子どもの姿勢は、生涯万病のもと! 元気でかしこい子どもに育てるために

子ども姿勢を要チェック　　その２

　

　子どもの日常に見られる姿勢（Ｏ脚・Ｘ脚・内股・偏平足等）をチェックしましょう。


　近年、ますます外遊びの不足している子どもが増えています。








　せめて夏休みだけでも、裸足かサンダルで歩き回る環境を作ってあげましょう。


　砂浜やでこぼこの地面を歩いたり…


　山登りなどの運動によって足のゆびに力がつき、体のゆがみや偏平足が防止できます。






　普段から意識して平坦なアスファルトの道を避けて歩くこともいい方法です。


　人間本来の正常な歩行が身につき、姿勢も改善されていきます。





　正しい歩行はかかとから着地し、小ゆび力をかけ、最後に親ゆびで蹴ります。


　その蹴りを生むために、足のサイズに合った多少重めの靴を選びます。


　そうすることで、外反母趾を防げます。




　成長期の子供の骨は、毎日、リモデリング（再構築）されています。


　勉強だけでなく運動のバランスも考えた日常生活を送ることで正常な骨格と強い筋力の発達がうながされ、


　正しい姿勢が身につくのです。

子供姿勢は、万病の元！ 元気でかしこい子どもに育てるために

　　

子どもの姿勢を要チェック！　　その１

　　肩こり、腰痛、頭痛は大人だけではなく、当然子どもにもあります。また、ぜんそくやアトピー性皮膚炎・


アレルギー性鼻炎などは子どもにも多いものです。そして、その原因は骨格や体のゆがみから引き起こされる


ことを、ぜひ知ってください。


　　ゲームやパソコンの長時間の使用で視力が低下し、猫背になり、心にイライラが生じ、集中力を


欠く子どもが増えてる現状をしっかり把握してください。


　　デスクワークなどで前かがみの姿勢を長く続けると、首が頭の重さを支えようとして肩を


引っ張り、肩こりの原因になります。だから、良い姿勢を保って勉強するには、


人間工学的に考案された机や椅子を選ぶ必要があります。