『坐』の字・・・といっても『坐禅』の『坐』の話。
前回ブログで『茶室は郷里』ということで、『郷』の字の甲骨文字を登場させて説明したが
これってよく見ると『坐』の字によく似ている・・・というか、ほとんど『坐』=『郷』といえそうだ。
辞書『新漢語林』によると、『坐』〜向き合う二人が土にひざを付けて坐る様から、すわるの意味を表す。・・・・とある。
とすると、やはり『坐』は『郷里・さとり』に誘(いざな)う『道』であるといっても、まんざら間違いではなさそうだ。
その線で『坐』を馬骨流に解明すると
『坐』の『土』は大地にしっかり足を付けた『生き方』を象徴し、 その為に必要な目覚め証拠、二人(我と無我)が対峙して描かれている。
仮想現実世界から目覚めた『Neo』状態とも言える。(ネオは『新』を意味するラテン語&The One(救世主)のアナグラム(逆読み)で表す)
その時、初めて『独坐大雄蜂』とも『天上天下唯我独尊』・・・とも言えるのだと思う。
この『雄叫び』は、『自他不二』の自己が宇宙にまで貫いている!・・・という実感の吐露であったであろう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます