好奇心全開!!遊行期を遊ぶ

 遊行期も今から上り坂、やっと命の不思議に目覚めたような感じです。
 玄牝の門を敲きます。

『 見せかけの枯木に疼くいのちの芽 林住期道楽交心ws0403』

2014-06-26 18:37:01 | 一休さんを遊ぶ

★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 林住期道楽交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★





 雲人さんより、

★★★ 『 大馬鹿の真似して紫陽花喰うてみる 』林住期道楽交心ws0307 へどうぞ!!! ★★★
♪♪♪ http://smcb.jp/_ps01?post_id=4353328&oid=58984


 へ交心をもらいました。
 凡愚老仁の独り善がりの一休さんの詩読み込みの言葉遊びですけれど、交心もらうと、いよいよ連想も広がって、好色の根源的な原点へ下降していきたくなります。



 一気に『理趣経』へ落下してしまって、迷宮を彷徨ってしまいましたが、老残厚顔の功徳、然り、然り、と肯いて、一休さんの根源を覗き込んだような気になってしまいます。
 20年入唐予定の空海さんは、「おまえが来るのをぼくは待っていたんだよ」という恵果さんに出会って、吽吽、吽吽と、みるみる恵果さんの観頂をマスターしてしまいました。「おまえにぼくのものはみんな伝授したよ。日本で広めてくれ」といわれて、空海さんはもう唐に学ぶものはなくなったので、2年で帰国することになります。2年で密教の中の密教をマスターしたんです。すごいですね。けれどこれは勅命違反だから死罪に値する暴挙だそうです。幸運にも恵まれて空海さんはこの大障壁を突き破ります。さすが南無大師遍照金剛さんですね。
 先輩の最澄さん一緒に入唐しますが、特別留学だから一年で帰国していました。空海さんが持ち帰った本の目録を見てびっくり、どれもこれも読みたくなります。延暦寺のボスが無名の空海さんの観頂を受けるんです。けれど『理趣経』はついに見せてもらえず、空海さんとの決別事件となりました。それほどの秘本だったんですね。
 今じゃ凡愚老仁でも文庫本で読めるんですけれど・・・



 秘本手に心ざわめく天の川   仁


 谷神死なず命爆発



 一休さんは12歳で維摩教の神髄を直感しましたから、『理趣経』にも早い時期に出会って、マスターしていたのでしょうね。空海さんに比肩できる神童だったのでしょう。
 楽楽と維摩居士さんをも生きるのですから・・・












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★ 林住期道楽交心ws0403

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見せかけの枯木に疼くいのちの芽

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 > 枯木とは 見せかけなるぞ 夏の蝶   雲人


 心燃ゆれば命も燃ゆる   仁



 雲人さん、いつも交心とサポートありがとうございます。


 見せかけの枯木に疼くいのちの芽   仁


 倚りくる蝶と光交合
 



★ 仁訳超好色0233w01『 佛交露柱一同途 』ws0403

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佛交露柱一同途 

邪法此時難得扶 

栄衒徒似作家漢 

佛法胸襟一点無

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 洛下に昔紅欄 古洞の両処有り。地獄と曰い、加世と曰う。また安衆坊の口ホトリ、西の洞院に諺に所謂小路なる有り。歌酒の客、此の処を過ぐる者、皆風流の清事を為すなり。今街坊の間、十家に四五は娼楼まり。淫風の盛んなる、亡国に幾し。噫、関ショの詩、想う可き哉。嗟嘆するに足らず。故に二偈一詩を述べ、以て之を詠歌して曰う。頌に曰う


 仏、露柱に交わりて一つに途を同じくするも、
 邪法は、此の時、扶くるを得難し。
 栄衒の徒、作家の漢に似たるも、
 仏法は、胸襟に、一点も無し。



仁訳
 仏と柱が交わって、一如、同じものになることはあることだけれど、
 それを男と女にも当てはめる邪な考え方は、もう救いがたいものだよ。
 見栄を張るばかりの衒学者たちは、見た目には悟った風をしているけれど、
 仏法のひとかけらも、この人たちの心には在りはしないよ。



 ※ ここに云う邪法とは、平安時代から栄えた、男女の交情を趣旨とした立川流真言密教を指すと思われる。(石井恭二『一休和尚大全』p49)





 一休さんの逆行は、菩薩の無相の閾へ突きぬける命解放の探求だったと感じます。単に性の解放にとどまりません。『理趣経』の「妙適清浄句是菩薩位・・・」は菩薩を生きるということで、一休さんは純一にその無相に到達しようとしているのでしょう。
 一休の号を与えた華叟さんは一休さんの逆行を知って、自分を超えたと考えたのではないでしょうか。そして一休さんなら性を超克できると信じたのでしょう。それくらい一休さんは、禅をも、時代をも、突きぬけていたのでしょう。「一休」の号はその超克した無相の閾を開示しているのだと感じます。
 『理趣経』を空海さんも最澄さんに貸さなかった秘本にしたのも、最澄さんでさえ超克できないと判断していたのでしょう。最澄さんも凄いです。その『理趣経』が読みたくて、後輩の空海さんに弟子入りするのですから・・・。一休さんはその『理趣経』を超克しようとしていたのでしょうか・・・。


 <婆子焼庵>の「枯木寒厳に倚って、三冬暖気なし」は、小乗を超えて菩薩道を生きよ、と一休さんはいっているのでしょうね。



 観自在水の惑星七変化   仁


 人肌温く命は熱く



 「落胤」を隠して生きなければならない一休さんに残された道は、<達磨をも奴となす>道しかありません。一休さんは逆行三昧の中でその超人的な達磨超克の道を見つけ出し、実践し、創造していくのです。達磨をも超克し、将軍をも超克し、天皇をも超克し、無位の超真人と化身していくのでした。


 炎天や弥勒の化身ただの人   仁


 金剛薩埵も女に蕩く






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