“龍蛇交歓の夜”

　　今年も残り数日となり　スイスのTVニュースでも　2012年を振り返る出来事を　とりあげ始めている。

　　スイス在・WEBジャパンに住んでいる　自分としては　かって経験したことのない心境にある。

　　この一年間　毎日　ツイッター、ブログ、Youtube、Web ジャーナルなどなどで　日本に接してきた。

　　原発問題、根を同じくするTPP、ACTA、憲法改正問題など　結構詳しい方だと　勝手に思っているが・・・　実際はどうなのだろうか？

　　日本に住んでいる姉などと　スカイプで話していても　原発問題などを　自分の事として捉えてないことが　わかる。

　　悲しいが　それが福島から　遠く離れて住んでいる人々の　大半の心持ちでは　ないだろうか。

　　テレビ、新聞、雑誌が　彼らのメディアであれば　危機感のもちようが　ないのだ。

　　これまでは　どんな流言が飛んでも　こと日本に関しては　何の心配も一切したことがなかったけれど

　　3・11以来　そして先日の選挙で自民党が圧勝して以来　「原発は推進しますよ！」の一言で　

　　どれだけ　国民が無視されているか・・・彼らが“金”に目が眩んでいるか　実証された今　新年が　メデタイ　わけがない。　　　　

　　私たちは　覚悟しなければならないのだ。　この新しい年に！　どうしなければ　ならないかを。