最近の小学生の「なりたい職業」ランキングベスト10に『ユーチューバー』が入っているらしい。
年寄り世代が、ユーチューバーなんて職業じゃないといくら言っても、それで飯を食ってる以上、職業になるのでしょう。
私も今年から本格的にユーチューブチャンネルにいくつか登録して見るようになって、ようやくYouTubeの威力なるものが実感できるようになった。
YouTube運営サイドの広告収入もこの何年も上がり続けていて、いずれはTV業界を脅かす存在になるのではないかと予想できる。
ユーチューバーの収入はある程度正確に予測できるみたいだ。それをランキングで公表してるサイトがある。
YouTube動画の総再生回数で収入が決まるらしい。YouTube動画には必ず再生回数とチャンネル登録数がリアルタイムで正確に見ることができる。
だから人気ユーチューバーの1年間の総再生回数を動画ごとに全て加算すると、そのユーチューバーの総再生回数を算出できてその結果、YouTube運営サイドから支払われるお金も算出できるという仕組みだ。
例えば、私が毎日5から6動画くらい再生するSUSURU TVのすする君は、4人でYouTube動画を製作しているみたいで、総収入を4人で均等折半してるらしい。
それが正しいとすると、一人当たり年収が300万くらいになる。91万人を超えるチャンネル登録者がいてこの程度だ。ラーメンユーチューバーとしては第一人者で最も人気のある人物だ。
収入が1億円を超えるユーチューバーは確かにいるが、数えるほどのごく少数である。99.99‥%のユーチューバーはとてもそれだけの収入では食べていけない厳しい現実があるみたいだ。
もちろんこの収入は税込の額面であるから、実際手取りの金額はもっと少ないことになる。つまり、YouTube動画の収入だけで食べていける人は氷山のごく少数の一角だけで、ほとんどのユーチューバーは副収入として小遣い稼ぎにしかならないみたいである。
自分の趣味や興味に一致した動画チャンネルは、TVや他のSNSでは得られない面白さとユニークさがある。くだらないが、どうでもよいが、気になることを簡単に簡潔に得られる数分から数10分の動画をいつでも自分の都合で再生することができる。
軽薄さとマニアックな専門性が入り乱れた不思議なお手軽世界だ。時間潰しから本格的学びまで玉石混交の超私的世界で構築されている。何が玉で何が石か、その人次第で決まる。
すする君がこれからどうなっていくのか、22歳から始めていつまでこんなペースでラーメン食べ続けて毎日動画アップし続けるのか、興味深く見守りたい。