春さんのニッチな愛聴盤PART2

映画音楽やイージーリスニングなどの埋もれに埋もれた珍盤をご紹介するblogで、前回同様横浜から発信‼️

ジョン・ウィリアムズとアル・カーシャ&ジョエル・ハッシュホーンの代表作といえば🎧️🎶

2023-06-18 08:54:29 | 音楽
「タワーリング・インフェルノ」(1974年 アメリカ合衆国)
監督:ジョン・ギラーミン
音楽:ジョン・ウィリアムズ
主題歌:アル・カーシャ&ジョエル・ハッシュホーン
出演:スティーヴ・マックイーン、ポール・ニューマン、フェイ・ダナウェイほか


まもなく本当に暑い夏になろうとしていますが、お変わりなくお過ごしですか。またまた更新まで間が空いてしまいました。今日は1974年の大変ダイナミックなスペクタクル映画「タワーリング・インフェルノ」を初めとする、ジョン・ウィリアムズの作品から

今さら説明も不要かと思いますので、ここではアルバムに収められているジョン・ウィリアムズの作品とジョエル・ハッシュホーンの書いた主題歌について取り上げてみましょう

ジョン・ウィリアムズ、本名はジョン・タウナー・ウィリアムズは1932年、ニューヨークのフラッシング生まれで、これまでオスカーを52回ノミネートされ、うち5回受賞しています。このノミネート回数は、ウォルト・ディズニーに次ぐものですね

ヘンリー・マンシーニ楽団のピアニストとして、ブレーク・エドワーズ監督の「ピーター・ガン」に参加してから、以降はTVや映画で大活躍してます。今年91歳になり、今年の(2023年7月)にも来日公演の予定となってます

このアルバムには「タワーリング・インフェルノ」と組曲「ジェーン・エア」「ブラック・サンデー」、そしてフェランテとタイシャーのピアノ演奏による「ペーパー・チェイス」等が収められています。また、モウリーン・マクガヴァンが歌う「愛のテーマ」も入っております

なお、このアルバムは正規にリリースされたものではなくブート盤(海賊版)でして、いかに版権がややこしいかを物語っています

それでは「タワーリング・インフェルノ」から「スーザンへの愛」、そしてアル・カーシャとジョエル・ハッシュホーン作の「愛のテーマ」、歌はモウリーン・マクガヴァン。続いて「ペーパー・チェイス」の愛のテーマ

1970年代はどの映画音楽に携わる音楽家にも、脂の乗った輝かしい時代と言えるでしょう。素晴らしい作品が目白押しですね。また、ご意見ご感想等お寄せください

では、またお目にかかりましょう!








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2 コメント

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Unknown (ボルナ)
2023-11-16 04:13:58
いかにもパニック映画な曲があるかと思えば「スーザンへの愛」のように甘美な曲もあるという具合で多彩ですね。後者は「火事になる前は平和だった」と印象づけたいがための曲調なのでしょうが、問題はそれがあまりにうまくいき過ぎているせいで、独立して上質の映画音楽としか聞こえないことです←賛辞のつもり ちなみに映画の中で聞いた時にはなぜかあまり記憶に残りませんでしたが。
このサントラは曲数が多い上に曲想も様々なので、サントラだけ聴いていても波乱ある物語を体験したような気分になれます。もちろんパニック映画なのだとはっきり判る曲も複数あるものの、それ以外の曲を通して聴いていると「どんな内容の映画なのだろう?」思えてもきます。予備知識のない人に一部だけ抜粋して聞かせてどんな映画が推測させてみたら面白い答えが返って来そうです(笑)
「ペーパー・チェイス」の知名度は日本ではそれほど高くありませんが、音楽は優れていますね。もっと取り上げられていいと思われます。
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Unknown (春さん)
2023-11-19 12:56:18
ボルナさん

お久し振りです。コメントをどうもありがとうございます。
大御所ジョン・ウィリアムズの登場となりましたが、1970年代の彼の作品の中でも群を抜いて素晴らしい作品ではないかと思っています。「序曲」や「メイン・タイトル」はこれから起こり行くであろう惨劇の黙示を感じさせますね。特に「リゾレットとハリー」や「スーザンへの愛」の悲喜こもごもの愛のテーマにも、その予兆の不気味さを含んでいるような感じが何となくしますね。「愛のテーマ」は御披露目パーティーの曲とはいえ、「リゾレットとハリー」と繋がるところがユニークですね。ラストシーンの後、エンドロールで流れる「建築家の夢」などはベストスコアだと思います。
「ペーパー・チェイス」のサントラはジョン・デヴィッドソンのヴォーカルのEPやその他オムニバス盤に収録されたりしてますが、このCDにはサントラではなく、フェランタとタイシャーのピアノ演奏が収録されておりますが、かの関光夫さんの映画音楽番組ではこのフェランテとタイシャーの演奏が流れていましたよ。
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