私が住む街で一番高い山と言えば『高根山』(標高871m)ですが、
この山の中腹に『高根白山神社』があります。
この神社の大祭が昨日29日に行われ(毎年10月29日)、江戸時代後期から伝わる神事芸能
”古代神楽”が奉納されました。
高根白山神社は、加賀の白山をご神体とする白山信仰の神社で、五穀豊穣、豊漁、縁結びの神
として信仰されています。
現存する本殿は江戸時代前期の様式を残す三間社流造りで市の文化財になっています。
また神社に伝わる古代神楽は、安倍川、大井川上流域に伝わる湯立神楽の一種で、
一般には「駿河神楽」と言われ、県の無形民俗文化財に指定されています。
高根白山神社は市内北部の山間部瀬戸谷地区(蔵田)にあります。
ここは、山歩き好きの私にとっては何度もお邪魔しているところで
高根山はもちろん、先月登ったびく石(石谷山)の登山口もあります。
この日もいつもの蔵田の駐車場に車を止め、歩いて神社へ。。。
(この日はお祭りの為、臨時の送迎バスも運行されていました。)
写真の中央にそびえるのが高根山です。↓
山頂まではハイキングコースにもなっています。
神社まで50分、山頂までは70分ほどで歩くこと出来ます。
ここ蔵田地区はお茶の産地~☆
神社まではずっとこんな感じ。舗装された林道です。
富士山のビュースポットも~☆
この景色を見るためにも歩かなきゃね!(^▽^;)
神社の手前、ここが(右側の階段)山頂への登山口です。↓
可愛い巫女さん。。。
神社の天井に飾られていた五色の天井飾りですが、これは『陰陽五行(おんみょうごぎょう)』
の思想を表すものと言うことで、祭事が終わったあと、観衆のみなさんに授与され
”お守り”として持ち帰ることが出来ます。。。
と言うことで、私ももれなく頂いてきました。😅
古代神楽は、地元の蔵田地区の有志の皆さん(保存会)によって受け継がれています。
今年はコロナ禍と言うことで縮小して行われましたが、
わが街にも伝統ある神事芸能があることを知り、次の世代にも絶えることなく伝えらていくことを
願いたいです。。。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます