なな散歩（43）

　このところ休日は、ななとりりィの散歩とお一人ラーメンランチの繰り返しである。寒くなると熱いラーメンはさらに美味しくなり、ななも元気に走り回る。

　ラブラドールという犬種は、寒さに強い。水と寒さの中で狩猟犬として進化してきたので、皮下脂肪と短毛の毛が二層になって体温を保護するみたいだ。

　だからななにはオールシーズンなにも着せない。夜もかけ毛布無しで敷き毛布だけで寝ても大丈夫だ。7年後くらいに年老いてきたら冬は何か着せてあげよう。

　小型犬のりりィにはもう何着も防寒着を購入した。夜は猫チャグラみたいなクッションハウスに入って寝ている。短毛スムースなのでブルブル寒がりである。

　お昼散歩で久しぶりにバーニーズのシェリちゃんところを訪れた。店舗のフロアーに牛骨が２つ落ちていて、馬の肺を乾燥させたワンちゃん用おやつをいただいた。

　ななはもう興奮して最敬礼のお座りでおねだりする。大型犬用に食事やおやつを販売してるお店があるらしい。篠崎のドッグランで大型犬の多頭飼いしてるワン友から情報得て購入されたらしい。お裾分けいただいた。

　シェリちゃんはもうすぐ2歳の50キロ近いから、ななの体重の2倍近い。ななはちゃんと腰低く目上のワンちゃんに服従する姿勢とる。

　バーニーズもとてもフレンドリーで人にもワンちゃんにも優しい。目や仕草がほんとうにやさしくて穏やかなワンちゃんだ。近くで見ると手足の太さが半端ない。

　一度の食事がカップ4杯というからちょうどななの2倍食べてることになる。バーニーズにしては女の子で小さい方みたいだから、男の子のバーニーズで60キロ以上級は凄く食べるのだろう。

　12月にまたお邪魔します。

　

中華そば『鼈』（すっぽん）@東京都江戸川区小岩

　いつもの週末通り、早朝ななを江戸川散歩に連れて行ってボールダッシュしてくる。今日の朝は鱗雲で曇っていたからお日様が拝めなかった。

　昨日のカレー残りで、朝食はドライカレーライス作る。サンゲタンスープも残り物温めて、ドリップコーヒー淹れる。休日のコーヒーはいつも私の係り。

　朝食後は、りりィをゲージから出して自由に遊ばせる。そのうち、ななもゲージから出してあげてお昼近くまで戯れていた。

　お昼は自転車で小岩へ。小岩駅南口出てすぐのところにある。『鼈』をすっぽんとはなかなか読めない。ラーメン屋にしては珍しいネーミングだ。

　小岩という街は非常に庶民的で気を遣わなくていい大好きな町だ。見栄や気取るところがない。ここ鼈には3年？か4年ぶりくらいの来訪。

　中華そば、煮干しそば、煮干しつけめんと3回くらい食べた。濃い目の味付けで煮干しの魚介系を全面に出したラーメン。

　前は全然混んでいなくていつでも食べられるお店だった。今回は5人待ちで驚いた。いつの間にか人気店？になってるのだろうか。

　中華そば大盛りをオーダー。さらに驚いたのは、スープがまろやかになって、麺も進化していた。

　スープは煮干し、鰹節と豚骨と鶏ガラがバランスよくなって角が取れていた。3年前はこんなに美味しかった印象がなかったから、この3年で改良、進化したのか、私の味覚が変わった？のだろうか‥‥。

　ご馳走さまでした。ほんとうに驚きました。この中華そばなら食べログ評価値3.8台くらいの人気店と肩を並べられると思う。ほぼ地元の小岩にこういうラーメン屋があって嬉しい。また来ます。

　

愉快なにゃんこ達（29）

　北風が少し強いが心地よい冷たさだ。寒くもなく暑くもなく晩秋のいい季節。どこに行くこともなくにゃんこ達とワンコ達と1日過ごす。

　にゃんこは家になついて、わんこは人になつく。昔から言われていることに妙に納得する。にゃんこは群れない。わんこは人とも群れて生活する。

　だから、にゃんこ達は1対他で横の繋がり、わんこは群れの中で縦一本の繋がり。わんこは縦の序列の位置を明確にしている。上手く生きるための面白い自然の関係性に感心してしまう。

　さあもうすぐ晩御飯の時間だ。1日の中で最も楽しみにしてるとき。これから用意するから待っててよ。

　

オモニの味『一品』カルビクッパ@東京都江東区亀戸

　懐かしい味というのが誰しもあることでしょう。子供の頃よく食べたもの、お袋の味など。

　亀戸の韓国料理屋『一品』には5年ほど前まで何年も週1以上でよく通った。ランチは、700円前後で、サラダ、サイドメニュー、キムチの食べ放題、ご飯も大盛り、食べ放題と気前がよい。

　味ももちろん良くて、ここのキムチやメイン料理は薄塩で美味しく食べさせてくれる。何を食べても美味しいし安い。5年前の最後に食べたカルビクッパ写真が残っていた。

　常連だったから量も肉もサービスしてくれていたのだと思う。今回は食べ終わってから厨房に声をかけてオモニに出てきてもらったら、覚えてくれていた。

　たぶん年齢的には70前後の年頃だと思う。元気に厨房で1人で頑張って調理されている。

　5年前と変わらず美味しかったよ。オモニは前より若返ったねと声をかけたら少し涙を浮かべて、美味しかったと言ってもらえることが何より嬉しい、励みになるとおっしゃっていた。

　決してお世辞ではない。ここのオモニの味は韓国の家庭料理の味だ。高級焼肉店のカルビクッパやキムチより私にとってはホッとする心のこもった美味しい味だ。

　ご馳走さまでした。月1は何とかして食べに来たいです。オモニまだまだ頑張ってください。帰り道、猿江公園に寄った。ここでランチ後よくコーヒーブレイクしたもの。懐かしい休憩場所でもある。

ヌードルマイスター『源九』@東京都千代田区九段下

　東京で好きな場所や風景がいくつかある。その中でも皇居周辺や九段下は、目まぐるしい東京にあっても広々として木々が多くて歩くのに快適な空間だ。

　一昨日の午後、お休みが取れたので九段下でラーメンとスタバでコーヒーを楽しんだ。そのあと歩いて神保町でアコギを御茶ノ水の丸善で本を物色した。

　ほんとうは八咫烏で淡麗清湯系ラーメンをいただく予定だったが、この近くにはラーメン屋が5軒（タンメンしゃきしゃき、博多系ラーメンなど）もあって思わず新店？のここに入ってしまった。

　ヌードルマイスターなんてネーミングを付けてるから胡散臭いかと思いきや、スッキリとした清湯系の醤油ラーメンだった。

　魚介にはたぶん貝系もプラスしてほんのりと貝出汁に鶏ガラ系の正統派醤油スープだ。意外と生醤油が効いていて、複雑な出汁の味や香りがあとから微かに感じる。

　スープに混じる黒い粒はなんだろう？トリュフ系の西洋のものか、なんだかわからなかった。

　八咫烏のラーメンは清湯系でも薄口の出汁の香りが強いが、ここの清湯系はパンチの効いた濃口だ。チャーシューは鶏と豚の各一枚、シャキシャキ小松菜に青ネギがいい。

　レベルの高い醤油ラーメンでしたが、私は八咫烏のスープの方がどちらかというと好みです。ご馳走さまでした。来年また来たいと思います。

八咫烏の醤油ラーメン


八咫烏の塩ラーメン