玉下駄ブログ

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素晴らしいですね☆

2010年10月07日 | Weblog

ドリームが現実に…受賞2人は米大同窓生

 

 根岸さんと鈴木さんはともに、1979年にノーベル化学賞を受賞した米パデュー大学のハーバート・ブラウン教授(1912~2004)に学んだ同窓生。
鈴木さんは63年から2年間、根岸さんは66年からブラウン教授の薫陶を受けた。


 2人の受賞が現実に近づいたのは8年前。根岸さんは、ブラウン教授から「君とアキラをノーベル賞に推薦したいが、どうだろうか」と声をかけられた。毎年10月の発表時期になると、根岸さんの胸は高鳴った。

 「でも、100分の1くらいの可能性と思っていた。この仕事は、ノーベル賞を取ってもいい人が10人はいるから」と根岸さん。この日早朝、待ちに待った吉報が届くと、妻すみれさん(73)と「ドリームが現実になった」と喜び合った。

 「教科書に載るような研究をせよ」。鈴木さんはブラウン教授の言葉を胸に研究を続けた。数ある合成法の中で、教科書に載るほど優れたものはごく一握り。反応の温度を変えたり、ごく微量の物質を添加したり、地道な改良を重ねた。

 根岸さんは会見で、ブラウン教授を「私の唯一の指導者」と呼び、言葉を詰まらせた。その一方で「多くを学んだが、師の後を追うだけでは受賞できなかった」とも述べた。鈴木さんについては「ブラウン教授の研究を何倍にも発展させた」とたたえた。