昨日9月24日(土)の夜中1時頃、ロンドンで行われているレーバーカップでのナダルとのダブルスを最後に、
テニスプレイヤーとしての最期のプレーを終えたスイスの英雄ロジャー・フェデラー(41歳)が、集ったファンの前に涙のお別れを告げた。
フェデラーがプロに転向したのが1999年、マスターズカップ初優勝が2003年・・・その頃から私も相方ニコルもフェデラーを応援していたので
ファン歴は長い方で、特に相方は、より熱烈な彼のファンであるカナダ人のクロディーヌの影響もあってエスカレートしていったが
ニコルにとってロジャー・F はテニスプレイヤーというだけでなく、人間としての彼の生き方にスイス人として誇りを抱いていたようだ。
スイスのような小国で、言葉が三ヶ国語(ドイツ語、フランス語、イタリア語)に分断されている国において世界に共通して誇れる
人物を持つことが出来た、この約20年間・・・、ロジャー・Fが果たした役割は、スイスにとっていかほどであったろうか。
誰にも気さくで、家族を大切にしながらテニスに一途に突き進み、傍ら稼いだ賞金から様々な組織に寄付や援助などをしてきたロジャー・F。
はたから見れば、一見完璧な人間像に映るが、現実の中でトッププレイヤーとしての地位を守り続けることは並大抵のことではなかったであろう。
テレビ応援する相方は、フェデラーがピンチに陥るたびに、テレビの前から消えて、別室から耳をそばだてていたのが懐かしい・・・。
今後、こんな人物が現れるのか? そう思うと確かに寂しい。 ロジャ〜、お疲れ様でした。
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