参院選序盤情勢 静岡選挙区 |
06/27 07:40 |
静岡新聞社は26日、共同通信社の参院選電話世論調査を基に、現職と新人計6人が立候補している静岡選挙区(改選数2)について取材を加味して序盤情勢を探った。 自民党新人の岩井茂樹候補(42)、民主党現職の藤本祐司候補(53)=国民新推薦=が先行し、みんなの党新人の河合純一候補(35)が激しく追う展開。 民主党新人の中本奈緒子候補(31)=国民新推薦=はやや出遅れた。共産党新人の渡辺浩美候補(49)は支持が広がらない。諸派新人の中野雄太氏(36)は独自の戦い。ただ、投票先を決めていない人も34・5%あり、終盤の戦いぶりによって情勢が変化する可能性がある。 岩井氏は自民支持層の7割を固め、公明支持層の4割に浸透する。60代以上の支持が厚く、20~40代にも支持を広げている。党市町支部が動く保守地盤の伊豆地域と、沼津、三島で藤本氏と競り、富士地区や御殿場市では他候補を引き離す。県西部でも2割強の支持を得て優位な戦い。
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