拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

6月の情熱の歌手

2013年06月23日 | ヨーロッパの風
 昨日 6月21日は 「Fête de musique」=音楽の日・・・ウィキペディアによると 1982年当時のフランスの文科大臣ジャック・ラングの提唱により
 始まり 今では世界110カ国の国々で 音楽祭りが 行なわれているという。(日本でもあったのだろうか?)

 この日比較的大きな引越しがあったので 帰宅してからノンビリしようと思っていたのに ローザンヌ市内 アチラコチラで行なわれていた
 コンサートのうち 相方は 南アメリカから来た 古くからの友人グアンが主催した "南アメリカの夕べ”に 一人で出かけていたが
 「なかなかいいよ・・・」の「来い!」の電話がうるさく 「しゃあないなぁ~」的に出かけたのであった。

  しかし、結果は 大・オオライ!で 映画監督ヴィム・ベンダースの 「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のプチ再現となり
  特に特に コロンビアだか、アルゼンチンか チリか よくわからなかったが 兎に角南アメリカ出身の 30代後半の男性歌手による
  演歌を髣髴とさせるコブシのよく効いた 歌に惹かれたが その男性歌手の横に 爪楊枝的存在であった若い女性が 歌った1曲は
  素晴らしかった。
  男は 5、6曲歌い、 女はたった1曲であったが その女性の歌には 忘れることが出来ないくらい しびれてしまった。
 
  相方も相当 シビレタようで 二人の意見は一致して 「男の歌手も その女性本人も 彼女の天性の才能に 気付いていないのでは?」という
  怖いくらい謙虚でありながら 人の心を決定的に打つ 歌声で・・・ ボクは まさに 音楽の日、祭りを 満喫したのであった。

           
   


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