「逆球をわざとやったんです」。松坂(レッドソックス)の、驚くべき告白。キューバ打線零封の秘密だった。
逆球とは、捕手の構えるミットとは反対方向へ投げる球。2次ラウンド初戦のキューバ戦(15日)で6回無失点。対キューバ戦は2004年のアテネ五輪、前回大会決勝に続き無傷の3連勝となったが、実は大胆なわなを仕掛けていた。
「捕手が早く構えると、キューバはベンチから声を出してくるんです」。松坂によると、キューバのベンチは捕手がミットを構えた位置を打者に声で伝達しているという。このことを、アテネ五輪でキューバと対戦している松坂と城島は知っていた。
「だから逆球でもOKだった。実際に序盤からはまりました」。打者に“逆”を予想させ、それと違うコースに投げて翻弄(ほんろう)したのだった。
ふむふむ・・・韓国との戦いが気になるねぇ