント張ったのが午前1時でした。軽くを飲んで、5時起床、6時前のスタート。
ゲートをくぐって一の瀬へ向かう林道を分かち、奥鬼怒林道へ。久々に晴天の山行、朝日も上り詰めていい気分で進みます。
スタートから1時間半で入渓点へ到着。この沢としては多目の水量と思われましたが、遡行に支障はなし。スタートから程なく、きれいなナメが続きます。スダレ状の滝が随所にあり、水量が少なければ、本当にきれいな沢だろうなと。
6mスダレ状は水流左際がいけますが、水量が多いのを嫌って手前から小さく巻く。(F倉さんだけ、巻かずに登ってました。)入渓後、休憩を挟んで1時間ちょっとで15m滝。この日の水流では左はどうみてもシャワークライム。夏ウェア一枚では肌寒いこの日は、ぬれるのを嫌って右から。namiさんのリードで。後続パーティは左壁のシャワーで上がってきました。
2段10mは思い思いのルート取り、高度もあるので、メンバーによってはロープを出してもいいかと。
最後の10mはガイドブック通り左岸の高巻き。ここも明瞭な踏み跡で落ち口へ復帰。この滝もシャワーで良ければリードしてもいいかも。(10:00)
10m滝を超えると源頭の様相ですが、傾斜は緩く。1800mで1:2の二俣、尾瀬沼経由の下山なので、本流を離れ左のガレ沢へ。すぐにガイドブック通り、背丈以上の笹薮でしたが、10分ほどで登山道へ合流。
入渓から3時間半、メンバーの足並みも揃っていたので、思いのほか早く終了。ここから10分ほどの小淵沢田代で休憩にしようと、装備を解除せずにそのまま歩くと・・・見事な湿原に。ここで装備解除。この景色のお陰で、沢靴を脱いだ時の開放感が、いつにもまして心地よく。
お腹を満たして、のんびり休んで再スタート。樹林帯の山道に入り、30分で大江湿原です。奥には尾瀬沼がうっすら、燧ヶ岳も見えてきました。
沢を離れるとまだまだ汗ばむ陽気、この日もう一つの目的、尾瀬沼のソフトクリームを目指して進みます。尾瀬沼ヒュッテを経由して三平下の休憩所に到着。そして、namiさんお目当ての「花豆ジェラード」を皆で。
後はひと登りして、一ノ瀬への下り。一ノ瀬からは無料シャトルバスが試験運用中。迷わずこれに乗って、15時前には駐車場へ戻りました。(このバスは来年から有料になりそうです)
綺麗な沢で、滝も直登ばかりで楽しめて、詰めあげてからも、尾瀬ハイクが楽しめる。移動時間はかかりますが、またきてもいい沢だなと思いました。特に紅葉時期は綺麗でしょうね。
それにこの日は、今年の沢山行では一番のコンディション。おかげさまでいい例会山行となりました。参加者の皆さんお疲れ様&有難うございました。
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