シャオリン共和国

社会人16年目のシャオリンのブログです。日常生活等について書いています。

西日本大会総括

2006-08-27 22:23:53 | 将棋にまつわる話
書くのが遅れてしまいましたが、
23~27日にアピオ大阪で行われた西日本大会について
簡潔に振り返ってみましょう。


[団体戦]
緒戦で甲南大が広島大が2-3で敗れ、
のっけから混戦の模様を呈しました。
中四選抜が関西選抜に3-2で勝ったかと思ったら、
大阪大に2-3で敗れ、
第五試合が終了した時点では、
全勝チームが消滅。
一時は10校中7校に優勝の可能性があるという
大荒れの展開となりました。
やがて、中四国選抜、関西選抜、大阪大学の3チームに
優勝争いは絞られ、
関西選抜が甲南大学に2-3で敗れたため、
中四国選抜が優勝するに至りました。

個人的に注目していたのは、
大阪大学の戦いぶりで、優勝した中四国選抜にも勝っており、
春期の勢いをそのまま持続しているように思えました。
この秋の一軍戦からは強豪ひしめくA級で
どんな戦いぶりを見せてくれるのか、
楽しみにしています。

運営サイドから特筆するべきこととしては、
縮図の売り上げが好調だったことと、
敢闘賞として7勝以上の選手の方に図書カードを贈呈させて頂いたこと、
風邪、食あたり、寝坊などで理事の人数が不足気味で、
若干運営が大変だったこと、の3つくらいでしょうか。
大会が始まる前の準備はひぃひぃ言っていましたが、
いざ、大会が始まると、案外落ち着いて運営に臨めたように思います。
やや大会の進行が遅かったような気がすること、
縮図の在庫をもっと早くに取りにいくべきだったことが反省点ですね。


[個人戦]
26、27日に和室へ場所を変えて行いました。
くじの結果を見ると、関西勢は案外うまい具合にばらけたのか、
同地区でのつぶし合いにはならずに済んだようです。
その結果、ベスト4には
立命館大の稲葉君、石本君、
関西大の中村君、
名古屋大の長谷川さんが残り、
最終的には、元学生名人の稲葉君が貫禄を見せて優勝しました。

運営サイドとしては、
入賞者が3人並んだ写真を取り忘れたのが痛恨・・・
写真は対局中の写真を使うことで解決しましたが、
反省しきりです;


[女流戦]
26、27日に個人戦とは別室の部屋で行いました。
新顔の方がいる一方で、
参加人数は初日に6人、二日目は8人とやや寂しい人数。
結果、女流の方々の話し合いで、
1日目は1試合、二日目は2試合で行うことに決定しました。
最終的に、立命館大の尾崎さんが優勝。
来年はもっと多くの方が気軽に参加できるように、
何かできないかと思案中です。

運営は後輩理事君たちに任せきりでしたが、
よくやってくれたと思います。
来年以降のことをにらんで、
秋期も、任せられることはどんどん任せていきたいと思います。


[幹事会]
27日の午前中に、アピオ大阪で行う。
議題が多く、午後からの個人戦に間に合うか不安でしたが、
1時間半で終了しました。
幹事会の内容は、
以下、阪大将棋部の掲示板から引用抜粋(ぉ

①西日本大会は、現行のままか、チーム数を減らすか、あるいは持ち時間を減らすか、意見が割れました。この結果を踏まえて、改めて各地方の連盟と協議する方針です。
②専門学校生は予備校生を含めて受け入れることになりました。
③個人戦予選敗退者対象の奨励会員による指導対局イベントについて、今回の秋期個人戦予選(10/1・8)に実験的に開催して、様子を見ることになりました。
④学生団体最強戦(旧最強校戦)について、高校生が参加しづらいという意見があったものの、とりあえず今年度は現行のままで開催することになりました。

初参加のY君に
「幹事会ってこんなに熱いとは思いませんでした」
といわれて、ちょっとうれしかったですw




以上、簡潔に西日本大会の模様をお送りしました。
残った西日本大会関連の仕事としては、
近代将棋の原稿のとりまとめと、
余った宿泊費の返還ですね。
9月頭までに一段落させて、
秋期大会の準備と縮図の編集作業に移行するとしましょう。
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ゲド戦記

2006-08-15 22:48:51 | 雑記
母と妹3人でゲド戦記を観て来ました。
知り合い・ネット上での評価が微妙だったので、
どんなものかと思いきや、意外と良かったです。
いや、むしろ、魔女の宅急便以降のジブリの作品の中で、
僕の最大のお気に入りの作品となりました。
確かに、「千と千尋~」や「ハウル~」と比べて、
洗練されているとは言えませんでしたが、
逆にその洗練されていないことが、
青春映画のような心地良い青臭さのように感じられました。

テンポはゆっくりしていて、
登場キャラクターは淡々と喋り、
台詞は若干子供には分かりにくいかな?
なので、子供には退屈かもしれませんが、
逆に、(その人が好きな映画のタイプによりますが)
大人には受けるんじゃないでしょうか。
予告を聞いて「棒読みだ~」と感じていた声も、
作中ではあまり気になりませんでした。
テレビで見ると、逆に印象が変わるかもしれません。
劇場で見たほうがいい作品かもしれませんね。

作品のテーマも、「生と死」という重いテーマで、
閉塞感にあえぎ苦しんでいる若者が登場し、
同じ「生きること」を扱っていても、
そのアプローチの仕方は最近の父親の監督作品とは明らかに色が異なる気がします。
逆に、それが新鮮。
新たなジブリの再出発を感じさせる内容でした。

結論:
叩かれているほどひどい作品ではない。



とりあえず、「テルーの唄」は買います。
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近鉄将棋まつり

2006-08-14 23:43:06 | 将棋にまつわる話
近鉄将棋まつりに行ってきました。
部員のもりりんさんとファットマン氏に加えて、
京産OGのいちまさん、
神将OBのすっぴーさんと一緒に参加。
他にも知り合いの人がけっこういました。
前々理事長閣下、バイトお疲れ様ですw

個人戦にはD級(4級以下)で出場。
2勝1敗で予選抜けし、
ベスト4で散りました。
しかし、まさか最後の相手がいちまさんとは・・・w
終盤のねじり合いで詰みを見逃したら勝てませんね。
この夏は終盤の勉強を中心に取り組むことにします。

終わってから谷川九段、山崎七段との記念対局を観戦。
さすがに谷川先生は強かったです。
終盤が鮮やかでした。

その後は皆で晩飯へ。
一日中将棋を指して、おしゃべりして楽しかったです。
やっぱりこうしたイベントは楽しいですね~。
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今後の予定

2006-08-13 13:49:14 | 雑記
ゼミ論文の差し替えが
14日17時までなら可能との報を受けたため、
今日一日はゼミ論文の手直しの予定。
ゼミは優を取りたい。

14日は近鉄将棋まつりに部員数名を連れて参加します。
ただ、僕自身は一度大学に
ゼミ論を再提出しに行かないとならないので、
ゼミ論提出してから遅れて会場に行くか・・・
いずれにしろ、
個人戦は参加せずに観戦するだけになりそうです。
せめて、早指しトーナメントだけでも参加したいですが・・・

15~22はバイトを除いて完全にオフ。
西日本大会の準備をやりつつ、
遊びに行く計画を練っています。
ひとまず、「時をかける少女」は観ておきたい。
「ゲド戦記」はテレビで放映されるまで待つことにします。
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毎日杯2日目~3日目

2006-08-13 13:48:38 | 将棋にまつわる話
~8日~
この日から、囲碁将棋チャンネルの取材が
入ることになりました。
また後日、テレビ放映もあるそうです。
楽しみですね。

さて、この日の対局は4局。
まずこの日の山場となったのは、5回戦の立命-京大戦。
京大では一日目不在だった浅田君と粟辻君が加わり、
それがどう結果に結びつくかといったところ。
2-2で残っていた最後の一局に京大が勝ち、
春の一軍戦の借りを返しました。
これで、立命は優勝戦線から一歩後退。
それでも、この後に控えている
京大-東大、立命-東大戦の結果次第では、
まだまだどうなるか分かりませんでした。

7回戦の東大-京大戦は、
2-2で某アマ名氏の対局が残り、
数多くのギャラリーが取り囲んで、
周辺の空気が緊迫していました。
結局、途中から良くなっていたアマ名氏が勝利を収め、
ガッツポーズ。
この瞬間、京大の優勝が濃厚になりました。


4位以下の争いも熱戦で、
3-2で勝敗がついているところが多かったことも、
そのことをよく表していると思います。
これでよく、大会の進行が大幅に遅れなかったなぁ・・・


さて、運営の方は前日に引き続いて、
大将席の棋譜をパソコンに入力する作業。
棋譜入力は楽しいですが、
それでもずっとやってると飽きてくるので、
適当なところで別の人に代わってもらって
観戦もしていました。しかし、本当に相振り全盛期ですね。

で、この日の試合が終わってから、
結果を連盟の結果速報板にupすることを
すっかり忘れていたことに気付く・・・_| ̄|○
慌てて夜にupしましたが、時既に遅し。
結果速報を楽しみにしていた皆さんごめんなさい・・・
そして、欠かさず結果をupし続けて頂いた
立命館大の皆さんには感謝。


疲れがたまっていたのか、
この日は夕食~入浴の後は、あっさりと寝てしまいました。


~9日~
この日は2局。
京大の優勝は固そうだったので、
焦点は2位を争う東大-立命戦に。
この対局も最後は2-2で残り、
両校とも、まだ優勝を諦めていないことが
ひしひしと伝わってきました。
結局、この局は立命館が勝ち。

9回戦が終了し、順位は以下の通りに決まりました。
順位のアナウンスの時に、
うっかり順位を間違たままになるところでした。
危ない危ない。

優勝  京都大学
準優勝 立命館大学
三位  東京大学
四位  東北大学
五位  名古屋大学
六位  早稲田大学
七位  北海道大学
八位  九州大学
九位  岡山大学
十位  金沢大学

選手・応援・運営の皆さんどうもお疲れ様でした。
それにしても、トラブルも特に無く、
つつがなく大会が進行して良かったです。
今後もトラブルが起きないように
努力していきたいと思います。
個人的には、関東の人たちとたくさん話す機会があって、
とても有意義なひと時でした。
次の王座戦も楽しみです。

それはそうと、毎日杯についての縮図の原稿は、
見事優勝した京都大学の皆さんにお願いしました。
クオリティの高い文章に期待したいところですw




大会終了後、昼食を取ってから、早々に箱根を後に。
途中、神戸に遊びに来ていたぽんぽこさんと落ち合って、
夕食を共にしました。
お金を少し出して頂いて、
どうもありがとうございますm(_ _)m

その後はそのまま帰宅。早々に寝ました。
さすがに疲れました・・・
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毎日杯前日~初日

2006-08-13 13:47:47 | 将棋にまつわる話
箱根で行われた毎日杯に着いて、
簡略に書いておきます。

~6日~
大会前日に会場入りして、設営と準備。
が、意外と仕事が無かったので、
あっさりとこの日の仕事は終了。
あとは全日スタッフで部屋でだべる。
ゼミ論文の手直しもしようと思いましたが、
N君の持ち込んだものに夢中になって、
結局、全くはかどりませんでした。

普段、真面目そうな方々が、
続々と壊れたキャラを曝け出したのは、
やはり男衆5人で集まっている環境所以でしょうか。
あの人ならまだ分かりますが、
まさかあの人まで・・・・
部屋の片隅で居心地の悪そうにしていた
唯一マトモだったK君、ごめんねw


~7日~
毎日杯初日。2試合消化。
大会そのものは、特に問題も無く進行。
やはり、平和が一番ですね。

委員長のIさんが司会&審判長をやってる一方で、
僕は主に大将席の棋譜を
パソコンに入力する作業をやっていました。
その合間に縮図を販売。
他地区の方から好評で、うれしい限りでした。
今年も編集作業を頑張らなくちゃいけませんね。

試合そのものは、
東大と立命が他校を圧倒している一方、
京大がぎりぎりで勝ち進んでいました。
この時点では、東大か立命が優勝するのではないかという見方をしている人が多かったように思えます。



関東の人たちが話しているところを
耳にする機会があったのですが、
やはり、強豪校の人の将棋に対する熱意ってすごいです。
さらに上を目指すには、
僕も含めてうちの部員も見習っていかないといけませんね。


いやー、それにしても、
こうした全国大会は、本当に観に行く価値がありますね。
学生将棋をやっている者ならば、
一度はこうした全国大会を観に行くことをオススメします。
こうした熱い勝負を見ていると、
無性に将棋が指したくなってきます。
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ゼミ論文

2006-08-05 00:54:34 | 雑記
8月に入ってから、
ゼミ論文の執筆に取り掛かっています。
「A4で5枚」以上がノルマ。
8/6~9は毎日杯の運営で箱根に行かないとならないため、
今日、明日中には目鼻を付けたいところですが、
結局箱根までノートパソコンを
持っていってやることになりそうです・・・


ちなみに、ゼミ論文のテーマは、
「満州事変の発生原因」について。
経済、政治、軍部それぞれ3つの面から、
発生原因をまとめていく形式になります。
今のところまとめていこうと考えている原因は、
経済は、在満日本人の苦境(中国のナショナリズム運動との関連)と、世界恐慌。
政治は、政党不信、統帥権問題に見られる政党内閣の脆弱性。
軍部は、急進的革新派勢力の台頭、石原&板垣らの暗躍、
ってところです。

資料は7冊くらい読んだので、
あとはどうまとめていくかですが、
いかんせん、時間が限られてます(><)
あと1週間くらい提出期限は引き伸ばせないかな・・・

とりあえず、今日1日が正念場です。
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