
先週の月曜日、午後から仕事オフになったので帰り道立ち寄った。2度目の訪問。
浅草橋という街は、昔は物流の問屋街だったみたいだ。今でも、日本人形、花火、おもちゃ、生地やボタンなど少ないが残っている。
浅草橋から蔵前にかけて、古い店舗やビルの一室がリニューアルされて、カフェやイタメシ屋、古着や装飾品など今風?の洒落たお店に生まれ変わっている。
私はそういうお店に全く興味がないので、何があるのかさえよく見ていない。この街で興味があるのはラーメン屋だけ。





先ずはエビスの瓶ビールをいただく。冷えた瓶ビールは冷えたグラスで飲むと最高に美味しい。空きっ腹に染み込むのがわかる。
ラーメンはというと、非常に珍しい「豚白湯」のスープ。鷄白湯というのはよくあるが、豚の白湯?
要するに、豚骨ラーメンという事なのだが、九州の豚骨ラーメンとは味がかなり異なる。おそらく豚骨を煮込む時間や手間がかなり異なるのだと思う。
私の勝手な推測であるが、九州の豚骨ラーメンは、豚骨をかなり強い火力で長時間煮込み、基本水を継ぎ足ししない。ここの豚白湯は弱火か中火で豚骨が溶けるまでじっくり炊き込んでいる印象がある。
また、豚白湯といえども白濁色のスープではなく、ダシ醤油系のものをブレンドしてる。豚骨ラーメンより全然豚骨臭くなくて、とろみのあるまろやかな濃いスープである。
具材も大ぶりで歯ごたえありいい仕事が施されている。初めて訪問したときは特製ラーメンだったので写真探してみる。



やはり1年くらい前に立ち寄っていた。
気のせいか、その時よりスープに濃厚さが増して豚臭さは無くなったような印象。
コロナの影響だろうか、カウンターの客席は少し空いていて、夜営業は当面の間しませんと張り紙あった。



替え玉もしてお腹いっぱいになった。
ご馳走さまでした。また来ます。
これからまた東京はコロナ対策で色々な制約や自粛をしなくてはと思う。新規店の探索はまたしばらくは自粛です。過去に訪れたお店を総集編で紹介するかもです。
濃厚さがダメでなければ美味しいラーメンだと思います。