4年以上振りの吉左右に昨日13時過ぎ到着。昔は20人くらいの大行列だったが、今回は10人と半分でいけた。コロナ禍の影響を受けていない人気店だ。
ここは昔かららーめんとつけめんの2種類しか置いていない。ご飯ものもサイドメニューもない。ラーメンに徹した気持ちのいいお店。
40代前半(間違っていたらごめんなさい)のご夫婦2人で全てを切り盛りしている。ご主人の落ち着きのある気合い入った「いらっしゃいませ」、「ありがとうございました」がとても気持ちいい。
心がこもった良い挨拶というのは、こういうものだというお手本のようだ。料理の味がどうこうの前に、まず接客のもてなしが奥さんの声かけからもよく伝わってくる。
こんなに待たせて申し訳ございませんと1人1人の客にさりげなく声かけする。食べ終わって帰る時も、こちらの顔と目を見てありがとうございましたと出口まで送り出してくれる。
麺もスープも具材もほんとうに非の打ちどころがないバランスいいらーめんだ。まず、麺が立っている。太くはないがこしがありもちっとして最後まで伸びていない美味しい麺だ。
スープはもっといい。豚骨、鶏ガラ、魚介系が均等にまろやかに融合して深いコクとさわやかな重厚感ある。塩分は軽めで出汁がバランスよい濃い味に仕上がっている。
チャーシューも私が理想とする厚みある柔らかいお肉だ。
確か水、金、日と週3定休日で、夜営業なし。11時半から15時までと昼のみ3時間半限定。東西線の木場駅から少し歩くしアクセスはあまりよくない。
にもかかわらず、接客と味の一流さで行列の絶えない人気が続いている。若いカップルからおやじ、おばさん世代まで幅広い層だ。
門前仲町の「こうかいぼう」といろんな面でよく似たラーメン屋だと思う。どちらも混んでいなければ毎週食べたいラーメンだ。
ご馳走さまでした。また来ます。
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