年に何回かはこういうラーメンを食べたくなる。喜多方ラーメンというのは不思議な魅力あるラーメンだ。
坂内食堂から派生して都内にいったい何店舗あるのだろうか、とサブ店名が付いてたりする。亀戸、錦糸町、曳舟、大塚といろんなお店に行った記憶がある。
スープが先ず独特で、豚骨と煮干しがメイン食材だと知ってる人は意外と少ないかも。豚骨を髄液が出ないような温度と時間で濁らないように煮込む。煮干しを別の鍋で出汁を採る。その2つのスープを醤油の返しと合わせるWスープである。
醤油はお店によって薄口醤油だったり特徴がある。だから、喜多方ラーメンはいわば、豚骨煮干し醤油らーめんと名付けていいと思う。あっさりスープの中に、まったりとした豚骨出汁が奥の方にある。
チャーシューも独特で、少し脂身の残る食感ある豚肉だ。麺が実によくスープ出汁を吸った平打ち縮れ多加水麺で、モチモチ食感がとてもいい。
ここの麺は硬めでオーダーしないで、柔らかめくらいが美味しい。もっちり感を味わいたい麺だ。
ご馳走さまでした。私の中ではいろんな都内坂内店で、亀戸店が一番好みで美味しいと思う。10年くらい前は、醤油の効きが少なかったが、最近醤油の色が少し濃く付いてきたと感じる。
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