『黒いジャガー』(1971年 アメリカ合衆国)
監督:ゴードン・パークス
音楽:アイザック・ヘイス、J・J・ジョンソン
出演:リチャード・ラウンドトゥリー、モーゼズ・ガン、チャールズ・シオフィ、ローレンス・プレスマン、アントニオ・ファーガスほか
皆さま新年明けましておめでとう御座います!今年も当blogを宜しくお願い申し上げますm(_ _)m
というわけで、早速新年はこの『黒いジャガー』から景気良く参りましょう!クーッ!!
犯罪の多発するニューヨークを舞台に、私立探偵ジョン・シャフトが活躍する、ブラック・パワー・ムーヴィーの先駆けですね
音楽はアイザック・ヘイスとJ・J・ジョンソンの二人が担当。アイザック・ヘイスの「シャフトのテーマ」が全米1位を記録し、アカデミー歌曲賞を受賞しましたなあ!クーッ!!
このシングル盤は、長尺の「シャフトのテーマ」が例によってズタズタに小刻みにしてあり、まあ、この事をアイザック・ヘイスは知ってんだろか!?、と思うような編集になっとりますねえ
サントラはだいたいロング・ヴァージョンの曲を、手短に編集しているケースが案外多くて、アルバムを購入させるレコード会社の、謂わば販売戦略ですわな
アルバムも買いますから、シングルもオリジナルヴァージョンで収録してくれよ~、と言いたくなるのは、俺だけでしょうかねえ???
じゃあ、聞いてみますか!
「シャフトのテーマ」 アイザック・ヘイス(シングル・ヴァージョン)
「シャフトのテーマ」 アイザック・ヘイス(アルバム・ヴァージョン)
「シャフトのテーマ」 サミー・デイヴィスJr.
とまあ、ここでは3つのヴァージョンを紹介しましたが、如何でしたかな?
更新が不定期になるかも知れませんが、息長く続けて参りますので、2023年の初めに当たり、あらためまして宜しく、可愛がってやってくださいまし!クーッ!!
これは大晦日に女房に撮影してもらいましたよ。カッコいいだろ!クーッ!!
ということで、またお会いしましょうね(=^ェ^=)♪🍀
7インチシングルの収録時間は片面で5分ほどなので、シングルバージョンを作ったのは原曲が長くて収まらなかったからではなくご指摘の通り、アルバムを購入させるためなのでしょう。「シャフトのテーマ」だとアルバム・ヴァージョンの方がフルートの用法等、微妙に大野雄二風味があって、その分、個人的にも愉しいのですが。B面に入っている「レジオのカフェで」もホントラと比べて長さは半分以下になっているとはいえ、中間部を取り出したような編曲でとりたてて切り貼りにはなっていないのでこちらは安心して聴けます。
これは「スターウォーズ」の次にぶった切りまくったシングルかも知れませんね。
サントラのぶった切りシングルは、他に「ピンクパンサー4」があります。
無い小遣いから映画を観た中高生がやっとの思いでサントラのシングルを買い、げんなりしてせっせこ郵便局等でバイトをして、やっとアルバムを買う。そこに昭和の良き時代の青春群像も感じられ、微笑ましいものです。