逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

ポルノ化するメディアの「自主規制」(自己検閲)

2016年09月17日 | 社会
『アメリカ史上 最低最悪の泥仕合』

『トランプ氏は「国家の恥」で「最下層民」 パウエル元米国務長官のメールが流出』
2016.9.15 産経ニュース
パウエル元米国務長官が6月に元側近に宛てたメールが流出し、米大統領選の共和党候補トランプ氏を「国家の恥であり、国際社会の最下層民だ」と酷評していたことが14日、分かった。複数の米メディアが報じた。
パウエル氏側は、流出したメールが同氏のものだと認めた上で、サイバー攻撃を受けたとしている。
今回流出が判明した別の8月のメールでも、人種差別を助長しているとトランプ氏を批判し「共和党と貧しい白人層の最も悪質な部分にアピールしている」と指摘した。

民主党候補のヒラリー・クリントンに対しても手厳しく、昨年8月のメールで『その傲慢さですべてを駄目にしている』と指摘した。(共同)


『日本の恥、最下層民の産経新聞らしい姑息で愚かしいインチキ印象操作(世論誘導)』

今回の共同通信が9月15日に配信した産経ニュース(Web)記事ですが前半の黒字部分は通常と同じ設定である。
ところが、なぜかヒラリー・クリントンに触れた最後の1行だけが絶対にコピペが不可能な設定になっているのですから不思議である。
猥褻だとして一部をぼかしたりモザイク加工するポルノ画像と同じ発想なのですから情けない。産経新聞が密かに行っていたペテン臭いインターネットの隠蔽操作ですが、真実かどうか読者諸氏も御自分で一度試してください。(★注、現在は正常に戻っていてコピペが可能)
日本の低能右翼マスコミの代表であるけち臭い産経らしい姑息で愚かしい印象操作(世論誘導のプロパガンダ)と言えばそれまでですが、そもそも日本の知的最下層民が対象の産経新聞の読者で今回の米大統領選の有権者はいない。
たぶん、この『最後の1行』部分が今回のお馬鹿ニュースでは最重要であると思えるので仕方なく自分でタイプし、色も強調する目的で黒から赤字に変換しています。

『大本命のクリントン候補と、最初は泡沫候補だった大穴のトランプ候補』

アメリカの大統領選ではファーストレディや国務長官など要職を歴任したヒラリー・クリントンが今まで終始リードしている絶対的な大本命候補だったのです。
それなら産経ニュースの本来の正しいタイトルは『トランプ氏は「国家の恥」で「最下層民」 パウエル元米国務長官のメールが流出』ではなくて、『クリントン氏は「その傲慢さですべてをだめにしている」 パウエル元米国務長官のメールが流出』である。
日本のメディアが隠して置きたいクリントンの悪しき評判(行状)ですが、本物のパウエルのメールではトランプ批判の部分よりもクリントン批判の方がメインであり『うすのろでエロ狂いの夫』とか『柔軟性が無い』、『抑制が効かぬや野望』などと頭ごなしに罵倒している事実をアメリカ3大ネットワークの一つであるCBSテレビが既に全米で報道しているのですから『あとの祭り』状態である。
いくら産経新聞など日本のメディアが何時ものように忖度して、先回りして自主規制(自己検閲)して不都合なニュースを読者の目から隠しても、これではクリントンは勝てないでしょう。


孫崎 享 ‏@magosaki_ukeru
ヒラリー:パウエルの14年メール:内容はもっとどぎつい。
「彼女尊敬する友人だが投票したくない。70歳(そのママ)、抑制きかぬ野望、柔軟性ない、家には今だにうすのろの美女達と性交する夫(with a husband still d**king bimbos at home、CBS
孫崎 享 ‏@magosaki_ukeru
今回の”ゴシップ”は
①発信元がパウエル元国務長官、
②パウエルはヒラリー支持表明、実際はクリントン夫妻軽蔑
③報道がCBSで米国国内に広範に拡散、
④メール現物写し読む等米選挙戦に影響あると判断したので流しました。品ない情報は認めます。
孫崎 享 ‏@magosaki_ukeru · 3時間前
米国大統領選、一段と接戦模様。RCP実施の各種世論調査平均ヒラリー45.7%、トランプ44.2%、
ヒラリー健康問題浮上の11日以降だけの調査はFOXのみ、ここではH45、T46と逆転。大統領選挙のカギ握る選挙ごと党派支持揺れる州、フロリダ、オハイオ、アイオア等Tリードの州出る



『FBIもスノーデンも進言、ノートブックのウェブカメラはシールで隠せ』2016年09月16日Sputnik

米連邦捜査局(FBI)はコンピューターのユーザーらに自身とその近しい者たちをハッカースパイから守る目的でウェブカメラのレンズを覆うよう呼びかけた。15日、インディペンデント紙が報じた。
FBIのコミ長官が自らハッカーの追跡の脅威を語り、カメラをシールなどで封印することは今ユーザーができる「最も合理的なこと」と話している。長官は国の施設は全て特別のシールでウェブカメラを覆い隠しており、一般市民も同じようにカメラを隠すよう呼びかけている。 元国家安全保障局職員のエドワルド・スノーデン氏もオリバー・ストーン監督の映画「スノーデン」の封切を翌日に控えて行なったインタラクティブ記者会見の中で、ユーザーらにサイバー安全保障の助言を行い、パスワードの使用のほかにもPCのウェブカメラをシールなどで覆うよう勧めている。



先に明らかになったのは、フェイスブックの創業者マーク・ザッカーバーグ氏は、自身のノートパソコンのカメラとマイクをテープで塞いでいる。

『ロシアのハッカー、反ドーピング機関に攻撃  リオ五輪選手の機密データ流出』 日本経済新聞2016年9月16日(金)

【ロンドン=共同】世界反ドーピング機関(WADA)は13日、ロシアのハッカー集団がリオデジャネイロ五輪に関わる選手の医学的情報など機密データをインターネット上に流出させたと発表した。
集団はさらなる情報流出を予告したという。
リオ五輪の体操女子で金メダル4個を得たシモーン・バイルス(米国)女子テニスのビーナス、セリーナのウィリアムズ姉妹(米国)らの『治療目的で薬物を使った』薬物疑惑が浮上した。
WADAのニグリ事務総長は、ロシアと確認したとし、声明で「このような犯罪行為によって選手の秘密情報が脅かされる事態を深く憂慮している」と非難した。
ロシアはWADAの認定により陸上チームがリオ五輪に出場できず、リオ・パラリンピックでは選手団全体が全面除外された。(抜粋)

『WADAはスノーデンの警告を知らなかったのだろうか。?』

そもそもアメリカは世界中のすべての通信に不正にアクセスして傍受(ハッキング)していたことは既に元CIA職員のスノーデンが明らかにしているので今では世界中の人々が知っているのです。
国家ぐるみの組織的ドーピングと認定したWADAですが、その根拠は事実上アメリカに亡命したロシア人2名の証言以外には他に有力な証拠が何もない杜撰極まる代物で、IOCからも非難されているのですが、今回アメリカのバイルス選手は『子どもの頃からルールに基づいて薬を服用している。』とはっきりドーピングしていた事実を表明しているのですから100%アウトですよ。ドーピングは単なる口実でありアメリカによるロシア叩きのよこしまな企てである。
そもそもインターネットはワールドワイドな世界であり、基本的に機密は守れない。本物の機密情報は昔ながらの手紙とか口頭での伝言のようなローテクが確実である。
今回のような無国籍で愉快犯的なハッカーによるメールの公開に対しては防ぎようが無いと心得るべきであろう。WADAですが、ロシアに責任転換する姿勢は無責任の極みである。

『ハッキングではなく正義感からアメリカ情報部の極秘情報をリーク(内部告発)したスノーデン』

ファーストレディから上院議員になったヒラリー・クリントン元国務長官はハッキングによる私用メールの流出で窮地に陥った。
ところが、もう一方のアメリカ軍トップの統合参謀本部議長から国務長官になった生粋の職業軍人であるコリン・パウエルの場合には逆に、ハッキングを逆手にとって最も危険な『戦争屋』のクリントンを叩く(当選を阻止する)目的で意識的にメールを流出させた可能性も十分にある。
アメリカ大統領とは世界最強のアメリカ軍の最高司令官でもあるが、(全員でトランプを叩くマスコミとは大違いで)軍人や退役軍人では圧倒的多数がネオコンや軍産複合体に近い(無謀なイラクやリビアの戦争を始めた)特権階級の危ないクリントンではなく実業家のトランプを支持しているのです。

『米TV、ヒラリー・クリントン氏が死去と誤報(動画)』2016年09月15日Sputnik

ニューヨークのテレビ局ABC7が、民主党推薦の米大統領候補、ヒラリー・クリントン氏が死去したと誤報した。TV報道のビデオの一部はポータルMediaite.comに掲載された。司会者のジョー・トレス氏は番組のはじめに「緊急ニュースです。ヒラリー・クリントン氏が急死しました」と切り出したあと、クリントン氏の主治医は肺炎と診断したと伝えた。トレス氏はこの後、クリントン氏の容態について他の報道関係者と討議しはじめた。 誤報ビデオはすでに数百万人が閲覧した。多くの視聴者はすぐにこれは単なる言い間違いだと気づいたが、中には報道側が事実を隠蔽していると疑う市民もあった。
前に伝えられたところによると、2001年9月11日のテロ追悼記念イベントで具合を悪く感じたクリントン氏は予定より早く式典を後にした。

『米大統領選、最新世論調査ートランプ氏、クリントン氏を約5%上回る』2016年09月15日Sputnik

米大統領選共和党候補のドナルド・トランプ氏の支持率は、民主党候補のヒラリー・クリントン氏を4.7%上回った。最新世論調査のデータが示している。南カリフォルニア大学(USC)Dornsifeとロサンゼルスタイムズ紙が実施した調査結果によると、ほぼ47%の回答者がトランプ氏を支持、42%がクリントン氏を支持支持した。 トランプ氏は11月8日の投票日まで2ヶ月を切った現在、2日連続でリードしている。また、両者の差はさらに開いたという。

『暑さ?の中で何故か ぶ厚い長袖の上着を着ていたヒラリー・クリントンの異様さ』

9・11事件15周年の式典で倒れたクリントンですが、快適な気温だったのに公式には『暑さによる脱水症状』だと発表されているが自力ではまったく歩行できない状態だったのですよ。
当日の服装はぶ厚いスーツ姿だったのですから『暑さによる脱水症状』の信憑性は限りなく低い。(着ていたぶ厚い長袖の上着を脱ぐのを忘れるほど意識が混濁していたのか)
アメリカの有権者では公式発表されたクリントンの健康を信じているのは4割程度。体調発表を信じていない方が多いのです。
クリントン陣営の『健康問題はない、大丈夫だ』との公式発表ですが、ほぼ真っ赤な嘘で、間違いなく重篤な難病か薬物中毒である。(スプートニクは『専門家:古代であればヒラリー・クリントン氏は病気が原因で殺されていた可能性がある』との不吉な記事を書いている)
誤報だとされた米ニューヨークのTV局ABC7の『ヒラリー・クリントン氏が死去』が瓢箪から駒で、現実化する可能性もあるのですから怖ろしい。



『「アレッポって何?」アメリカ大統領候補の無知さに司会者が唖然・茫然 「本当に知らないのか…」』 

米大統領候補「アレッポって何?」
2016年09月09日Sputnik
米大統領選リバタリアン党候補のゲーリー・ジョンソン氏がインタビュー中、テレビ局MSNBCの記者にアレッポとは一体何かと尋ねた。
テレビ局の記者が次のような質問を投げかけた。 「大統領に選出された場合は、アレッポのことで何をなさるおつもりですか?」
すると元ニューメキシコ州知事のジョンソン氏は次のように答え記者を当惑させた。
「ところでアレッポとは何だい?」
「冗談ですよね?」
「いいや」
「アレッポはシリアにあって、難民危機の震源地です。」
ここでジョンソン氏は理解し、状況を変えようとして次のように述べた。
「ああ、わかったわかった。シリアに関していうと、あそこでは大混乱が起きていると思う。シリアに関する問題解決の唯一の方法は、外交ルートを通じこの件を終わらせるため、ロシアと力を合わせることにあると思う。」
インタビュー後の放送ではジョンソン氏の言葉について討論され、記者らは同氏の「外交政策の分野での無知」を非難した。

『誰がアメリカ大統領になっても良くならない。しかし逆に損害を天文学的に増やすことは簡単に出来る』

史上最低の泥仕合に陥った二大政党の大統領候補はクリントンもトランプも同じで、それぞれ過半数以上の市民が大統領になって欲しくないと答えていて、民主党共和党以外の第三党への期待度は今まで以上に盛り上がって1割を超えていた。ところが、その第三党のリバタリアン党のジョンソン元ニューメキシコ州知事の無知蒙昧ぶりには全員開いた口がふさがらない。
アメリカでは高等教育を受けた層でも米軍が攻め込んだイラクやアフガニスタンの正しい位置を6割が知らないのですから呆れ果てるが、なんと大統領候補でも五十歩百歩だった。(アメリカの一般市民層の過半数以上は進化論などの科学の正しさを認めす地球や人類は4千年から6千年前に出来上がったと信じていて、五割はニューヨークの正しい位置を知らない)


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lunaさん、ご苦労様でした (宗純)
2016-09-17 15:53:07
わざわざ、コメント有難う御座います。

私も改めて試してみましたが、コピペが可能。現在は正常に戻っています。
この記事をアップしたのは昨日の午前中で、この時は何度トライしても最後のクリントンに触れた1行だけが空白になる特殊な設定だったのですから面白い。
見え見えで露骨、あまりにも低能のネットウヨ相手のお馬鹿な産経らしいのですから愉快である。
不思議な隠蔽工作を止めた原因ですが、読者数が1日数千人程度のこの『逝きし世の面影』が指摘したからではなくて、
たぶん孫埼享が指摘したように肝心のアメリカ国内ではアメリカ3大ネットワークの一つであるCBSテレビが既に全米で報道しているのですから『あとの祭り』状態。隠しても何の意味も無いです。
いくら頭が空っぽでも、無駄だと悟って止めたのでしょう
返信する
2016.9.15 産経ニュース (luna)
2016-09-17 14:57:33
9月17日15:00現在Firefox48.0.2で閲覧こぴぺできます。
ここに書かれて止めたか、Firefoxには無効だったか?
返信する
候補が病身なら大敗するが、死ねば弔い合戦で大勝する (宗純)
2016-09-17 11:48:08
讃岐人さん、コメント有難うございます。

政治家の病状は」トップシークレットでギリギリまで隠した結果よけい症状が悪化。、明るみに出たときは末期に近く、すぐ死亡する例も珍しくない。
倒れた後のクリントンの記者会見では影武者説まで出てきているが、確かに行動が怪しいのです。
マンションの玄関で、野外での太陽の直射を避ける濃いサングラスをしていたのですよ。目がうつろだったのを隠していたのかも知れないが、自分が死んだことを伏せた武田信玄の故事を思い出す話です。

東京知事選で野党統一候補の鳥越俊太郎は、前回と前々回にも出馬して次点となった社共など左翼統一候補だった宇都宮の得票率よりも0・43%しか上乗せ出来なくて惨敗している。ほぼ誤差の範囲で『同じ』なのです。
この原因で一番大きかったのは矢張り76歳の高齢で明らかに健康面で不安があった。
そのまんま東ははっきりと、『ヨボヨボだった』と言っています。
そもそも任期満了なら80歳ですよ。しかも病み上がり。
日本でも選挙戦の途中で死亡して、弔い合戦で大勝した例は数多いが、これは本人が死んだからですよ。
逆に、生きていたのでは勝てないのですから怖ろしい。

現職の松岡農林水産大臣が変死した第一次安倍内閣ですが、後任の赤城大臣は外遊から帰ってから一時行方不明になるが、よれよれのしわだらけのスーツ姿で、顔に絆創膏を貼って『何でもありません』と繰りかえす。
ほぼ野宿していたホワイトカラーのホームレス状態だったが、
たぶん、閣僚が死んで弔い合戦の総選挙になることを赤城大臣は恐れたのですよ。
もちろん閣僚の死よりももっと効果があるのは首相の死であり、
施政演説を済ました直後に下痢で政権を放り出した安倍晋三ですが、たぶん、その事実に突然気が付いて、震え上がったのです。怖さのあまり小便どころか、ウンコまで漏らしたのです。
イギリスの高級紙のテレグラフでは早速、バイデン副大統領とかサンダースをクリントンの後釜に考えているのですが、無理やりにも大統領選を強行して当選させて、直後に副大統領が昇格するという場合も考えられる。
しかしこの場合には、櫻井ジャーナルが指摘しているように、
1901年9月にウィリアム・マッキンリー大統領が暗殺されたことを受けて副大統領から大統領へ昇格したシオドア・ルーズベルト(棍棒外交)、
45年4月にフランクリン・ルーズベルト大統領が執務室で急死したことを受けて副大統領から昇格したハリー・トルーマン(原爆投下)、
63年11月にジョン・F・ケネディ大統領が暗殺されたことを受けて副大統領から昇格したリンドン・ジョンソン(ベトナムへの本格的軍事介入)、
74年8月にウォーターゲート事件でリチャード・ニクソン大統領が失脚した後に継いだジェラルド・フォード(ネオコンの台頭とデタント派の粛清)といった例もある。
ろくな先例がありません。
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Unknown (讃岐人)
2016-09-16 18:52:31
オバマ大統領は「国家準備月間」で予告したように、大統領令を布告して、トランプ阻止のために何かやるのではないでしょうか。
ヒラリーも死んでいる可能性があるし。
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