拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

11月の赤トンボ

2019年11月02日 | 東西異洋文化事情

昨日11月1日、相方ニコルの従姉妹の息子・テル君がついに結婚した。

彼については8年前の2011年8月にこのブログに引っ越しする前のブログで書いた。

嗚呼! 日瑞の恋 - 拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

日本に恋に落ちたテル君は、日本に住むべくあらゆる手段を駆使した結果の一つとして日本人女性との結婚という最善の道に至った…。でもヒミコとは違う女性と。

ボク自身も異国に住むにあたって、その土地に住む伴侶をまず見つけたところから実現した経過がある。ただ、ボクの場合は諸事情から結婚式はしなかったが。

彼らの場合は、盛大な結婚式を挙げた。

盛大とは参加人数にとどまらず、お嫁さん側のお母さんがベトナム人、しかもフランスに移民したベトナム人親戚が主体ということもあり、両家から集まった親戚はそれぞれ5ヶ国に渡ったという。・・・ここらあたりに、純日本人女性が結婚相手ではなかったという出会いの面白さに(日仏語ともに堪能な嫁)、ボクは他人事ながら彼らの運命的出会いに感心している。

新郎のテル君からほぼ中継に近い形で、神社で行った結婚式の様子、彼の両親が初めて着た紋付袴と着物…という出で立ちは、驚くほど板について見えて笑った…写真を相方の携帯に送ってくれた。

その写真の一枚に、青空の外で撮った花嫁の綿帽子に赤トンボが止まった写真があった。

そこで、お祝いの一句

『 綿帽子 頭巾の白に 赤トンボ  よう子、ティモテの 前途祝って 』一撮

 

それにしても11月に赤トンボって、どれだけ目出度いの・・・

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写真は彼らの結婚とは関係ないが、『船出する二人』…のイメージから一撮した図


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