一昨日の土曜日、門前仲町に用があったのでランチは迷わずここへ。門前仲町には大大大好きなラーメン屋が2軒ある。
一つは『こうかいぼう』、もう一つがここ『晴弘』。何度食べてもこの2軒のラーメンは忘れられない美味しさでまたすぐ食べたくなる。
土日のお休みの日は、家族連れで賑わう。一人用のカウンター席が空いている。仕事オフの梅雨明け真夏日ですから、生を飲まないわけにはいかないでしょう。
ここのラーメンは意外とメニュー数が多い。支那そば屋だから醤油ラーメンがメインで、注文数も支那そばが多いわけだが、塩ラーメンと味噌ラーメンもある。
塩ラーメンはワンタン付ける合っている。とてもコクのある塩支那そばだ。味噌は今回初めてオーダーしてみた。
普通ないような不思議な味噌ラーメンだ。麺もスープも支那そばと全く同じ。つまり、細縮れ麺で魚介系の支那スープである。
味噌と言われなければ、目を閉じて飲むと味噌スープだとはかなりの人がわからないと思う。たぶん上品でまろやかな合わせ味噌を使っている。
背脂だろうか、少し細かめにチャッちゃとかかっている。なんともうまい具合にコクのある味噌スープになっている。チャーシューは分厚いのが3枚、柔らかくていい。
もやしとか野菜が全く入っていない味噌ラーメン。支那そばや塩支那そばと全く同じ作り方や具材が同じ味噌ラーメンだ。
やはり晴弘のラーメンは私の嗜好にいつも刺さる。大量の熱々スープは飲み応えあり一滴も残さず完食してしまう。ご馳走さまでした。今度はこうかいぼうの番です。
すぐ近くの鶴岡八幡宮、当分は神輿は担げないのかな。夏にお祭りのない門前仲町にはどこか気の抜けた哀愁が漂っている。
麺を持ち上げると湯気が立ち込めてフゥフゥと湯気を払う。そんなラーメンが基本です。
冷たいビールがますます美味しくなります。