春さんのニッチな愛聴盤PART2

映画音楽やイージーリスニングなどの埋もれに埋もれた珍盤をご紹介するblogで、前回同様横浜から発信‼️

ジョン・スコットが放ったタイムスリップSFミリタリーサウンド🎧️🎶

2023-01-20 12:16:28 | 音楽
『ファイナル・カウトダウン』The Final Countdown(1980年 アメリカ合衆国)
監督:ドン・テイラー
音楽:ジョン・スコット
出演:カーク・ダグラス、マーティン・シーン、キャサリン・ロスほか


1980年と言えば、もう一つタイムスリップもののラブストーリー『ある日どこかで』がありましたなあ

こちらの戦争SF映画は、壮大なメイン・タイトルで始まりますね。超最新兵器を満載して航行中の原子力攻撃空母が、突然タイムスリップに遭遇し、1941年の日本海軍による真珠湾攻撃時のハワイに出没するという筋書きであります!クーッ!!

ジョン・スコット1930年生まれの作曲家で、現在92歳。本名はパトリック・ジョン・オハラ・スコットという、長い名前をお持ちですね!クーッ!!クッ!!クヒッ!!

『アントニーとクレオパトラ』で素敵なスコアを書いており、この『ファイナル・カウトダウン』の6年後に『キングコング2』でベテランの健在ぶりをみせてくれましたなあ

イギリス人らしいダイナミック且つリリカルな作風を得意とする作曲家です。映画だけでなくTVシリーズでも活躍しております

長寿ですから、ますます健康で長生きして欲しい作曲家ですね!クーッ!!

ではサントラを聞いてみますか
『ファイナル・カウトダウン』オリジナル・サウンドトラック
そうそう!知っての方も多いとは思いますが、愛のテーマの「ミセス&ミスター・タイドマン』、このメロディーを今は亡きキース・モリソンこと木森敏行が、岩崎宏美の『火曜サスペンス劇場』の主題歌「聖母たちのララバイ」の作曲をする際にパクってしまい、ジョン・スコットとの間で訴訟沙汰になった経緯がありました。木森敏行というとショーグンと近しい関係のミュージシャンで、ショーグンのKC.ランキンも早く他界しているし、奥さんの元ぺトロ&カプリシャスのボーカリストだった前野曜子もまたしかりで、何となくこの不幸続きは、何かしらあるのではと震えて眠っておりましたぜ!グーッ!!クッ!!

今度、3月22日18時より私の戯曲「再会」をもう一度だけ上映することになり、主演は水野哲と近藤奈保希の二人で、前回とは話の流れを大幅に変えており、朗読劇史上革命的試みをしております。場所はマドンナ原宿で、明治神宮前から2分のライブハウス。入場料は大人5500円で、お食事お飲み物は別途です!是非ともいらしてくださいな。安くない分観に来て損はさせません。3人のミュージシャンによるライブもありますぜ!クーッ!!



宜しくお願う!ということで、またお目にかかりましょう🍀✌🏼






最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (こめへん)
2023-01-20 20:03:01
「聖母たちのララバイ」の件、ジョン・スコットに無許諾だったんですね! 
3/22 の新バージョンでの上演、成功をお祈りしてます!
返信する
Unknown (ターちゃん)
2023-01-20 20:03:05
日本では野球場で聴く機会が多い曲ですね。
戦う感じの映画音楽では日本人に1番馴染みがありますよね。
この映画は、日本のタイムスリップする戦争漫画に
かなり影響を与えた名作だと思います。
返信する
Unknown (春さん)
2023-01-20 21:43:47
ターちゃん
お久し振りです。コメントをありがとうございます。
そうなのです。このジョン・スコットの音楽は野球場等でもブラスバンドがよく演奏してますね
映画の日本の漫画界に与えた影響していたのですね。これは私も知らなかったです!
返信する
Unknown (春さん)
2023-01-20 21:47:23
こめへんさん
この「ファイナル・カウトダウン愛のテーマ」を多分木森敏行が映画を観て耳コピーしたのではと勝手に思っていますが、木森敏行、KCランキン、前野曜子何れも若くして病死しているのが、どうも不気味に思えてしまうのは、私だけでしょうか?
関係者の連続病死ですから。
返信する
Unknown (ボルナ)
2023-01-27 01:48:56
きびきびした清潔な部分と時折現れる田園風味はイギリスの曲という感じがしますね。一方で、緊迫感や不穏な所があるのも戦争映画ならではです。たまにショパン(「革命」)のモチーフが顔を出すのはご愛敬ということで←賛辞のつもり
「ミセス&ミスター・タイドマン」と「聖母たちのララバイ」は確かに同じメロディに聞こえます。それでいてかたやイギリス風味、かたやイギリス風味皆無でその当時の日本風味濃厚というのが何とも楽しいです。
返信する
Unknown (春さん)
2023-01-27 05:56:24
ボルナさん
この音楽はなかなか面白い要素もたくさんありますね。ショパンが顔を出したり、一方では歌謡曲にパクられたりと。ジョン・スコットの音楽でとても好きなのが、「アントニーとクレオパトラ」なんですけど、この戦争SF映画の音楽も、これはこれでいいですねえ。
私にしては珍しく映画を観てから買ったサントラでして、それこそ関光夫さんの番組では一曲目に流れた「メイン・タイトル」、そして「ミスター&ミセス・タイドマン」と、この二つがテーマメロディとなっているところが、如何にもサントラらしいですね。
返信する

コメントを投稿