玉下駄ブログ

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実刑になれぃ!

2012年12月27日 | Weblog

指導していた大学の女子柔道部員を合宿先のホテルで乱暴したとして、準強姦(ごうかん)罪に問われたアテネ、北京両五輪の金メダリスト・内柴正人被告(34)の論告求刑公判が26日、東京地裁で開かれた。

検察側は「被告の性道徳観念は破綻しきっている。このまま社会に出すのは危険。矯正施設に収容すべきだ」として懲役5年を求刑した。

 冒頭、被害者参加制度を利用した女子部員の陳述を代理人弁護士が読み上げた。女子部員が事件後、睡眠薬を大量にのんで自殺を図ったことが明かされると、法廷は静まり返った。

         

内柴被告は何度もまばたきしてキョトンとした様子。女子部員は事件後、大学に行っていないといい「被告に大好きな柔道も、大学も友達も彼氏もみんな奪われた。一生許すつもりはありません」と陳述、厳しい判決を望んだ。

代理人弁護士は「尊厳を否定された」として懲役20年を求めた。

検察側は論告で「被告の供述内容は変遷しており、不自然、不合理な点を挙げるとキリがない」と指摘。「金メダリストの立場もあり、準強姦を認めるわけにはいかなかった」と述べた。

 さらに「欲望の赴くまま避妊もせず姦淫に至った。教え子の信頼を裏切った上、あろうことか被害者から誘ってきたと名誉を傷つける行動に終始している」と猛烈に批判した。

 この日、内柴被告に発言の機会はなかった。27日に弁護側が最終弁論を行い、結審する予定だ。