先日、ローザンヌから電車で2時間半のバーゼルへ一泊旅行したときのこと。
出発の日の朝、ローザンヌ駅から電車に乗り込んでいざ席に着かんとする瞬間、ボクは普段メガネに紐をつけて胸辺りにぶら下げいるが、そのメガネが見当たらず、さっき駅のスーパーでパンを買った時カバンから財布を出す際に、メガネを落としてしまった…のかな??と思い込み、電車が発車する前に下車しなくては・・・と焦って相方を促して電車を下車した。
700フラン(約7万円)もするメガネのためには、下車してスーパーにメガネを探しに行くのもやもうえない、とホームで落胆のため息をすると、相方いわく『アナタ、メガネしているじゃないの…』と一言。。。へ〜っ!!と思い、自分の眼のあたりに手をやるとメガネはボクはボクの顔面におさまっていたのだ。『わかっていたら、なんで早くそれを言わないんだ!』と、相方に文句を言いつつ再び乗車して同じ席に着いた。
ボクの腹立は収まらず、再びなんで『ボクがメガネをしていることを下車する前にすぐ言わなかった』と問い詰めると、相方は『言ったわよ…、だけど他のメガネのことだと思て・・・』
この風景って老夫婦には、これからはしょっちゅう『あるある』の風景になるんだろうなぁ…
この一泊旅行はいつものように、相方が計画、ホテルも予約。
ボクは相方に全部お任せ・・・をいつも希望しているのだが。
いざ、バーゼルに着き、駅からバスでホテル近くのバス停で下車した。相方がスマホで調べたところによると、バス停からすぐそばである…という。方向オンチの相方が今回初めて使うスマホのグーグルマップによると、まさにバスを降りた地点に赤丸の印があるではないか。
しかし、どう見たってホテルらしき建物が見当たらない、ウロウロ行ったり来たりしていたら、前方から母娘の二人連れが来たので尋ねることにした。彼女等によるとこの地点から500メートル先になるという。それでそちらに向かおうとすると、当然グーグルマップの示す地点から遠ざかるわけだが、相方はそれにこだわり、『それはおかしい…』と相方が言い出した。
ボクは腹が立ってきて、『もう一度住所を調べなさい!』
相方がもう一度調べたところ、番地は『1』ではなく、『51』番地であった・・・嗚呼!!
これからの人生にはこういう『勘違い』がよくあるある、のだねの巻。
勘違い…といえば、この写真のボクはなんだか異常に小さい人に見える気がするのだが。
植物がやたら大きいせいだろうか?いや、アンタは自分で思っているよりチッポケなだけ。
バーゼルの美しい住宅街、空にはイワツバメがビュンビュン飛び交っていた・・・
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