玉下駄ブログ

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2010年07月07日 | Weblog

参院選序盤情勢 静岡選挙区

06/27 07:40

 静岡新聞社は26日、共同通信社の参院選電話世論調査を基に、現職と新人計6人が立候補している静岡選挙区(改選数2)について取材を加味して序盤情勢を探った。

自民党新人の岩井茂樹候補(42)、民主党現職の藤本祐司候補(53)=国民新推薦=が先行し、みんなの党新人の河合純一候補(35)が激しく追う展開。

民主党新人の中本奈緒子候補(31)=国民新推薦=はやや出遅れた。共産党新人の渡辺浩美候補(49)は支持が広がらない。諸派新人の中野雄太氏(36)は独自の戦い。ただ、投票先を決めていない人も34・5%あり、終盤の戦いぶりによって情勢が変化する可能性がある。

 岩井氏は自民支持層の7割を固め、公明支持層の4割に浸透する。60代以上の支持が厚く、20~40代にも支持を広げている。党市町支部が動く保守地盤の伊豆地域と、沼津、三島で藤本氏と競り、富士地区や御殿場市では他候補を引き離す。県西部でも2割強の支持を得て優位な戦い。


 藤本氏は、民主支持層を中本氏と食い合いながらも5割弱を固めた。社民支持層の一部を取り込む。無党派層の支持は1割弱にとどまっている。2人擁立で危機感を強める県連や連合静岡の産別労組が活発に動いて各地区で組織固めを進め、票の上積みを図る。


 河合氏はみんなの党支持層の8割をまとめ、公明支持層にも食い込む。無党派の支持が1割強で6人の中で最も高い。民主支持層の一部も取り込む。静岡市では2割強の支持を得てリードするが、中遠地区の支持は1割弱、地元の浜松市も2割に届いていない。


 中本氏は民主支持層の2割弱から支持を得ているが、無党派に支持が広がらない。男女別では女性の支持が弱い。労組に距離を置く民主支持者の一部が流れる東部地区で浸透が見られる。
 渡辺氏は共産支持層の7割強をまとめるが、2割がみんなや民主に流れている。30、40代の支持が弱い。