この図は、もう三十数年前より私の部屋を照らしてくれている、仏教カレンダーの作品で、いまでは作者の名前すら不明の優れた作品である。
たぶん私はこの図『天上天下唯我独尊』から、これまでどれほど『閃き』=インスピレーションを頂いたか知れない。
私の滅茶苦茶な解釈が 今日も閃く・・・。
この図で、仏陀はいま右手で天を示し、左手が地を示している・・・それが本来の解釈であるが、もしこれが頭脳を上から俯瞰した図に観えた場合
それはあたかも、智脳の使い方の方向性を示唆しているように観える。
2500年も前、仏陀はその智脳の使い方を発見したのであるが、一般の智脳と真逆のそれこそ『智脳のコペルニクス的転回使用』であった。
この図『天上天下唯我独尊』にはこの逆転を示しているのだろう、故に死と生が、時間と(空)間が対自している図になっている。
その深遠な使用法をなんとか、敷衍しようと常不軽菩薩などを使っては、どぶ板的広報『あなたはいずれ仏陀と目覚める人ですよ!』と会う人ごとに
喧伝しては、『余計なお世話だ💢・・・』と石つぶてを投げつけられたか。
仏陀、菩薩一同はいま実に焦って、なんとか人類を目覚めさせて救わなければ!!と冷や汗を流している、2500年間冷や汗を流しっぱなし。
地球温暖化問題にみるように、そろそろ自然による地球環境維持にも限界が観えてきた今日此頃、焦って急ぐのだけれども・・・
究極的救済は各人、おのおのそれぞれの『仏智』という智脳に目覚める・・・以外『手』はないのだ。
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