Shevaのブログ
サッカー、テニス、バレエ、オペラ、クラシック音楽 そのほか
 



『フォンテーン&ヌレエフ: 英国ロイヤル・バレエの夕べ』

1963年
収録演目
『LA VALSE』
出演:ロイヤル・バレエ団

『海賊』 振付:ルドルフ・ヌレエフ
出演: マーゴット・フォンテーン、ルドルフ・ヌレエフ

『レ・シルフィード』 振付:ミハイル・フォーキン
   出演: マーゴット・フォンテーン、ルドルフ・ヌレエフ

『眠れる森の美女』第3幕 
   出演:マーゴット・フォンテーン、デヴィッド・ブレア


2005年7月 シアターテレビジョンで放送












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 ハイランド・フリング。

※ネタバレしてます。これから見る方はご注意ください。

ブルノンヴィル版の作曲家:レーヴェンヨルドの音楽は叙情的で、可憐で美しい。
ドラマティックな部分もあるけど少ない。チャイコのようなドラマティックさはない。
悲劇的シーンでも美しい音楽なのだ。
叙情的で、まさにロマンチック・バレエの世界だ。

私はこれを聴きすぎて、すっかり好きになってしまったので、今回の音楽は、やっぱマシューだなあと思って初日は苦笑していた。

音楽が短いので、ぜったい音楽を足してくるだろうと思っていたが、解説書にもあるように、冒頭にはスコットランドのカントリーミュージックが流れる。
舞台はまるでノイマイヤーの「ニジンスキー」がそうだったように、客電が落ちる前から、もう既に幕が開いていて、始まっている。

クラシックでない音楽をクラシックに混ぜてくるのは私には少々、ん…?だった。Play Without Words でも使った手法、ジャズにまぜるポピュラーミュージック、ほどにはしっくりこない。

序曲の悲劇的な部分は、ゾンビであるシルフの登場に使われる。

またマシューの逆転構造が展開している。
古典の「ラ・シルフィード」ではシルフは森の浮遊する妖精であるが、この作品では、ズバリ、ゾンビである。Living Dead.死んだ人間たちの化け物、幽霊である。まあいってみれば「ジゼル」のウィリーね。

逆転構造といったのはこういうことだ。
シルフの踊る音楽は、古典版では魔法使いマッジの率いる森の悪霊、化け物、魑魅魍魎たちの音楽である。
マシューは「スワン・レイク」でザ・スワンの登場の音楽をロットバルトの登場の音楽を使った。マシューにとって、聖なるものと邪悪なものは表裏一体なのだ。切り離して語れるものではない。シルフたちは美しいロマンティックチュチュではなく、まるでレイプされて殺された後のような衣裳で現れる。
そしてシルフたちに羽根が生えているのは同じで、しかもその羽根がむしりとられるところまでいっしょ、しかももっとストレートな犯罪性をもったやり方で…。
ほんとマシューあんたは怖いやつ。ゾンビの見すぎだ。ヒッチコックの見すぎだ。スティーブン・キングの読みすぎだ。

クラシック音楽の鳴らし方も、古典版のようなロマンティックな部分を意図的に排している様だ。
ジャーーーーン!!とすごい大音響で鳴らす。びくっ!
これはホラー作品だったのね~
ぜんぜんロマンテイックな「愛と幻想」の真逆じゃん。「恐怖と阿鼻叫喚の」シルフィードじゃ!
お子様見に行って大丈夫かな?

さて、序曲の軽快テンポアップ部分に入ると、トイレに乱入してくる酔っ払った友人たち。

序曲が終わると暗転、セットが反転しエフィーの?部屋になる。
酔いつぶれている男たち。
うるさい一晩じゅうついていたテレビを消す友人。この曲はパンフによると「ブリガドーン」だそうです。ここもクラシックでない音楽の使用シーン。

一人になったジェームズの元に現れる、シルフ。
このシルフが古典版では、可憐ではかなげでひたむき、快活で無邪気。マシュー版では悪戯好きで嫉妬深く、やきもち焼きでおきゃんで、やっぱ古典版とキャラだいぶかぶってる~

ジェームズに新聞を持たせて読ませて、だんなさま、新聞どうぞ、私はアイロン掛けよ!って普通の主婦の甘い結婚生活のおままごとをしてみて、急に「ばっかばかしい~ やってられっかよ!!」とキレて、いろいろ破壊しまくる。
まるでグレムリンか、リロ&スティッチか。
このへんがすごい好き~
しかも同じようにジェームズにも破壊を強制する。
当然帰ってきたエフィーはびっくりし、怒り、仲間みんなでおかたづけをさせられる。

古典版ではママが出てきて、さあ、婚約よ、指輪の交換しましょうね、おめでとう! 一方のガーンは横恋慕
マシュー版では、結婚生活とは、女というものは(こんなにうざい)とジェームズに味あわせる。
ガーンはスマイル(ピース)のTシャツでだっさ~い!とうざがられている。

家をめちゃくちゃにしたのは、シルフじゃなくてやっぱり、結婚生活への暗い思いに耐え切れないジェームズの行為だったのだろう。きっと。
スワンレイクの王子がスワンの幻影を見るように。

ジェームズは自分に惚れているマッジの好意を利用して、好き放題ドラッグを仕入れている。報酬はマッジへの熱いキス!
マッジもいいかげん嫌気がさしている。次第に、「もうあんたのキスなんかいらないわ!」となる。

古典版のジェームズは、傲慢で年寄りを邪険に扱い、自分に不幸な予言をされると激こうして、足の悪いマッジを引きずり回し、殴ろうとする。
それを押しとどめるエフィー。
ガーンは「まあ一杯」とマッジに酒を飲ます。いい気分になったマッジはガーンはエフィーと結婚する、ジェームズは死ぬ、と予言する。
単純馬鹿なガーンは喜ぶ。
マッジはその不吉な予言を実行するため行動を起こす。まさに有言実行。

さて、マシュー版では?

その前に、このように、ジェームズは傲慢なアロガントな自分本位の人間でなくてはいけない。エフィーは俺のもの、シルフも俺のもの。俺のものは俺のもの。お前のものも俺のもの。しかしケンプのジェームズは違う。優しすぎる。ジェームズ・リースも優しすぎる。(見てないけど。ごめん。)多分アダム・ガルブレイスが一番キャラは近いんじゃないかな~

ということで次いつ行こうかな~

じゃなくて、ジェームズがヤクに溺れざるを得ない必然性もわからんかった。デンマーク王立バレエの「シルフィード」はジェームズがすごい、傲慢なのだよ。こうでなくてはいけんのよ。

さて、マッジのトランプ占い。こっくりさんみたいなもんで、みんなで手をつないでトランス状態。笑える~ 中学生の頃やりませんでしたか?
ここ好き~ マッジの表情がいいです。
マッジは単純に意地悪をしてみたかった。自分の予言がほんとになるなんて思ってない。ただ、いけず男と幸せバカのエフィーに意地悪したかっただけ。でも、いったん物事を口に出すとそうなってしまうものだ。単純バカなガーンは大喜び。

いよいよ結婚式の日。
みんなおめかししてやってくる。一同列をなして行進。どこへ行くのかと思ったら、教会へ! メンデルスゾーンの結婚行進曲が流れる。みんな袖に入っていて、舞台上には孤独なシルフ。
これ! マシュー・ワールドだよねえ。
幸せの絶頂と、その反対のものを平行させて見せていく。
「くるみ」でもありましたね。幸せなシュガーとくるみ、泣いているクララ。
踊り狂うスワンと泣き叫ぶ王子。

そして車椅子のおばあちゃんはママのママなのかな? 笑える~

結婚式のお祝いのダンス、群舞の部分は群舞、ソロダンスの部分も群舞~ おいおい。スワンレイクはもちっと原振付をいかしてたよん。

ガーンは秘密を発見する。なんだ? この○は。捕まえちゃえ。
この次のジェームズの行動が衝撃的だった。
私にとっては1幕のラストの方がすっげ~衝撃的だった。
そう!だったのか!
マシューすげえ~~
すごい~
悲劇を笑いで表現するマシュー。
1幕には250点をあげたいです。

十字架をきるガーン。うれしそうな顔で。

いやー、これはボーン版、スワンレイクの3幕の幕切れに相当する衝撃だった。
やっぱ天才やねー。

いやもちろんラストもうならせる演出ですよ!

2幕。

またさっさと舞台が開いて、休憩タイムから舞台が始まっている。
ここは2幕の?序曲とマッジたちの毒のスカーフ作りの場面が、シルフ(ゾンビ)の踊る音楽、になっている。やっぱりシルフたちはまがまがしいものなのだ。
シルフを追って、(魂が)ここにやってきたジェームズ。

ここは廃材置き場、ごみ置き場。捨てられた車のヘッドライトが不気味に光る。

ブルノンヴィル版、2幕のシルフたちのシーンは、美しいチェロのソロで女性のソリストが踊るところで始まる。そしてヴァイオリンのなんとも美しいメロディで踊る、シルフィード。

マシュー版では音楽がどうだったか、記憶にない。ごめんなさい。

メロディアスな可憐な叙情的な部分を排していた気がするのだが…。

上着をかけるとこかな?
上着が移動してびっくりするジェームズ。

ジェームズとシルフの出会い。
夕焼けのような背景で横に並んで美しく踊るシルフとジェームズ。ユニゾンのダンス。

ジェームズとシルフがいい感じになると、シルフたちがはあはあ興奮する。(爆~)

そして袖で一発やってきて(下品でごめんなさい)、(スワンレイク)、またカーセックス。(カー・マン)。それだけで爆~ カーセックスの間中、シルフたちは恍惚の踊り。

ジェームズがシルフの踊りの真似をして、踊るところも爆~
ウィルうまい!

しかしシルフ役を男にしても充分いけると思います。ストーリー的にも。メイクでわかんないし。ぜひ、シルフ男ヴァージョンが見たいなあ。

4人のビッグスワンじゃない、ビッグ・シルフのうちの一人でもいいです。
(みんなでかかった)

しかし幸せは一瞬。ジェームズは彼本来のわがままを抑えきれなくなる。
男は女を従わせるもの。やられちゃった女はおとなしく従うしかない。それでもさらに!要求はエスカレートしていく。ジェームズを束縛するエフィーのように、今度はジェームズが自由なシルフの自由を奪うことに躍起になりだす。なんて人間はわがままなのでしょう。

そして衝撃の結末へ!
これだけは語れんな~

古典版の話。
マシュー版とだいぶ違う。

シルフを独占したいジェームズ。マッジがひらひらさせている魔法のショール。
「これがほしいのかい?」
「そうだ」
「何だよ、その態度は。人に物を頼む時はひざまづいてお願いするもんだろ!」
「お願い…します。」
「さあ、これだ。これをこうやって巻くんだよシルフの腕に、ぐるぐるぐるとね。」

そして悲劇が。
古典版で、マッジにくってかかるジェームズ。

「どうしてこんなことをしたんだ!」
「それはお前が望んだことだろう?」
「お前はシルフィードを自分だけのものにしたかったんだろ? あたしはそのお手伝いをしてやったんだよ。言いがかりはやめてほしいね。」

ぐうの音も出ないジェームズ。

古典版では、シルフを結果的には自分が殺してしまったショックで気を失っているジェームズを、マッジが、たたき起こして、エフィーとガーンの結婚式の行列を見させる。そしてシルフの昇天まで見させる。なんて残酷なマッジ。でもマッジはそのショックで昏倒し、死んでしまったジェームズを見て絶叫して泣くんだよ。何それ。
やっぱ愛と憎しみは裏返し。

このシーンがマシュー版でないと思ったら、やっぱ最後におまけがあったね、というわけで。

ワザリング・ハイツ。
Heathcliff, it's me, Kathy, I've come home , I'm so co-o-o-o-o-old. Let me in your window ----

 

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 マシュー・ボーンの「ハイランド・フリング」日本公演初日
2005年6月23日 池袋・東京芸術劇場・中ホール

ジェームズ:ウィル・ケンプ
シルフ:ケリー・ビギン
エフィー:ミカ・スマイリー
ロビー:ジェームズ・リース
ドーティ:シェルビー・ウィリアムス
ガーン:リー・スマイクル
マッジ:ノイ・トルマー
アンガス:マット・フリント
ユアン:ロス・カーペンター
ジーニー:ジェンマ・ペイン
モーラッグ:ハンナ・ヴァッサロ

James : Will Kemp
The Sylph : Kerry Biggin

※ネタバレあり。公演をこれからご覧になる予定の方はご注意ください。

まず、最初の音楽が、レーヴェンスキョルドのものではない。

いきなりジェームズが公衆トイレに登場しラリっている。目が、目が普通じゃな~い!!
いっちゃってる。
シルフの登場。
(ここはネタバレのためカット)
ここの音楽は序曲のおどろおどろしい部分。

友人が乱入し、おしっこしたり、らんちき騒ぎを繰り広げる。
うおーなつかしー。やっぱジェームズ・リースは背が高い!
序曲の軽快にドラマティックな部分の音楽。(ここの音楽は大好きだ~ ヴァイオリンがじゃかじゃかじゃかじゃかじゃか、というのが好き~)

ジェームズはマッジにドラッグをもらい、代金はキス!

セットが半回転し、エフィーのおうちになっている。

赤いタータンチェック柄の壁紙で、壁にはショーン・コネリーやジェーン・フォンダの写真が貼ってある。70年代?ぐらいの設定か。

男どもが酔いつぶれている。ここもすごくユニークで面白い!

ジェームズ・リースのロビー! いきなり笑かしてくれます。
(ここはネタバレのためカット)

これは結婚式前夜のらんちき騒ぎだったんだね。

マッジのトランプ占い。
もちろんこれは古典の「ラ・シルフィード」でマッジが手相を見て次々に不吉な予言をするところの焼き直し。
古典の「ラ・シルフィード」はマッジを邪険に扱うジェームズがひどく傲慢な男として描かれている。そして反対にシルフィードは純粋無垢な存在。
しかし古典の「ラ・シルフィード」のマッジは実はジェームズを愛している。結果的に殺すほど憎みながらも愛しているのだ。
しかしボーンの「ハイランド・フリング」ではマッジがそんなにキーパーソンにはなってない。ヤクの売人というだけで、ジェームズがヤクのせいで自分で勝手におかしくなっていくだけだ。
マッジがジェームズを好きなのはわかるが、ほかにカップルの相手はいる。ヤク漬けにして殺そうと思っているわけでもない。
だからストーリー性がいまいち、ここが弱いのよね。
なぜジェームズが破滅するのか。単なるヤクのせいで、葛藤がないんだよなあ。
お話に戻ろう。

またシルフが現れ、部屋を
(ここはネタバレのためカット)
ここ、すごく好きだ~~
シルフのダンスがすっごくオリジナルで野性的で楽しいです。
悪戯をする子供のような、くるみ割り人形の子供たちがそのまま大きくなったような、ボーンの青春の世界がすてきだ。

女たちが入ってきておかんむり。
さあ、結婚式だ。

ここでメンデルスゾーン。
舞台上には孤独なシルフ。

エフィーのママが出てくるのも(登場の仕方が)おかしい。
(ここはネタバレのためカット)

結婚式のお祝いで家の中でダンスする。
ブルノンヴィル版「ラ・シルフィード」で、足を踏み鳴らしてスコットランドのフォーク・ダンスを踊るシーン、群舞になっている。

またブルノンヴィル版「ラ・シルフィード」で男性のソリストのソロシーン、続くジェームズのソロ、すべて群舞になっている。アントルシャなんかもっちろんありませんよ。

しかし、ガーンは秘密を発見する。何だこれは?
(ここはネタバレのためカット)

完全にらりっているジェームズは
(ここはネタバレのためカット)
皆に取り押さえられる。
ガーンは
(ここはネタバレのためカット)
ジェームズは
(ここはネタバレのためカット)!!!

1幕了。

いやー面白かった。2幕はど~なっちゃうの? と期待高まる。

2幕。
車、フォルクスワーゲン?
この車のライトが時々意味もなく光って怖いんだ~
あの映画?

ここはシルフの世界。
廃材置き場。ゴミ捨て場。
ジェームズはシルフを追いかけてくる。

シルフ、男も4人いるじゃん。

男のビッグスワンが見られますよ。

シルフたちがじっとしているとジェームズは木?だと思って、上着をかけたりする(爆)

ついにジェームズはシルフを見つける。

ジェームズ役のウィル・ケンプ、背中を反らしてターンする。クリス・マーニーの背中反らしターンを思い出す。2人でならんで美しく踊る。

この時のシルフたちの異常な興奮が笑える(ピーピング・トム)です。
袖でエ○○しちゃって2人が戻ってくる。

仲間に入れてもらおうとジェームズは必死で踊りを真似る。ついには中央で踊りだす。かっこいい。

ここの有名なパドドゥのジェームズのアントルシャの見せ場のソロや、シルフの叙情的なソロなどすべて群舞になっている。バレエ版を知ってる人にはちょっと物足りない。
しかし後半にジェームズのソロもある。

シルフたちは一人のシルフの興奮を共有してるのか?
ジェームズを仲間に迎え入れて触りまくる。

ジェームズちょっと不快。
「何で俺を触りまくるんだよ。おれはシルフだけが好きなのに。」
「二人で暮らそう!」
シルフはついてくる。
しかしどこまで行ってもシルフたちが現れる。

ジェームズは大きな○○○を発見する。
(ここはネタバレのためカット)

シルフは
(ここはネタバレのためカット)

シルフたちは
(ここはネタバレのためカット)

暗転。

エフィーの家。
(ここはネタバレのためカット)


うわー「嵐ヶ丘」だあ~

いろいろぶーたれてすみませんが、どなたさまも、文句なくぜひ1回は確実に見ておくべき作品でしょう!
ショッキング!
ファニー!
おしゃれ!
これぞまさしくマシュー・ボーン・ワールドです。
時間も短いので忙しい方にはいいですね。



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バウンド [縛られた男]
Bound

[出演]勅使川原三郎(縛られた男)
   コリンナ・ハルフォウク(女)
   ホセ=マリア・ティラド・ネヴァド(狼)
   イルゼ・アイヒンガー(語り部)

[振付]勅使川原三郎
[原作]イルゼ・アイヒンガー
[音楽]ディミトリ・ショスタコーヴィチ
  『弦楽四重奏曲第13番変ロ短調
         第14番嬰へ長調
         第15番変ホ短調』
[演奏]フィッツヴィリアム弦楽四重奏団
[制作]2002年
   約47分

2005年6月 クラシカジャパンで放送中


すごくすごくすごくシュールな世界です。

朗読する女性はこのお話(寓話)の原作者である。
ドイツ語。

女性はダンサーというより女優。
目が、目が語っていた。

ホセは「狼」というより、「狼男」に変身途中の男。
そのまま「ヴァンヘルシング」出られまっせ。

勅使川原さんとホセの深い深い共鳴を感じた。

ホセの出てくる森林の中のナイト・シーン、
照明が大変だったろうなあ…
その照明のセッティングに何時間かかったか想像すると気が遠くなる。

ナイトシーンは悪夢だよ。スタッフにとってはね。




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買っちゃったよー、ABT、ドンキのカレーニョ、追加。
ああ^~-~
衝動的にカレーニョさんが見たくなった~
アンヘル、カレーニョという豪華ドンキ・リレーじゃ。
ゴメス君はいったいどこに出るんじゃ。見たいのに。

ロイヤルの金髪碧眼のダンサーを堪能した後に、ABTのラテンのこってこてのすごい筋肉のダンサーたちだと違うだろうなあ~
あー楽しみじゃ。




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暇な娘が「白鳥の湖」オリジナル着信音を作ってくれた。2幕のハクチョウたちの群舞開始の部分、4小節。
レ♭レ♭ミレ、レ♭レ♭ミレ、♭レレファ♭ミ♭ミレレドドシ、
ありがとう~ 


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どうでもいい話。
さっきWOWOW でやってたジャッキー・チェンの「上海・ナイト」、NGシーンの中にジャッキーの携帯がなってNGというのがあったが、そのメロディが「スワンレイク」のGFが鳴らす音といっしょでした。
日本みたいに着メロが際限なくあるわけではないのだろうか。

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ローラン・プティ『アルルの女』
L'Arlesienne
(1974)
[出演]イザベル・ゲラン
   マニュエル・ルグリ
   パリ・オペラ座バレエ団

[振付&演出]ローラン・プティ
[装置]ルネ・アリオ
[衣装]クリスティーヌ・ローラン
[音楽]ジョルジュ・ビゼー『アルルの女』第1組曲&第2組曲
[指揮]エマヌエル・ヴィローム
[演奏]パリ・オペラ座管弦楽団及び同合唱団
[収録]1997年パリ・オペラ座ガルニエ宮
   約47分



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 放送日:3月19日(土)14:00~

[出演]オーレリ・デュポン(キトリ)
  マニュエル・ルグリ(バジル)
  デルフィーヌ・ムーサン(森の女王)
  ジャン=ギヨーム・バール(闘牛士)
  マリ=アニエス・ジロ(街の踊り子)
  クレールマリ・オスタ(キューピッド)
  ジェレミー・べランガール(ジプシー)
  ジャン=マリ・ディディエール(ドン・キホーテ)
  ファビアン・ロケ(サンチョ)
  ローラン・ケヴァル(ガマーシュ)
  アルノー・ドレフュス(ロレンツォ)
  ヴァネッサ・レガシー&マリ=ソレーヌ・ブーレ(2人のジプシー)
  パリ・オペラ座バレエ団

[振付&演出]ルドルフ・ヌレエフ
[原振付]マリウス・プティパ
[原作]ミゲル・デ・セルバンテス
[装置]アレクサンドル・ベリエフ
[衣装]エレナ・リフキナ
[音楽]レオン・ミンクス
[編曲]ジョン・ランチベリー
[指揮]エルマンノ・フローリオ
[演奏]パリ・オペラ座管弦楽団
[収録]2002年4月パリ・オペラ座バスティーユ

ルグリ、オレリーのドンキホーテ クラシカジャパンで放送。
やっぱ画質はDVDの方がぜんぜんいいですね。スカパーもデジタル化しないと時代に乗り遅れるね。

ルグリはやはりぜんぜん違う。すすすすっばらしい。
オーラが違うのよね。
踊りも違う。

振付改訂がヌレエフだからダンサーに厳しい感じだ。





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