諏訪市市民登山 三峰山

2020年10月11日　記：N原

毎年恒例の諏訪市市民登山を今年も開催しました。
今年は新型コロナウィルスの関係で開催が危ぶまれましたが
・現地集合、現地解散
・三密を避けた行動
・グレードを低くし安全のマージンを十分にとったルート設定
・参加者とスタッフの健康管理
をすることで、何とか開催に漕ぎつけました。

こういった事情もあり、参加者は少なめの６名。
これに対してスタッフ９名という万全のサポート体制で臨みました。

【三峰山の頂上で記念撮影。ここも霧の中】


今年の目的地は、霧ヶ峰と美ケ原の中間あたりにある「三峰山（みつみねやま）」
諏訪市民にとっては身近な距離にあるけれど、登ったことがあるという人は少ないマイナーな山です。
ビーナスラインから２０分程度で山頂に立てるルートもありますが今回は敢えて和田峠から登ります。

当日は台風一過の晴天を期待したのですが、偏西風に乗り切れず高気圧に行く手を阻まれた台風が伊豆半島の沖でもたもたしていた関係で、北東斜面の美ケ原近辺の山は雲の中。
出発の８時半を過ぎても一向に晴れる様子はなく、あいにくの霧雨の中それでも皆さん元気に歩き始めました。
ルートの最初は旧中山道を「古峠」まで、９０度右折してそこからは稜線を扉峠方面「中央分水嶺トレイル」を辿り三峰山に向かいます。

【古峠は広くて気持ちの良い休憩適地】


最初は林間のアップダウンが続き、頂上が近づくと開けた笹原になります。

【頂上が近づくと開けた笹原。でも霧で何も見えません】


山頂には１１時頃に到着しましたが、霧は一向に晴れる様子はありません。
期待した眺望を得ることはできませんでした。往路では途中北東からの風が吹きつけましたが、山頂は無風。
山頂で３０分の休憩の後、来た道を戻り１３時過ぎに和田峠に帰り着きました。

トラブルもなく、皆さん元気にそれなりに山を楽しんで頂けたようでした。

晴れた日にふと思い立って来るにはちょうど良い場所です。
次は走りに来るのもいいかなと思いました。