11月例会山行

例会山行：戸隠Ｐ１尾根（下部）

2014年11月16日　曇り　参加者：ふるさん、I原、S原

＜大平から戸隠＞

戸隠Ｐ１尾根に行ってきました。
凍り付いた林道を走り、鏡池に車を停め、今季初の雪の山…と久々に雪山装備で歩きます。
＜谷への下り＞　　＜尾根までもう少し＞
谷に降りたところ、対岸に赤布があり、迷うことなく渡渉し、そのまま尾根に取付く。
さすが人の少ないＰ１尾根だ、と妙に納得して登るうちに踏み跡が薄くなり、ヤブ漕ぎしばし。尾根に上がると林道に出て、ちょっと行くと草原に出た。

＜大平から戸隠＞
ふるさんのＧＰＳで現在位置を見ると、大平採草地のかなり南東寄りにいることがわかった。どうやら冬の登路を登ってしまったらしい。
草原を突っ切り、しばらく樹林帯を右に行くとようやく本来の登山道に出る。ここまでで約1時間のロス。尾根は次第に狭く、急傾斜になり、雪も5センチくらいになるが、積もったばかりの新雪は不安定で、隠れた落ち葉でスリップ・岩場でスリップ、体力と時間を失う。

鎖場を過ぎ、行く手の岩峰が間近になると熊の遊び場。積雪は10センチくらいだが、気温が高く腐った雪にちょっと触ると手袋がびしょ濡れに。
　　
凹角を登ると鎖の張ってある岩場基部に出て右へ、そして左上。灌木が見えてきた辺りで時間切れ。天気もイマイチなので下降に移る。
隣の迫力満点のダイレクト尾根が間近に望まれる。
下降は早い。登山道ははっきりしており、楽々谷に降り立つ。あとは鏡池に登り返すのみ。鏡池のロッジは営業しており、観光客で賑っていた。