にゃんこと黒ラブ

猫達と黒ラブラドール、チワックスとの生活、ラーメン探索、日常について語ります

ブログ小休止のお知らせ

2021-07-07 17:59:00 | 日常

 いつかは当ブログも終了するときがやってきます。よく2年ちょっとも続けられたなと思っています。読んで頂ける方がいらっしゃったのが何よりのモチベーションになりました。

 ラーメンのこと、ワンちゃん達のこと、ニャンコ達のこと、スポーツや将棋のこと、書きたいこと、興味あることは沢山あります。

 お家の事情で少し休ませてください。少し長めの夏季休暇を早めに取らせていただきます。みなさまもお元気で。またどこかでひょっこりとブログ更新しますので、その時はまたよろしくお願いします。
















藤井聡太棋聖初防衛

2021-07-04 18:05:00 | 日常

 昨日は、スマホとPCと衛星放送を駆使して、MLBのエンゼルス戦、将棋の棋聖戦第3局を同時に楽しめた。どちらも素晴らしい戦いで、感動を消化しきれないくらい良い戦いであった。

 藤井聡太棋聖が後手番から見事に3連勝。将棋のビッグタイトル戦における10代防衛は長い歴史上なかったから、これまた快挙なのである。

 相手が三冠の渡辺明名人だったから、なおさら価値ある防衛だ。この3局とも現代将棋の最先端いく未知の領域での戦い。

 序盤、中盤、終盤通して玉形が不安定のまま攻め合う。将棋界が今まで築き上げた守りの戦型はいったいどこにいってしまったのか。そう思わせてくれるスリリングな中盤戦。

 中盤で藤井棋聖はものすごく時間をかけて読みを効かせる。あっという間に終盤戦に突入する感じだ。残り時間が3分から5分しかないのに長い終盤戦を、一手1分以内に指し続ける。

 それも難解な互角かすこし不利な状況からでも、中盤までに読んでましたよとばかりの指し手のような早業。時間を残していたはずの渡辺名人が先に1分将棋の秒読みに追い込まれてしまう。









 この一年でまだまだ成長し続けている。10代にしてこの完成度、終盤の読みの的確さはなんだろう。

 谷川元名人、現日本将棋連盟会長が藤井棋聖の強さを本にして、今回の戦いも鋭い解説をしてくれている。

 20代半ばを待たずして、八大タイトル戦のほとんどを奪取する日が来るのかもしれないと思わせる今回の棋戦内容な気がする。





 

オオタニ劇場〜HR2発に盗塁からのサヨナラ激走

2021-07-03 20:41:00 | 日常

 一昨日、ヤンキースタジオで一回2アウトしか取れず最短KO食らってのホームゲーム。昨日が恵の雨で東海岸から西海岸までの休息とれる移動日となった。

 さすがにみなさん心配したでしょう。疲れが溜まっているのではないか、休息日が無さすぎるのではないかと。

 先発ローテーションピッチャーは4日から5日はベンチにも入らないでスロー調整して様々な準備をする。次戦相手のバッター分析であったり、身体的なケアーやマッサージ受けたり、筋力トレーニングであったりと十分な準備に当てる。

 大谷くんはそれができないばかりか、毎試合、DHバッターとして対戦投手の分析や試合前のアップ(ストレッチ、ダッシュ)からフリーバッティングまで、試合前の何時間もその日のゲームのための準備に追われる。

 




 
 今日の試合もすごくもつれるスリリングな展開となった。2本の連続ホームランも凄かったのだけれど、最後9回裏7対7の同点の場面でのバッターボックスと素晴らしい選球眼からの四球、ギリギリ勝負からの盗塁成功にドキドキさせられた。

 ライト真っ正面に鋭い打球が飛んでのクロスプレー、相手外野手もワンバウンドのストライク返球。0.1秒以下の争いとなるスリリングなプレー。野球の醍醐味が詰まった結末となった。

 大谷くんの迷いない、一生懸命では説明つかない大胆さがほんの少しまさった。まさに激走である。MLB広しといえども、投手がこんなプレーするのは過去にあっただろうか。

 67歳の名将ジョーマドン監督が、『指揮官は「彼がやっていることは今まで聞いたことがないような完璧な試合だ。スイングすればすべてがホームランになるような打球を放ち、我慢強い打席で四球を選び、積極的な走塁を見せる。そして、投げる。彼はどんな時も準備し、いつも平常心でいる。その試合すべてがとても壮観。まさにオールスター選手のパフォーマンスだ」と絶賛の言葉は尽きなかった。』







 こんなゲームを衛星放送LIVEで観ることができて、なんて幸せなのだろう。大谷くん、どこまで爆走するのだろう。怪我だけはしないでいただきたい。




論語『知好楽』〜楽しむことが何より

2021-07-02 19:40:00 | 日常

 論語に「之(これ)を知る者は之を好む者に如(し)かず。之を好む者は之を楽しむ者に如かず」とある。

 楽しむ者が1番強い‥‥。正鵠(物事の急所)を得ている。一流スポーツの世界にも度々現れる言葉である。

 勉強も本来、娯楽の一つだった。江戸時代の国学者、本居宣長の弟子たちは、出世したい若者ではなく、功成り名を遂げて隠居した豪商たちだった。

 彼らは、内発的な好奇心に駆られて、勉強に取り組んだ。が、学校制度が確立すると、将来の目的と結びつき、競争や強制という外発性を帯び、娯楽という本性からかけ離れてしまった。

 



 『舞姫』(森鴎外)の主人公が立った「学問の岐路(分かれ道)」は、そういう、求められる学問と求める学問の乖離(かいり)にきざしている。

 本来の価値に気付かないまま、強制された勉強に、本意と無関係に取り組まなければならなくなれば、自己疎外に結びつく。結末が学力不振にとどまれば、まだいい。

 ではどうするか。処方箋は決まっている。内発的な主体性を取り戻し、勉強の本質的な娯楽性に気づくことである。ノーベル賞受賞者は、異口同音に「好きなことをしただけ」と言う。

 が、勉強の楽しさを教えることはできない。生きる意味と同じで、各人固有のものだから、自分で発見するしかない。私たちには、経験を語るか、手がかりとなりそうな具体例をあげるくらいしかできない。





 動物行動学の日高敏隆(1930〜2009)のラジオ番組で聴いた話が忘れられない。動物行動学は、生物学から枝分かれした分野。解剖や分類ではなく、観察を方法とする。

 幼い日の発見である。虫を追いかけてばかりいた。あるとき、「チョウの道」に気づく。アゲハチョウが、いつも、人間の道路の同じ側を飛んでいくのだ。

 捕虫網をもって追いかけると、いつも同じところで道を渡る。複数の個体が同一の行動をとる。少年は、チョウにも道がある、と思う。観察が始まる。

 アゲハが飛ぶのは、木の生えている側。反対の畑側には飛ばない。アゲハの幼虫は、柑橘類の葉を食べるから、ミカンやカラタチの木の生えている方が、成虫同士も出会う確率が高い。

 モンシロチョウが好きなキャベツ畑も、アゲハの心はとらえない。柑橘類は陽樹。日陰を嫌い、日なたを好んで生育する。日陰で繁茂する陰樹ではない。

 アゲハは、日の当たる木々の上を舞って行き、日陰にさしかかると、道路を渡って日なたに移動していたのである。いま日が当たっているところは、少なくとも1日1度は日の当たる場所。

 つまり、陽樹の生える場所を飛ぶことになり、羽化した異性に出会う確率も高くなる。闇雲に飛んでいたわけではなかったのである。少年の素朴な疑問が、一生の研究に繋がった。(ラジオ番組と『チョウはなぜ飛ぶか』岩波書店1998参照)

 



 楽しそうだろう。理学の研究者ではよくあることで、好奇心が研究に昇華する。羨ましいエピソードでもある。

 若者も、ただ受験勉強の難行苦行に耐えるのではなく、勉強が内包する楽しさに目を向けてごらん。違った景色が見えてくることだろう。

 「知好楽」を実践して、楽しむことである。仕事もそういう部分をできるだけ増やしたいものだ。





 


肉うどん『丸亀製麺』@東京都江戸川区小岩

2021-06-27 19:15:00 | 日常

 昨夜、東京12chのアド街で「小岩」が特集だった。いろいろと興味深い場面があった。小岩駅周辺の地元商店街が12もあるところが第1位に挙げられていた。

 気取らない不思議なディープな街だと思う。今日はちょっと小岩を歩いてみるかということで、駅ビルにある丸亀製麺でランチとなった。













 肉うどん大に天ぷらをごぼう、さつまいも、野菜天と。コロナ前は、ネギや薬味(擦り生姜)、つゆは入れ放題だったのがなくなった。

 つゆは少しぬるかった。味はあっさり、腰のあるうどんは美味しかったです。いつか、足を踏み入れていない四国の本場讃岐うどんを食べてみたいものです。

 結局、小岩で購入したものは食料品だけ。目的のない買い物散策はこうなります。でも何だか人の温かみある街の雰囲気を感じてフラワーロード商店街を歩いて来ました。